2017年3月31日金曜日

【くわい】ちょって

*本日、生きた証*
  AM:大正地域振興局でしっちゃかめっちゃか
  PM:駅前にぎわい拠点でヨムヨム
  夜:大正の盛り場でアワアワ

性格が、もうもう

どもども、たっちーです。

人恋しがってますか、ウサギ。
(普段は)鳴かない・(あんまり)臭わない・(ある程度運動させてあげれば)散歩がいらない、ことから近年、都市部のマンションでも飼えるペットとして人気を博していますが、「寂しすぎると死んでしまう」とも言われます。
小学校の飼育係を含めると15年近く世話をしてきた身としては「案の定都市伝説」であって、基本的には食と住まいが整っていれば大丈夫です。
もちろん、うさぎによっては人懐っこい子もいるし、何しろ可愛いから日々もれなく(望まれなくても)構ってしまうんですけれどね。

日々もれなく、といえば。

毎日コツコツやらなければいけないと頭では分かっているのに、つい「…明日以降の私が何とかする、うん」と未来の自分に丸投げしてしまう作業があります。
例えば、手が届きにくいところの水垢落としとか、花に水を上げるとか。

あわわわ

文書の管理とか。

ねえ。

毎晩ブログを書く約1時間半(で終われば良いほう)があるなら、週に5分でも時間を作って、その週に扱った分の書類を分類、いらんものを捨てたり然るべきフォルダを作って入れたらいいわけです。

わかっちゃいるけど、ようやれねぇ(スーダララッタ♪

しかし本日で平成28年度も終了ってことで、役場も文書管理も一区切り、大正の協力隊としてはもちろん、個人としてもケジメをつけなければなりません。
てんで午前中をたっぷり費やし、ゴシャゴシャになってしまっていたデスクの引き出しと協力隊用キャビネット、もといパンドラの箱をOPENいたしました。

……一体、誰よ! こんなざっとした仕事をしてきたのは!! 怒るよ!!!


現実逃避行

そういえば会社員時代も気づけば周りが紙でいっぱいになって、退職する時にあわあわしたよなぁと残念な感慨にふけりつつ、やらなければいけない『最低限』の水準までどうにか整理し、午後からは大正駅前にぎわい拠点へ。

そこに届いていた段ボールを開けると、「四国ディステネーションキャンペーン」のパンフレットがお出ましです。

しこくるり

です、です、ですてぃねーしょん きゃんぺーん って何ですのん?

ざっくり言うと、全国のJRグループ6社と地方自治体、観光関係の団体等々が協力して行う大型観光キャンペーンのことです。
Destination」(目的地)×「Campaign」(宣伝)の造語なのね。
(「ああ、DCね~」なんて分かったように略語を普段口にしていましたが、いざちゃんと説明ってできなかったかも)

そうだ、四国、いこう。 

じゃない、キャッチコピーは「しあわせぐるり、しこくるり。」
四国4県をぐるりと回った人たちに、しあわせがめぐってくるように……という願いのもと、学(まなび)・観(ながめ)・遊(あそび)・心(こころ)・食(ぐるめ)の5つのテーマごとに観光情報が発信されています。

四国は初めて! の人にとってはもちろん、在住者でも結構便利なパンフレットになっている印象なので、今後少しずつここでも紹介していこうと思います。

ほっとっと

さて、にぎわい拠点には別の冊子も届いておりましたので、併せてご紹介。

安定のブレ

高知で最も支持されている(と信じ込んでいる)ローカル情報誌、「ほっとこうち」であります。
高知のイマが知りたかったら、とりあえずこれを一冊買っておけば大体イケる……というと若干ステマっぽいですが、そのくらい地元密着かつタイムリーな情報が詰まっているのですね。

で、なぜここに届いていたかといいますと。

忘れてた

20周年記念特別号として、県内の市町村ごとに注目グルメをピックアップする「地元民が自慢するウチの美味グルメ」のコーナーで、四万十町のおススメポイントと共に大正の協力隊の写真とコメントが掲載されたからですね。

ちなみに、我々が掲載の飲食店名を決めたわけではありませんので、「来たばっかりの君らに何がわかる!?」というツッコミは受け付けませんYO!

でしょでしょ

けれども、私個人としてもイチオシの純喫茶「淳」さんと、窪川っ子の寄り道スポット・天ぷらの「みなくち」さんが載っていたので、やっぱり~? とも言いたい。

もっとも良い店は他にも色々ありますし、まだ行けていないところもどんどん開発しなければならないのですけどね。
そのためにも、ここ数日はオフトゥンの中でくすぶっていたけれど、うじうじの虫はさっさと【くわいて】、貪欲に活動していかねば!

てんで、本日の高知ことば【くわす】は【つぶす】という意味で使われる幡多弁です。
 例)あっこの出っ張り、危ないけん、はよ【くわいちょけ】や。

ほんじゃーに。

2017年3月30日木曜日

【おりようがない】ってんで

*本日、生きた証*
 終日:引き続き死んでいる

困ったら話題転換

どもども、たっちーです。

ペコですか、不二家。
子どもの頃、孫のように私を可愛がってくれた親戚のおばさんと、時折一緒に外食をするのがとても楽しみでした。
何を食べたかはあまり覚えていないけれど、「駅ビルの不二家レストラン」という店と、その前に立ち、グラグラと頭を動かすペコちゃん人形の記憶は鮮明に残っています。
おばさんが亡くなってから10年以上経ち、自分もいつか彼女のように、親戚の子どもを可愛がる日が来ることを願う日々であります。

なんて、微妙にしんみりした感じの冒頭には、それなりに訳があるのか、ないのか。
ま、そんなこと、どうでも良いですね!
またしてもトイレ・キッチン・ベッドの往復以外何もできなかった、私の今日の過ごし方ぐらいどうでも良い。

ブログの更新を続けていると、「毎日、よくそんなに書くことがあるねえ」と感心していただく機会も増えてきたのですが、呼吸・睡眠・栄養摂取・排泄しか実績のない1日でも文字数を稼ぐことは困難ではありません。
何せ、この世はネタで溢れているからであります。

どこで撮ったっけ

例えば、なぜか居酒屋のトイレに貼られている確率の高い、人生訓の類について。

薄いつもり厚い「面の皮」、浅いつもりで深い「欲望」も捨てがたいですが、長いつもりで短い、しかし、短いつもりで長い「一生」には確かに頷けますねえ。
順風満帆に続いていくと誰もが思っていたのに、突然ぷつんと切れてしまうこともあり、いつ終わってもおかしくないのに、そう思っていたら案外長生きしたりします。

