2016年8月30日火曜日

【ねぶたい】一日

こんばんは、たっちーです。

飲んでますか、ヘパリーゼ。
ちなみに私は、大好きながらお酒に強くないので、呑んだらすぐ眠くなってしまいます。
酒どころ高知で、下手に「飲めます☆」なんて口が裂けても言えません。

生ける屍?

さて、一泊二日の予定だった協力隊の交流会が日帰りになったため、今日という一日がぽっかり空いてしまいました。
何をしようかしらん、とあれこれ算段しておったのに、洗濯と掃除を済ませてウトウトしているうちにあっという間に午後になっている。

ひたすら【ねぶたい】。。。
てんで、本日の高知ことば【ねぶたい】は、【眠い】の意味で使われる形容詞です。
 例)きにょうは遅くまで飲んじょったき、ほんに【ねぶたい】!
青森の某お祭りとは無関係であります。

あかん! このままじゃクズな一日になってしまう!
と焦って本を読み始めます。
まずはこちら。

集まる”人”とはすなわち誰か

まちに賑わいを取り戻すためには何ができるか、あるいはどういうアプローチが可能かという半ノウハウ本です。
全国の事例が豊富に乗っていて、「こんな発想もあるのか!」と非常に勉強になりました。
例えば「マイナス要素をプラスに変える」といった着想からすると、豪雪地帯の新潟県五所川原では、厄介者扱いされていた雪を使って「地吹雪体験ツアー」を行っています。

地元の方にとっては当たり前のものでも、外の人からみたらとても魅力的に映るものは案外たくさんあるのです。

続いては、こちら。

大正図書館よりお借りしました

NPOを中心として近年注目を集めている「コミュニティ・ビジネス」の入門にぴったりの一冊です。
いわゆる「社会企業家」とは何たるやをわかりやすく説明しておられるのですが、筆者が大学の先生というお立場からか、ずぶっと深いところにはいかず少々物足りない印象もありました。

最後は、こちら。

シリーズは色々あります

随筆がとても好きで、アンソロジーを見つけてわくわくをしていたのですが、高知に移住したからにはやはり酒場は外せません。
もともと好みだったコミさん(田中小実昌)、春生さん(梅崎春生)の作品をさっそく読み、続きが楽しみなところです。

さらに夕方訪れたは、喫茶店「どなあ」さん。
先輩協力隊員に前々からオススメいただいていたお店を、念願叶っての来訪です。
賑わってます

雰囲気はもちろん、ママさんの接客、コーヒーの味ともにまったりと楽しめる素敵なお店です。

水出しマシーン☆

やはりコーヒーというのは精神安定上良いもので、次はモーニングに来たいなと思います。

タンザニアをいただく


肉! 肉! 肉ぅ!

続いて向かうは、窪川っ子の台所「満州軒」さんであります。
何のためって?

窪川で5年以上の歴史を持つ、8月生まれが合同で誕生日を祝う「8月会」に参戦するためであります。

すてーき!

はじめに、特別メニューのステーキがどどん!

ステーキ用のタレにつけます

こんなに厚いのに、とってもやりこくて、うまうま。

もりもり

ソーセージ、せせりといったお肉がどんどこでてきます。

満州軒名物

肉を頼むと野菜がわんさかでてくる満州軒では、お馴染みの蒸し焼き。
しんなりしたキャベツ、ニラ、もやしがいい味出しています。

びいるにしゃんぱん

プレゼント交換会では、生まれた日の順に豪華なプレゼントが行き渡ります。

この組み合わせって、、、

私はペンネと携帯用トイレのセットをいただきました。どゆこと。

そして2軒目は安定のコールマンさん。
シャンパンの差し入れをいただき大盛り上がりです。

しゅわしゅわ

私はパインジュースに少々注いでいただきました。
さらに、特製ケーキも登場。

完成度高し

誕生日ケーキって、どうしてこうも美味しいのかしらん。
うまうま、幸せ。
ちなみに8月会には、なぜか8月生まれ以外の参加者も多数であります。

そこの貴方もぜひ一度、飛び入り参加はいかがでせう?

「無手無冠・オンラインツアー」最終回

〜企業そのものが地域の宝になる〜

毎度お馴染み流浪の連載、今回はいよいよ最終回であります。
最近、ダバダ火振をあちこちで飲んでそのファンぶりをアピールしていたら、無手無冠さんの回し者かと疑われるようになりました。
だって美味しいんだもん、仕方ないのです。

「どなあ」さんにもミステリアスリザーブが

日本酒がメインであった無手無冠さんが、「ダバダ火振」を造り始めたのは昭和59年のこと。
四万十大正の一大産物だった栗を有効に活用しようと始めた栗焼酎造りは、決して一筋縄ではいかなかったといいます。
焼酎文化のなかった高知にあって、当初は全く売れなかったものの、県外におられた旧大正町出身者のリストを元に往復はがきでダイレクトメールを出し続けたそうです。

今では全国にファンがいる

そんな中、17年前にJALの機内販売で取り扱われるようになると、1万本が2ヶ月でなくなるほどその人気はうなぎ上りに。

大正の栗の生産量が激減してしまった今でも、地域の米を使った日本酒も含め、ひたすら「地のものによる、地のための酒づくり」を追求しておられます。

全国のファンのために

番頭さんからも、「四万十の酒蔵として、地域に根ざし、これからも四万十川の環境保全や改善を提唱しながら、芯のあるブレない地酒造りに徹して参ります」とのメッセージが。

存在そのものが地域貢献になる企業は、そうそうないと思います。

ほんじゃーに!

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