2016年8月19日金曜日

たまには【ごちごち】考えるのもえい

こんばんは、たっちーです。

干してますか、タケノコ。
ちなみに私は、高知に来るまでタケノコも乾物になるということを知りませんでした。
水に長時間つける、あるいは茹でる、で調理するのには結構手間がかかるんですが、戻したものはメンマともまた違う不思議食感で美味です。

チリンチリン(音声提供:チュートリアル徳井氏)

昨夜のアルコール効果(?)か、ブログを更新してからすとんと寝落ちたらしく、外し忘れたコンタクトレンズで目がカピカピの朝であります。
何もコンタクトまで干されんでもよかろうに。

乾物ってたいてい野菜=好き

乾物といえば、今日の勤務先「大正駅前にぎわい拠点」でも四万十産の乾物を販売しています。
大正は下津井(私が自力で決していけないクネクネ山道の先!)地域のお母さんグループによる手作りの品で、定番のシイタケや大根、ずいき(サトイモの茎)にワラビ、ひき割り(きび)など品ぞろえは多数。

ひき割りは塩とお米に混ぜて炊き、
甘みが増す

しかし、お母さん方のグループ名「下津井いきいきやる鹿な猪(しかない)」って絶妙ですよね。
気合いが伝わりますし、何せここいらで冬の鍋といえば猪肉を用い、対鹿事故もままあるとのことですから・・・(食べたいけど轢きたくはない)。

ちなみに「にぎわい拠点」では、四万十町産製品の展示・販売のほかレンタサイクルもやっています。

アイコンかわいいでしょ

よくも悪くも、ここ土佐大正の駅周辺はタクシーが全く通ってない!
ので、汽車(もう電車とは言わない)を降りて観光しようと思ったら、たいてい徒歩か自転車ということに。

四万十だけど「トーキョーバイク」

中心部のまち歩きも良いですが、道の駅や沈下橋まで足をのばすならやはりチャリンコです。
料金は時間貸しで2時間500円(延長1時間ごとに500円)、1日貸しは当日1500円・24時間2000円。

震度3を観測した当時のブレ

ヘルメットもお貸しするので、車がかっとばす田舎道でも安心です。

「無手無冠・オンラインツアー 」 Vol.3
 〜蒸されたお米はこう化ける〜

毎度お馴染み流浪の連載、今回は日本酒造り編第2弾。

冷まされ、タンクに送られた蒸米は、麹菌を植え付けて培養し、酵素をつくらせます。
すると、その酵素が蒸し米のデンプンをブドウ糖に変える働きをします。
その後、酒母(もと)用の蒸米、酵母、乳酸を入れて発酵させると、ブドウ糖がさらにアルコールへと変化。

むむ、理科の実験みたい(ド文系)。

窯に負けじとタンクもどでかい

酵母菌は酒蔵ごとに異なるので、まさに「ここでしか生きられない菌」、ゆえに「ここでしか作れない酒」ができるのです。

蔵の空気中に漂っているだけでなく、壁や器具・道具にも棲みついているため、建て替えはもちろん壁の内装工事でも影響を受け、酒の味が変わってしまうそう。


昔はこの滑車を使っていたそう

無手無冠さんの蔵も相当年季が入っていますが、だから簡単には建て替えられないというわけ。
そして水は、四万十川水系の伏流水である、酒造の裏山から湧きでているものです。
米しかり、やはり「地モノ」へ徹底的にこだわっておられますな。

目指せ、バンブーマスター


お昼には、大正唯一の鉄板焼き屋「いちかわ」さんのたこ焼きの差し入れをいただき、うまうま。


粉とソースは私を裏切らない


さて午後から取り掛かるは、四万十高校との連携企画のツメ、さらに新企画の構想です。

後者もここ「にぎわい拠点」で活用策のひとつとして、何かしらイベントができないかしらんということで、町の内外の方々を対象としたワークショップを考えております。

何せ、あゆまつり用の竹灯りづくりで獲得したノウハウをどうせなら生かしたいぞ・・・と、貧乏精神が炸裂。
使えるもんは何でも使う。

竹灯りってのはこんなんです

てんで、「"四万十の竹"のキャンドルホルダーづくり体験」教室とかあったら、皆さん興味あるかしらん。
竹灯りはでかいけど、キャンドルホルダーぐらいだったらインテリアにもできる、やも?
などなど、久しぶりに【ごちごち】頭をひねる時間になりました。

というわけで本日の高知ことば、【ごちごち】は【ゆっくり(と)】という意味の副詞です。
 例)忙しいから毎日は無理だけど、たまには【ごちごち】外でランチするのも良いよ~。
高知の県民性として「せっかち」「短気」があげられることが多いですが、ちゃんと言葉はあるのです!

以上、まだまだ構想の「タネ」状態ですので、「面白そうじゃん!」「こんなのあったらやってみたい!」などアイディアやご意見があればぜひ教えてくださいませ。

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