ヒトの一生、それを紡ぐ一日のありようは、誰にもわからないし、どれが正解とも分からない。
周りが何と言おうと、本人が何を信じ、どう考えるかでしょうしね。

赤ん坊よりも長い時間寝て過ごしてしまった日の記事だって、ちょっと枠組みを変えれば何となく深遠な感じが……しない、しないか。 すいません。

シマントマト

と、一歩も外に出なかった今日の私のお腹を満たしてくれたのは、四万十産の完熟トマトです。

じゅくじゅく

四万十町・本堂には、オランダで開発されたという特殊な栽培技術による、「四万十とまと」の巨大なハウスがあります(現地の写真がなくて恐縮ですが)。
ハウスの中は、気温や湿度、二酸化炭素量などがトマトの育成に最適になるよう調整されており、一本の苗から何度も実を収穫するんだとか。

ひとくち齧ると、じゅわっと広がる甘酸っぱさはいかにもトマトらしく、爽やか。
いくらでも食べられるなあ、とほいほいつまんでいたら、たくさんもらったはずなのにすぐに無くなってしまいました。

トマトは大好きだけれど、正直、コスパがよくはないので普段あまり買いません。
が、改めてスーパーを物色して、色々な種類を食べ比べてみようかしらんと思ったり。

【おりようがない】 のはもう今日で終い、明日から切り替えて働きまっしょい!

てんで、本日の高知ことば【おりようがない】は【ひどく疲れたり、しんどくて、普段通りにはいられない】状態を表します。
 例)朝から頭痛がひどくで、【おりようがない】ちや。

だるい怠いダルい、なんて言ったって、言われたって、どうにもならないもの!
ほんじゃーに。

2017年3月29日水曜日

【うそんこ】だよん

*本日、生きた証*
 終日:引き続き、死んだようなもの

すきすきすきすき、すき、すき!

どもども、たっちーです。

ベッドですか、寝床。
生まれてから小学校に入るまでの住処はいわゆる狭小住宅で、あんなところにどうして5人も暮らせたかは未だに不思議なくらいです。
居間は父・母と私の寝室を兼ねていたので、必然的に布団での寝起き、漫画やアニメに出てくるベッドは「自分の部屋」と並び憧れの対象でした。
が、 どちらもいざ手に入ってみれば新鮮なのは束の間で、いつしか当たり前のものとなり、ヒトは贅沢な生き物だなと思います。

当たり前といえば。

ブログを書き始めた昨夏以降、毎日毎日「午前は◯◯へ行き、午後は××をして、夜は△△と打ち合わせ」と行った場所やしたことを書き連ねる行為は、ある種「やって当たり前」と捉えていました。
しかし必ずしも、「何かやった」からといって「書ける」とも限らないし、「書けない」からといって実際に「何もしなかった」とも言い切れないでしょうから、私がいかに「書けない=何もやっていない=クズ」の枠に囚われているかが分かります。

例えばこんな世界もある

どれが正解という訳でもないけれど、日々の行動を目に見える形で残せなければ生きた心地がしないなんて、なんとも息苦しい考え方かもしれません。
あるいは、貧乏くさいというか。

けれど私の場合、数ヶ月に一度くらいのペースでガッと体調を崩して活動停止、自己管理の悪さに毎度懲りることなく落ち込むのです。
(社会人に必須の能力の欠如は確かに大きな問題ですが、)体力・気力の両面で普段ジタバタ動いている分の帳尻合わせといえば頷けます。

無論、他の人に比べて多忙では決してないことを思うと、持ち合わせに見合わぬ欲張りぶりを発揮しているだけなのでしょう。

なんにせよ、慌てない、慌てない。
一休さんの名言を反芻する昼下がりであります。

徒歩、ほ

気力と体力が十分でない、ならば、行きたい場所・やりたいこともセーブしていくしかありません。

放ったらかしにしていた銀行の手続きとか、切れかかっていた洗剤の補充とか、歩いて移動できる範囲に体をおさめてやるべき事をこなします。

でも、楽しいことも一つくらいは取り入れないと。
てんで、寄り道です。

なつかしさ満点

窪川で長く愛される、THE☆まちのパン屋さん「田辺ベーカリー」さん。
この佇まい……吸い寄せられずにいられませうか、と店の中へ。

暗めの店内にペンダントライト、ショーケースに商品名と値段だけがマジックで記されたPOP。

棚に並ぶのも、三食パンにピーナッツコッペ、クリームパンと昔ながらの定番商品。

あれこれ悩んだ末、6枚切りにしてもらった山形食パンと、北海道牛乳クリームと書かれた小ぶりのパンを手に、ホクホクした気持ちでお店を後にします。

あぁ、知っている、この感じ。

そうだ。

あんていかん

それこそ、小学校に入るまで住んでいた家から徒歩10分ほどの商店街に、しばしば母と訪れていたパン屋さんがあった。
ここよりもっと小さく、スタンドに毛の生えた程度の狭い店内に、ラップにぴっちりと包まれたサンドイッチやハンバーガー、菓子パンがずらりと並ぶ。

子どもがひとつ食べ切るのにちょうど良いサイズと値段で、自分たち以外にもたくさんの親子連れで賑わっていた。

別の町へ移ってからも、あそこの「あんドーナツ」の、揚げパンからじゅわっと出る油と、こしあんの優しい甘さが忘れられず、近くを通る機会には立ち寄った。

当時「おじいちゃん」「おばあちゃん」に見えていた店主ご夫婦は、もしかしたらそれほどの年をとっていなかったかもしれないけれど、今頃どうしておられるだろうか。
あれから、さらに遠い所へ引っ越して、いつしか行かなくなってしまったけれど。

私にとっては、そんな記憶を呼び覚ますひとつの装置になった「田辺ベーカリー」も、多くの窪川っ子にとって懐かしく思い起こされる対象なのだろうなあ。

ちなみに先のパン屋があるのは川崎ですが、住んでいた期間は横浜より短かかったので「横浜出身」といっても【うそんこ】ではないでしょう?

てんで、本日は郷愁の(?)神奈川ことば、【うそんこ】は単純に【うそ】という意味で使われます。
 例)お前、ピカチュウ飼ってるって言ったのに、いねえじゃん! 【うそんこ】つくなよ!

