2016年8月18日木曜日

酔っぱらって、【まいた】~!

こんばんは、たっちーです。

捕まえてますか、蟹。
ちなみに私は本日、大正は中津川にてサワガニをひたすら追いかけ、一度捕えたのをまんまと逃しました。

朝からキビシイ愛車(仮)付き合い

普段通り8時過ぎに大正振興局に到着すると、駐車場はすでにほぼ埋まっており、しゃあない外へ止めるかーと諦めかけました。

すると、軽トラのおんちゃんが『もう出すから、ここ停め!』と車を出してくださいます。
『わぁ、ありがとうございます!』
と言ったはいいものの、こちらはもうすでに駐車場から出る体制を整えたところ。

今朝のテンパりとは真逆なのどかさ

こ、ここからどうやって入れればええのん……
しかし、譲っていただいたところを通りすぎるわけにもいかず、空いたところに停めようと方向転換。

む?
むむ?
シフトレバーをガチャガチャ言わせるのが趣味かしらん、てな具合でひたすら切り返す。

ぐ、ぐ、ぐ
ぐぅの音も出ん!!
前も後ろも絶妙なところにドはまりし、お手上げです。

川の神様はペーパードライバーを鼻で笑う

見かねたおんちゃんが、『代わりにいれちゃろか』と神の手を差し出してくださいます。
朝からお世話になります、なむなむ。

水着デビュー@四万十

こちらに来て2週間強、一番もやもやしたのは、きちんと水に浸かれていないことでした。
そこで首を突っ込んだのは、都会の子どもたち向けのキャンププログラム「カエルアドベンチャー」のお手伝いです。

Yeah! これぞリバー遊び!

今回はたまたま同郷・横浜からの小・中学生が、四万十大正は中津川の民家に泊まり、川遊びを中心とした自然に触れ合うというもの。
「お手伝い」の名を借りて、ようやく川へ入れるぅ!
と、朝から服の下に水着を仕込んでいく気合の入れぶりです。

中津川はサワタリ橋へ

川遊びスポットは四万十川の 第二支流、全長約15kmほどしかないという中津川であります。
ぬわぁ、まるで磨きたての鏡のごとき透明度!
子どもよりはしゃいでバッシャバッシャしてしまいました。

麺を流す前から待ち構える子どもたち

さらにお昼は、流しそうめんに冷しトマト、スイカという夏の風物詩オンパレードであります。
たまりませんねえ。

でっかいスイカじゃい

たまらんといえば腕の日焼けでありまして、このブログを書いている今もまだジリジリ熱をもっているという・・・夏の終わる頃にはタドンになるんじゃないかしら。。。

なんにせよ、川遊びという悲願をひとつ達成して大満足でした。

「無手無冠・オンラインツアー 」 Vol.2 

 〜こだわり米で日本酒造り〜

毎度お馴染み流浪の連載、今回のテーマは日本酒造り。
栗焼酎が全国的に知られている「無手無冠」さんですが、なにせ高知は日本酒文化、元々はそちらが本業です。

酒蔵に入ってすぐはこちら

昨日の大きな釜で米を蒸し、冷ました後にタンクへ風で送りこみます。
※8/20 追記
蒸して熱を加えることで、米のタンパク質を分解しやすい形に変化させてやるんです。

さらに「無手無冠」さんは、「米作りから全てやる」という全国でも稀な酒造さん。
食用米で芯白がなく、粘りも強いので元来酒造りには適していないものの、地元のお米ということで「ヒノヒカリ」を使用しています。
※8/20 訂正
酒造りに適しているのは、柔らかく、粒の大きいお米とのこと。またタンパク質は少ないほうが飲みやすい味に仕上がるそうです。

無手無冠さん所有とは違うんですが、
青々と美しい大正の水田

米作りから手がけるようになって、45年以上の歴史があるとのこと。

さらに、和紙を使った環境に優しい無農薬栽培というこだわりようです。
その分、収穫量は農薬使用の3分の1にとどまり、さらに四万十川の水位の影響が大きいため、毎年採れる量にもばらつきがあります。

オリジナル前掛けを念願かなってゲットだぜ

それでも、地元の原料を使ったお酒こそ、うなぎやあゆといった地元の料理に一番合うのです。
そら、おいしいはずだ。

やっぱりビールで〆る夏

川で散々遊びきった後、窪川の焼き鳥屋「古梵」さんへ向かいます。

今日もにぎわう人気店

また呑んどるんかーい!

だって、先日の花火大会の打ち上げにちゃっかりお呼ばれしてしまったのですから、行かないわけには行きません。
水遊びに体力を奪われた体に染み渡るビール、最高ですね。

立派な鮎をごちそうになりました

調子にのっていたら、慣れない一升瓶の「無手無冠」をお酌する際、おちょこからドバドバ【まいて】しまう安定のドジっぷりを披露。
※8/19 追記
【まける】は【こぼれる】の自動詞で、【まく】が【こぼす】の他動詞だとご指摘いただきました。
ひとつ賢くなりました!

焼き鳥屋さんですが魚も美味

てんで、本日の高知ことば【まく】は、液体などを容器から【こぼす】という意で使われる動詞です。
 例)袖に醤油挿しがひっかかって、うっかり【まいた】よ!
標準語でいう【ぶちまける】と類義語といっていいでしょうかね。


こちらをすっかり【まけ】ました、
スミマセン

本日もうまうま、楽しい一日でありました。

ほんじゃーに!

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