ほんじゃーに。

2017年3月28日火曜日

へばったのは【誰なら】

*本日、生きた証*
 終日:死体ごっこ

驚くことなかれ

どもども、たっちーです。

寝太郎ですか、三年。
『でん、でん、でんぐり返って バイ・バイ・バイ』のエンディングが耳に残る「日本昔ばなし」のアニメは、誰でも一度は観たことがあるでしょう。
中でも、内容というよりタイトルが印象的だった「三年寝太郎」は、引きこもりさながら3年間寝てばかりいた男が、日照りが続く村で疫病神として殺されそうになる話です。
しかし、いざその命が狙われた晩、崖の上から岩を落として田んぼへ水を流し、実は3年に渡って村の課題の解決方法を考えていたことが判明します。

寝てばかりいる人も、何もしていないわけじゃない(かもしれない)よ?

といえば。

Q. 今朝、アラームを鳴らしたのは?

A. 7時です。

Q. 実際にベッドから出たのは?

A. 4時です。

Q. えらく早起きですね? トイレですか?

A. いや、えっと、その。
  午後です。

大切なものは睡眠です

Q. は?

A. 午後です、午後4時に起きました。 それから、パンをかじって、9時半に起きました。午後、9時半。

Q. ……

頭痛・発熱・倦怠感 の3種の神器(?)を持ち合わせていなかったら、クズとしか言いようのない休日の過ごし方です。
いや、この3つをコンプリートをしていてもバリバリ働いたり遊んだりする人も少なくない、というのは承知ですが、ワタクシ自分に甘いんですね……

平日休みは全く貴重ではない身ですが、赤子も呆れるほど全力で惰眠を貪ってしまったことを後悔しつつ、久々にぐわんぐわんする頭を抱えて再び夢の中へ舞い戻ろうとしています。
と、布団から這い出せないまま、ブログをパチパチやっているごくどうもんは【誰なら】?

てんで、本日の高知ことば【誰なら】は【誰だ?】という意味で使われます。
 例)昨日、最期に事務所出たんは【誰なら】!? 電気つけっぱなしやったで。

ほんじゃーに。しくしく。

2017年3月27日月曜日

【ゆうばあ】にならんと

*本日、生きた証*
 終日:窪川のまちなかでまったりしたり、ウロウロしたり

またか? またよ

どもども、たっちーです。

ゴホン! ときてますか、龍角散。
弥生の月も残り僅かとなり、先日桜の開花宣言がなされた東京ですが、今日はがくんと冷え込み雪もちらついたとか。
これぞ”なごり雪”かぁと改めて調べてみたら、かぐや姫が歌にするまでこの言葉は存在しなかったそう。
発表当時は、勝手な造語を作られては日本語が乱れる、なんて批判を受けることもあったといい、驚きました。
いずれにしても、日々の気温差が激しい今の時期は風邪に要注意ですね。

風邪といえば。

体の具合が悪い日は、目覚めの瞬間から不調に気づくことも少なくないけれど、物事がうまく流れない日というのは、走り出してみないと中々わからないものです。
どれだけ段取りをして、実行に移そうとしても、思っていたように行かなかったりとか。

癒してくれい

つまり、今日はそんな残念な日だったということですね。
昨日カバンに入れたはずの資料が何故か行方不明、打ち合わせ直前に気がつき、窪川の事務所で急遽印刷をしようとするも、システムの入れ替えのためUSBメモリが読み込まれず断念。

で、慌てて行った打ち合わせは実質、流れてしまうし。

午後のアポも、先方の前の予定が推していたためほとんどお話ができず。

まあ過ぎたことをどうこう言っても仕方なし、(ドジは日常的かつ自分次第だけど)そんな時もあるよねと切り替えるしかありません。

枯れないで、もう少し

先日、お土産にいただいた多肉ちゃんにでも癒してもらいましょう。
緑って安らぎね。

考えるためのインプット

ジタバタしても仕方ない、手元の作業が思うように進まない時こそ、読書にはうってつけかもしれません。
つまり、積読(ツンドク)になりかけている本を早よ片付けよってんで。

意気込みは2冊

稼ぐまちが地方を変える」で知られるまちづくりのプロ・木下斉氏の「まちで闘う方法論」は、この道を歩み始めた高校時代の筆者の疑問に対し、試行錯誤を経た今の筆者が持つ答えを書いたもの。
ボランティアや社会貢献といった側面が強くなりがちな地域活性の現場において、当事者が「飯を食う」ためにはどうすれば良いか、豊富な事例と筆者の経験から生み出されたエッセンスが凝縮された良書でした。

成功例や綺麗事を取り上げるのでなく、こんな取り組みや体制、あるいは心持ちはNG! と、まちづくりのプロセスで避けるべきポイントがたくさん書かれ、とにかくズブズブと刺さるのです。

自分の状況に置き換えるとこうだな、しかし思い当たるアウトポイントが多すぎる……

あれこれメモをとっていたら、もう一冊(「町の未来をこの手でつくる 紫波町オガールプロジェクト」)には行き着かず、こちらはまた後日ですな。

というのも、ことばの一つひとつを味わうブンガクや詩歌とは違って、こういったノウハウ系の本はあくまでも考える・学ぶためのツールであって、読むこと自体を目的化しても意味がないから。

タイム・トリップ or ストップ

なんて、わかったようなフリをしつつ、読書のために訪れたスポットはこちら。

ツタツタツタ

昭和39年の開店以来、窪川で愛され続ける純喫茶・淳さん。
豆をお持ち帰りするお客さんも多いという、自家焙煎のコーヒーの旨さは折り紙つきです。
前回は、ふわふわのクリームがたっぷりのアイスウィンナーコーヒーをいただいたのですが、今日は頭をすっきりさせて本を読みたかったので、ブレンドをオーダー。

頼むよカフェイン

コクがあるのに、口当たりが柔らかくて飲みやすい。
美味しいコーヒーはやっぱりブラックが一番だなぁとしみじみしつつ、それ以上にここの居心地の良さといったら……

ポスターや手書きのPOPで埋め尽くされた店内に、ゆっくりと流れる空気感、マスターご夫妻とお客さんとのやりとり。
ふと気づくと2時間近く過ぎているってんで、さながら時が止められていたかのよう。

コーヒー1杯で長居してしまったことを申し訳なく思いつつ、おかげさまで読書も進んでありがたいこと。

色々とインプットして思考も深められたけれど、地域づくりの取り組みはとかく小さな成果をコツコツ出していくのが大事とのこと、考えるだけで【ゆうばあ】にならないよう行動に移さねばなりませんな。

てんで、本日の高知ことば【ゆうばあ】は、【有言不実行】【言うばかり】という意味で使われます。
 例)あいつは【ゆうばあ】やき、あてにしたらイカンちゃ。

ほんじゃーに。

2017年3月26日日曜日

【みちぶち】からエール

*本日、生きた証*
 AM:日本語教師のリハビリトレーニング
     桜マラソンで手パチパチ
 PM:大正地域振興局でキーボードパチパチ
   夜:読どく書

カッパ酔っぱラッパ

どもども、たっちーです。

ルーズでしたか、ソックス。
パラパラやガングロに代表されるような「ギャル」文化が流行した当時、私はまだ小学生でした。
そのため自分が女子高生になった時には、彼女たちの象徴ともいえるルーズソックスは既に下火で、紺のハイソックス(通称:紺ソ)が主流に。
しかしここ数年、制服のスカートにくるぶしソックス姿の割合が多く、ちょっと信じられません(見た目云々ではなく、寒くないのか? 10代は……)。

信じられないといえば。

昨晩はお呼ばれをしたので、ブログの記事は日中に仕込み、後はFacebookで更新報告をするだけにしておきました。
つまり、リンクを貼って日付と適当なコメントをつけるだけの簡単なオシゴト、心おきなく呑めるってんで。

テンションとカロリー
爆上げ

ビール。 カニちゃんボイル、スマガツオのタタキ。 ビール。

ビール。 アジのお刺身、ジャコの佃煮。 ビール。

ビール。 鹿のロースト、イタドリの白和え。 ビール。

ビール。 青菜のおひたし、ひがしやま。 ビー……

デザートは覚えています

はい、調子に乗りました。

何せご馳走がご馳走だったので、箸がもうノンストップ、となるとつい水分もノンストップ。
けれどアルコール分解能力は決して高くない、となるとあっという間に夢の世界へ突入、ふと気づくと椅子ではなく助手席に座り、代行運転で窪川に戻る途中ではありませんか。

そんな調子なので、携帯電話はテーブルに置き忘れ、ブログの更新報告には肝心のリンクを貼り忘れましたとさ。

呑んでもいいが、呑まれたらいかんぞ、酒(棒読み)。

《不定期》いただいたもの自慢

さて、そんな酒に合うつまみといえば、ピーナッツやおかき、ジャーキー等々枚挙にいとまがありませんが。

味だけでなく見た目も素敵

ドライフルーツというのも、えいですよね。 
あ、もちろん意識高い系の女子みたく、ヘルシーなおやつとして食べてもいいんですけども(トゲのある言い方かしら)。

こちらをお送りくださったのは、先日四万十町を訪れてくださった和歌山のキャンカーご夫妻
しかも、まだ訪れたことがないので、一度は旅行でいってみたい! と言ったことを覚えていてくださり……

わくわくわく

和歌山の観光案内をたっぷり同封してくださるとは、なんと粋な計らいかしら。
魅力的なスポットがたくさんありましたが、高野山と熊野古道がやはり気になるなあ。

ほんで、同じく行ってみたいところといえば、カープをきっかけにご縁のできた、広島は三次市です。
出身者・在住者でなくても、三次を愛する心があれば入会可能、この土地に魅力を発信することがミッションの「三次ふるさとサポーター」に昨年末から加入しているのですが……

締め切り当日に滑り込みで応募した、サポーター会報のプレゼント企画にちゃっかり当選していました。

結局飲むんかーい

賞品は、三次産のブドウを使った、真っ赤なカープワイン。
2017年のキャッチフレーズ「カ舞吼-Kabuku-」がデデンとあしらわれたラベルに、シーズン開幕へ向けて応援欲(?)に火がつきます。

ありがたや、ありがたや。

YELL, YELL, YELL

応援といえば本日、四万十川沿いの国道381号線には、あちこちで声援を送る人の姿がありました。
何のって?

ふぁいと、ふぁいと

「走る旅」という粋なキャッチフレーズのついた、四万十川・桜マラソンであります。

と、残念ながら桜はまだ花開く様子もなく、しかも小雨でちょっと肌寒い中、役場の職員さんや先輩協力隊員をはじめ知った方が多く参戦されていました。 

いや、ほんと尊敬です。

で、準備から当日の運営、片付けまで、この大会を支えるたくさんの地元ボランティアさんも、尊敬です。
3月は引き継ぎもあって予定が読めないから、とボランティアに応募しなかったのに、結局ぽかっと予定が空いてしまった私の所在なさといったら……うう、すみません。

少しでも後ろめたさを拭いたいと、自分も大正の【みちぶち】にて声援を送らせていただきました。

てんで、本日の高知ことば【みちぶち】は【みちばた】の意味で使われます。
 例)この財布、昨日【みちぶち】に落ちちょったけんど、誰のかわからん?

ランナー、スタッフ、応援の皆さん、お疲れ様でした。
ほんじゃーに!

2017年3月25日土曜日

【どんどこぶり】にはならんけど

*本日、生きた証*
 AM:死んだようなもの
 PM:よどせん女子会@よって西土佐・道の駅
   夜:うまうまうまうま

バード or チキン?

どもども、たっちーです。

ひょっこりですか、ひょうたん島。
NHKの教育番組には、大人も夢中になれる名作が数あれど、リアルタイムでは見ていない世代でもタイトルは知っている人が多い作品だと思います。
モーニング娘。によってカバーされたせいか、若い人でもそのテーマ曲を耳にしたことのある人も多いこの人形劇は、日本を代表する劇作家・井上ひさしの原作によるもの。
火山の噴火によって、海をぷかぷかと浮かぶ真の『孤島』になってしまったこの島には、政治家ドン・ガバチョや海賊トラヒゲをはじめとする個性的なキャラクターが集まり、自分も彼らと一緒に冒険へ出たくなりますね。

冒険といえば。

ここ四万十町には、冒険心をかき立てられるような自然がたくさんあります。
ゆえに、(通勤路でもある)国道にも森の住人達が頻繁に姿を現し、私もタヌ坊をうっかり轢きかけたことが何度も。
赤いお尻が
見えるかね


猪こそ、まだお鍋の具材でしか対面していないものの、その他、鹿、猿、ハクビシン(的なもの)などなど、いわゆる「害獣」と呼ばれる動物たちですが、考えてみれば人間本位の勝手な話ですよね。
だって、あくまで彼らの存在も含めて「自然」だと思うのです。
(もちろん、農業・林業を生業とされている方にとっては、大変厄介な問題であるのは百も承知。)

一方、人間視点で「害がない」、「美しい」、あるいは「貴重」と判断された動物たちは保護や観察の対象になるというのもまた勝手な話ではあるのですが……
このほど、大正は下津井地区で生息が確認されている野鳥たちについて、綺麗な写真付きの案内板が完成しました。

新しくできたよー

高知県の県鳥で、国内希少野生動植物種にも指定されている「ヤイロチョウ」をはじめ、オシドリやモズといった鳥を(運と技術と根気があれば)観察することができるそう。
さすが大正の秘境、もとい魔境・下津井。
暖かくなったら、バードウォッチング兼ねた散策も良いですなあ。

甘いものがあれば、女子は

さて本日、ROUTE381を協力隊号(箱バン君)でぶるるいっとな、向かったはお隣四万十市・西土佐の道の駅「よって西土佐」であります。

なんのためって?

おしゃれなデザインも
人気の理由

JR予土線の活性化企画会議、「第1回よどせんレディ GO!」(仮)に参加するためであります。
と、お仕事っぽさを上げるために「会議」としましたが、要は沿線で地域活性に関わる活動をしている女性が集まって、利用促進につながる話をしようぜ!(しかもタイトルが仮称のままの開催案内しか送られてきていないので、正式名称が不明)という、ゆるふわ企画。

わふーい

本日の参加女子は、JRの担当者の方を含め7名(+他、男子2名)。
人気の観光トロッコ列車でガイドをされているボランティアさんに、宇和島担当のNHK記者さん、西土佐役場の農林水産課の方など、各方面で地域に根差した活動をされている皆さんと、新たなご縁ができてうれしい限り。

西土佐の棚田で作られる「山間米」をはじめ、”オール四万十”の食材を使った山間屋さんの特製弁当をいただきながら、予土線と自身とのかかわりから、沿線のオススメスポットやグルメ、おもてなしの課題等々、議論に花が咲きました。

わらいがとまらん

なお、議論の盛り上がりに大きな役目を果たしたのは、道の駅で人気のスイーツ&カフェ「ストローベイル山間屋」さんのケーキたち。
こちらにも西土佐産の食材がふんだんに使われ、甘さを抑えたクリームが素材の味を引き立てています。

うへへへ。
女子としてはかなり出来損ないですが、生物学上(?)女っていうだけで何だか役得といいますか。
雨の中、不安な運転で車を走らせた甲斐があったなあと思いつつ、いよいよ明日に迫った四万十川桜マラソンが【どんどこぶり】にならないことを祈ります。

てんで、本日の高知ことば【どんどこぶり】は【大雨】【ざあざあ降り】という意味で使われる幡多弁です。
 例)天気予報じゃ午後から【どんどこぶり】になる言いよったけん、傘持っていきや。

ほんじゃーに。


2017年3月24日金曜日

【むつこい】ぐらいがえい

*本日、生きた証*
  終日:大正駅前にぎわい拠点にて
   夜:喜劇王の店でお手伝い

秘儀・勧められるがママ

どもども、たっちーです。

キラキラですか、名前。
平成元年生まれの世代では、私のように名前の最後に「子」のつく女の子は少数派になっていました。
子供の頃は何だか古臭く感じた上、見た目も中身も男の子より男らしかったため、自分の名前が嫌いでした。
しかし年齢が上がるにつれ、無難な名前で良かった、この顔×キラキラネーム×老化という組み合わせは生き地獄ではないか……と思い直すようになり、今更ながら親に感謝しています(言い方)。

感謝といえば。

どこまで飲めるか
新酒のリスト

先日、市内のオサレなおうちで開催された、窪川自慢の酒蔵・文本酒造さんの新酒を楽しむ会にご招待いただいたことは、改めて感謝すべき貴重なご縁だったと思います。
まあ、参加者の4分の3は初対面でお名前すら存じ上げず(ただし、他の方同士は大体知り合い)、ほとんどの方が10は年上というところにひとり乱入……でも余裕だと判断されたのかもしれません。
誰にって? 

神様(いや、文本の営業さん)に!

で、私の太々しさはこんなものでは終わりません。
日付も変わり、そろそろ解散の流れが出始めた頃に「今晩はどこに宿とってるの?」と聞かれ、するり。

「あはは何も考えてません、たぶん安定の漫画喫茶です☆」

内装も弾き語りも
洒落乙や

30手前の女が何をやっておるのか、と見兼ねられたのでしょうか。

「……いやいやいや、それはないろ」
「ここに泊めてもらいよ」
「そうだ、このオシャレな家、スペース余ってるろ?」

あれよあれよと(家主のご意向にはほぼ関係なく)、こちらのオフトゥンをお借りすることになりました。
(むろん、この展開を狙っての漫喫発言ではございません、今までも幾度となくそこで夜を明かしてますし。)

しかもちゃっかりと、かつガッツリと朝ごはんまでいただいて帰りましたとさ。

嗚呼、身長+10cmぐらいのフラットシートで、かなりの確率で聞こえてくる中年男性の大イビキに包まれながら、徹夜で漫画を読む覚悟が……なんだろう、基本ツイてないよーいち君ですが、やはり人の縁には恵まれてるなあああ。

会場のオーナー様はじめ、お相手してくださった皆様になむなむです。

お客さまわらわら

そんなこんなで特技「お言葉に甘える」を炸裂させていた夜ですから、新酒は6種類目ぐらいまでしか味わった記憶がございません。
き、利き酒会に挑んだはずだったんですけどね……

もっとも、ほどほどにしておいたおかげで、翌日以降の業務に影響が出なかったのですけれど。

よろしく願います

今日は終日、大正駅前にぎわい拠点の番人を務めていたのですが、朝からお客さま(と言っていいのか微妙なれど)がたくさんいらっしゃいました。

看板灯をつけてくださる、業者さんだったりとか。

印象チェンジだぜ

(庇が大きくて)「入りにくい」という定評のある建物の入り口も、だいぶ明るくなりましたな。

さらに、大正周辺のサイクリングマップを製作してくださっている、印刷屋さんだったり。

でででん

こちらは、自転車マスターの先輩隊員がこだわり抜いて作った、オサレ地図 兼 とっても見やすい観光ガイド。
駅周辺の詳細案内を中心に、大正全域がコンパクトにまとめられていて、「この辺、食べるとこ・見るところは何がありますか?」の質問に答えるのに最も便利ってんで、この度情報を更新して増刷したのであります。

その後も、にぎわい拠点のイベントにちょこちょこ顔を出してくれる、大正中学校の子が遊びに来てくれたりと、その名の通りにぎやかな一日となりました。

暖かくなったら

さて、そんなにぎわい拠点では、常時四万十町周辺のイベントの告知ポスターを掲示しています。

そんな季節だね

例えば今週末(ってもう明日)は、お隣愛媛県・鬼北町で開かれる「菜の花まつり」。
以前、大正駅での音×鉄イベントにもご出演くださった、大正で歌声ボランティアをされている方が出演されるそう。

さらにこんな季節

ほいで4月になったら、四万十は昭和のふるさと交流センターにて、ラフティングやカヌー、釣りの仕掛け作りなどが体験出来る川開きイベント「リバーフェスタ」が開催されるとのこと。

まだまだ水は冷たいけれど、暖かくなってきたら、川に足をつけてジャバジャバ遊びたいもの。
ほんで遊び疲れたら、びっと【むつこい】ぐらいの唐揚げをつまみに、プシュッと缶ビールを開けるのがえい……

てんで、本日の高知ことば【むつこい】は【脂っこい】という意味で使われる形容詞です。
 例)うーん、このポテト、いくらなんでも【むつこ】すぎやせん? 胃がもたれそうや……

ほんじゃーに。

2017年3月23日木曜日

すぐ【もせたかる】

*本日、生きた証*
 AM:ガタンゴトン
 PM:大正駅前にぎわい拠点にて企画書作成
   夜:ワイワイ送り出し

笑顔でGOOD BYE

どもども、たっちーです。

立ってますか、淡き光。
今日の高知は雨でやや気温が下がったものの、劇的な冷え性の私でも着実に春の足音を感じるここ数日。
ホー、ホケキョと可愛らしい声が近くの木から聞こえてきたり、 あちこちで暖色系の花びらが目についたり……まあ、私はやはりセーターとヒートテックをまとってはいますが。
それにしても、この冒頭を書くにあたって初めて歌詞をきちんと見た『春よ、来い』って中々切ない曲なのですねえ。

切ないといえば。

ソメイヨシノこそ未だ咲く気配はないけれど、3月上旬の高校に引き続き、小・中学校も続々と卒業式を迎えていますね。

先日人事異動が発表されたばかりの四万十町役場、大正地域振興局でも予想外の展開に悲喜こもごもで、バタバタ感は否めません(私がそう感じるだけかしら)。
が、元より「卒業」の決まっていた方について、今宵盛大に送り出しの会がとり行われました。

おきゃくだよー

大正の協力隊員の所属する「地域振興課」の課長 兼 振興局長がこの度、定年退職を迎えられたのであります。

協力隊の面接で初めてお会いした時から柔らかい笑顔が印象的で、昨年8月に着任した私がご一緒できたのはわずか半年あまりでしたが、日頃からニコニコと明るく声をかけてくださるお方でした。

大正に引き続き在住なさるとのこと、お会いしようと思えばいつでも……なのでしょうが、職場に行けばお顔を見れる状態でなくなるというのは寂しいもの。

春よのう

その想いは、長く一緒に働かれてきた他の職員さんは尚更のはずですが、「送別会」でもしんみりとならないのが高知らしいというか、これぞ「おきゃく」文化なのでしょう。
ごちそうの大皿をどーんと構えたテーブルの周りでは、杯とお酒の瓶を持った皆さんがひっきりなしに動き回り、飲んで飲ませて、笑い笑わせ盛り上がる。
送る方も、送られる方も、とってつけたような贈る言葉やセレモニーよりも、このほうが肌に合っておられるかな。

旧大正町時代から40年以上、町のために尽くされた局長に感謝を込めて。

レッツ☆利き酒(のつもり)会 ①

なんて、ちょっと真面目な雰囲気で書いてみましたが、WBCの準決勝で敗退の悔しさを味わった昨日、夕方から出かけたは高知市内であります。
何のためって?

わいのわいの

窪川の誇る酒蔵・文本酒造さんの新酒を楽しむ会に参加するためであります。

が、会場となったこちらのお宅の家主さんは、実は昨夏、市内の居酒屋でたった一度だけお会いしたきりのお方……という点から私の図々しさはお察しですね。

事のきっかけは先月、第1回「しまんと未来編集会議」の資料として、酒造の社長さんに窪川のまちの昔の写真をご提供をお願いしたことに始まります。
取り次いでくださった営業さんと私との間に、Facebookで『共通の友達』として表示された市内在住のお方を発見、「実は来月、こちらのお家で新酒の会をやるんです」と聞いて早速食いついたというわけです。

たった2000円で「桃太郎」をはじめ、試作品や非売品を含む文本さんのお酒が計9種も楽しめる、しかも何やら面白そうな方が集まると聞けば、市内だろうとまあ行きますよね。
(あ、最近飲み会は控えてましたよ、よ、よ……)

夜中までワイワイワイ

しかも「一品持ち寄り」ということで、おでんに焼き鳥、蟹味噌に太巻き、ピザに極厚ハンバーガー、窪川牛のウインナー等々など、皆さんがあちこちから仕入れてこられた美味しいものがテーブルにずらり。
すぐに眠くなってしまうこともあり、普段はあまり飲まない日本酒ですが、初めてお会いする方々との愉快なお話を肴に存外スイスイ。

珍しく、宴席でウトウトすることもなく(飲み会好きでも居眠り常習犯)、樹液に【もせたかる】虫のごとくお料理の周りをうろついて、デザートまでお腹いっぱいいただきました。

てんで、本日の高知ことば【もせたかる】は、何か「イイモノ」に【群がる】【寄ってたかる】という意味で使われます。
 例)野菜売り場におばちゃんらがやたら【もせたかり】ゆうね、今日は何の特売日やろか。

この会は実に濃厚だったこともあり、一日で語るのはちょっとばかし、もったいない!
ということで、明日に続きます(たぶん)。

ほんじゃーに! げふ。

2017年3月22日水曜日

【かーいげな】人ですか

*本日生きた証*
 日中:まったりこん
  夜:異業種交流会(?)@高知

始まりの鐘が鳴る〜

どもども、たっちーです。

センスいいですか、郵便局。
普段利用するサービスというと、専ら切手やレターパック購入か貯金(ATM)ぐらいで、それ以外のモノを買う「ショップ」というイメージはありませんでした。
けれど、郵便局限定で販売しているドラえもんグッズがあまりに素敵だと知り、何度もサイトを眺めては買おうかどうしようか迷っているここ数日です。
「アンキパン」をモチーフにした食器やバッグとか、ポケット型のポーチとかもうズルいレベル。

ズルいといえば。

女。
はシャ乱Qですが、男でズルいと個人的に思うのは……

オーダーだよ

広島東洋カープのセカンド、菊池涼介選手でしょう。
彼の神がかったプレーの素晴らしさについては、このブログでも再三触れてきましたが、侍ジャパンの背番号4として参戦したWBC2017での活躍ぶりは本当に目覚しいもの。

大事なところでヒットを打ち、打撃面でも文句ない成績を残していましたが、彼はやはりアクロバティックな守備の注目度が高く、オランダ戦でのダブルプレーはあちこちのニュースで取り上げられました。
「KIKUCHIはニンジャか!?」と世界中の野球ファンを驚かせ、「どうよ、ウチの子!!」と親戚のおばちゃん気取って自慢に思う日々。

そんな彼の活躍はもちろん、菅野・小林バッテリーや中田・筒香・山田といったとキクと同世代の選手を中心に、快進撃を続けてきた侍ジャパンは本日、アメリカとの準決勝を迎えました。
このためにとったとしか言えないお休みの昼間、このために買ったとばかりのテレビくんの前で試合を眺められる、いやあ協力隊で良かった(そこ?)。

シーズン開幕が楽しみだZE

叫びました。まず、1点目を許すことに直結した、菊池らしくないエラーをした瞬間。
ここ最近、彼のプレーを見始めた人は目を疑うようなトンネルです。

でも、再び叫びました。その後の攻撃で、まるで自ら空けた穴を埋め戻すかのような、ホームランを放った瞬間。
このままじゃ終われない、何が何でも取り戻すという根性がはっきりと見えたからです。

何をしてるんだか

試合の結果は、今度はサード・松田のエラーからの失点でリードを許し、日本は惜しくも準決勝で敗退。

もちろん勝ってもらって、もう1試合見たかった、優勝してほしかったという悔しさはありますが、それ以上に自分と同世代の選手たちが世界の舞台で見せたガッツに震えました。

カッコイイ。
あまりに陳腐ですけれど、打球をスタンドに運んでからチームメイトに祝福される菊池の姿を見て、最初に口から出たのはやはりこの言葉。
だって本当にカッコイイじゃないですか。
小さい体で、怪物サイズのメジャー選手に立ち向かって。

春が近づきつつあるのう

ふわふわした気持ちでテレビのチャンネルを変えるとセンバツ高校野球が中継中、数年後にはプロとして活躍するであろう、10歳以上年下の選手が全身全霊で戦っている。

いやあ。

改めて、何してるんでしょうね。 平日の昼下がりにひとり、自室でぼんやりと私は。

そりゃあ、全国・世界レベルの人たちと比べること自体が無茶、というかおこがましく、自分は自分のペースでできることをやるのみなのです。

けれど気づけば、誰に急かされる訳でもないのに、「とにかく動かなくては」と落ち着きない日常を送っていました。
だからこそ、ゆっくりとした時間の中でふと立ち止まり、今までとこれからの自分について考える、今日のような「余白」を持つこともたまには必要かもしれない。


そしてまた感謝

こうしみじみと書いてしまえば、ゴロゴロ過ごした休日に対する罪悪感が軽減される。
ような気がして、ブログを書くのも悪くないなってんで。

午後からぽてぽてと向かったは、窪川駅前・学園通りすぐの酒屋「Booker's」さんです。

突如出現するオシャレな店

クラフトビールやワイン、変わったチーズやスナックなどの輸入食品を扱っており、このあたりでは珍しいお店です。

内装も凝っていて、奥にはワインセラーが。

うえるかーむ

いつもの日本酒にスルメとチーかま、も良いけれど、たまにはこだわりのワインとシャレたおつまみで気分を変えてみようかな? と乗せられちゃいますな。

けれど今日の来店目的は、実はお買い物ではなく……

きゃわわ

趣味でアクセサリーを作っておられる店員さんが、引越しのお祝いをくださるということで、受け取りに伺ったのであります。

うわあ。

かわいい。 ていうか私にはもったいない。
洒落た店は働いている方も洒落ているのですな。

感謝感謝、大事に使わせていただいて、イヤリングに恥じないような【かーいげな】女に……なりたry

てんで、本日の高知ことば【かーいげな】は【可愛らしい】という意味で使われます。
 例)今度入った新人、まこと【かーいげな】子やき!

ほんじゃに。

2017年3月21日火曜日

【だばい】ばあちゃん?

*本日、生きた証*
 AM:引っ越しに伴う諸々の事務手続き
 PM:大正地域振興局にて事務作業
  夜:Oh 勉強

お取り寄せ

どもども、たっちーです。
嘘書いてますか、日記。
子どもの頃、正月が近くなると「今年こそ日記をつけよう!」と思い立って新しいノートを準備、元日の夜に新年の抱負を書き始めるのですが、翌日にはその存在すら早やから忘れてしまう。
再び発見する数日後には「もう"毎日"じゃなくなったし、来年頑張ろう」と既に諦めており、最初のページをビリッと破いて落書き帳へと用途変更。
これを何年か繰り返すうちに、書こうとすら思わなくなるところに性格がよく表れていて、同世代でもまめに続けられる人を尊敬していました。
その時分に読んでいた本のうち、"日記"に関わる物語で最も印象的な作品といえば、やはり矢玉四郎「はれときどきぶた」でしょう。
お母さんに日記を盗み読みされてしまった主人公・則安くんが、お母さんを驚かそうと壮大な嘘を書き始めると、その内容が次々に本当になってしまって......というお話。
アニメ化されたのでご存知の方も多いでしょうが、うちは兄妹そろってこのシリーズが大好きでした。
県立図書館より
召喚①
子どもの頃に出会う本というのは、周囲の大人が思う以上にひとりの人生に大きな影響を与えるように思います。
田野々小学校での読み語りボランティアに合わせ「10分で読み切ることができる」×「絵本」という条件で児童書コーナーを探索していた最近ですが、たまにはその枠から外れたものをと、知人のオススメ本を町立図書館にリクエストしていました。
第19回小川未明文学賞受賞作・滝井幸代「レンタルロボット」は、かねてから弟を欲しがっていた主人公・健太がある日、「ロボット貸します」の看板を掲げたお店を発見し、少年のロボットを家に迎えるところから始まります。
ずっと一人っ子だった健太の生活は、念願の弟ができたことで大きく変化。
初めは夢のように楽しかったのですが、次第に思い通りにいかないことも増えてきて......

読書の春

実際に兄弟のいる人や、2人以上の子供を持つ親であれば「ああ、わかる~」となる子どもたちの心境の変化が丁寧に描かれ、ラストは切なさと温かさが詰まっていました。
仲の良い兄弟はもちろん、日々喧嘩ばかりで「いなくなってしまえば良いのに!」と思いあっている子、また「兄弟がいたらなぁ」と思っている子、それぞれに訴えるものがある児童作品ですね。
県立図書館から
召喚②
ちなみに私がその人柄とセンスを愛してやまない歌人・穂村弘は、海外絵本の翻訳も手がけていますが、最もオススメなのはエッセイで、全て所有しています。
資生堂の月刊誌『花椿』の連載をまとめた「穂村弘の、こんなところで」は、著者が作家や女優、アーティストなど各界で活躍する41人とのトークセッションで、「エッセイは揃えると決めているけどなあ~」と迷った上でリクエストしました。
が、買っても損なかったかもしれません。
豪華なゲストたちのとがった感性と、ゆるがない穂村氏の世界観が化学反応を起こしているというか......
セクシーなアラーキーの写真も見応えあり。
と、いくら個人的な本フェア(?)開催中だからといって、「移住ブログ」と銘打っている以上、ご当地ネタを書かぬわけにはいきません。
ぱぱぱすた
てんで、先日新規開拓したイタリアン「エルバ」さんをご紹介。
元々は四万十市(中村)の方にお店がありましたが、窪川から車で30分弱の黒潮町(佐賀)へ移転してきたのだそう。
ランチセットはパスタ・ピザ・カレーの三種、この日選んだパスタセットはエリンギベーコンとほうれん草スパに、前菜4種とパン、ドリンクがついてボリュームたっぷり。
ここいらでランチに1250円というのはお高めですが、損はないですね。

スイーツの春

で、お腹は非常にいっぱいになったにも関わらず、甘いもの用の胃袋は別に構えられているってんで、国道56号を更に西へ。
山にもいますか
「砂浜美術館」で知られる入野海岸そばに位置する「ネスト」は、結婚式場・ホテル・カフェレストランを擁する複合施設。
どの窓からも緑が見渡せるドーナツ状の建物で、中庭がいかにもウェディングにぴったり、この日もおめでたいパーチーがにぎやかに開催されていました。
テイクアウトもできるケーキをうまうまとつついていると、女子的なトークにも花が咲いた......ような気もしたり、しなかったり。
ちょっこれーと
いや逆か、愉快なしゃべくりがあるからこそ、美味しさが引き立つということか。
いずれにしても調子に乗っての食べ過ぎ感、【だばい】服を着ていて良かった一日でありました。
てんで、本日の高知ことば【だばい】は【だぶだぶした】【ゆったりした】という意味で使われる幡多弁です。
 例)きにょう買った新しい靴、試着した時よりやけに【だばい】けん、確かめたらサイズがちがっちょった。
ほんじゃーに。

2017年3月20日月曜日

うっかり【つくなめん】

*本日、生きた証*
 AM:べべべんきょ
 PM:黒潮町アドベンチャー
  夜:お、べんきょ

残念な、あらさあ

どもども、たっちーです。

アンドロメダですか、aiko。
女性シンガーソングライターの中でも、長年カラオケで高い人気度を誇るこのお方も、もう41歳だと知りびっくりです。
千秋や永作博美、YUKI、安達祐実、安室ちゃんなど、ベビーフェイスでいつまでも歳をとらない芸能人は多く、徹底的に作り込んだ印象を受けがちな「美魔女」とは一線を画しているように感じます。
もちろん彼女たちも人前に出るお仕事ですから、その若さと美しさを保つ努力を重ねているのでしょうが、時間の経ち方が違う世界に住んでいるのでは? 

歳をとるといえば。

高校生ぐらいまでは、大人たちに「あらま〜! 若い!」と言われた平成元年生まれですが、昨日開幕した春のセンバツ野球の選手たちは軒並み2000年代生まれ、感慨深くならざるを得ません。
そりゃあ今年はもう平成29年ですから、冷静に考えなくともトシを取っていて然り、今話題の「東京タラレバ娘」の彼女たちの境遇もあながち他人事ではないのです。

しかし30を前にした女として自分を振り返ると、残念でしかない部分が多すぎます。
例えば。

手元がおぼつかない

ええ。
ろくに捌けません、魚。

一人暮らしが長い、あるいは既婚者でも、日常的に丸の魚を買って調理する人はそう多くもないでしょうが、逆に言えば実家暮らしでもしっかりできる人もいる訳で、私ができない理由も全て言い訳になりましょう。
もっとも「自炊しているの?」と聞かれたら「か、加工はしている」と誤魔化すぐらいですから、普段の生活では特に困ることはありません。

しかし、釣りにすっかりハマりつつある中で、自分で釣ったものも捌けないともったいない(≒下処理は全て人任せにするのはいかがなものか!)と師匠陣から教育的指導(?)を受けることに。
昨日は午後から、興津でご縁のあった子達たちを練習台に「ひとりでできるもん」(おサカナ編)の四万十ロケが開始しました。

ガッシー君、ホウボウ様、タイ殿。

あーあーあー

すみませんでした。

無数の仲間たちがいるなかで、人間に釣り上げられただけでも十分不運なのに、死後その身をグチャグチャにされるなんて気の毒で仕方ない。

もちろん自分としては、懇切丁寧なアドバイス通りに包丁を入れているつもりですが、結果としてまな板に転がるのは惨殺屍体。
「た、たくさん練習すればうまくなるよ」「......数をね、数をこなさんとね」と言葉では全力でフォローの師匠陣も、呆れを通り越して笑わざるを得ない事態でした。

持ち帰って食べた刺身の味は確かに新鮮で美味、けれど料理ってやはり見かけが大事ですね(棒読み)

農的☆ビフォーアフター

母よ。
あなたがご飯の支度をする台所はしょっちゅうウロついてましたが、何も学ばずに歳をとったことが証明されました......
被害者となった魚にだけでなく、母にも「残念な娘」として心からお詫びを申し上げる私ですが、それなりに生きる力はあると思います。

なぜって?

絶賛土もつれ

土にまみれることを厭わないからです。
具体的には、一般に女子はあまり好まなそうな汚れを伴う肉体作業を喜んでやるということ。

例えば昨日午後、毎度お世話になっている七里の畑で挑戦したのは、ハウス作業です。
といっても、「ハウスでの野菜づくり」ではなく「ハウスづくり」というのがミソね。
先日引っこ抜いたビニールハウスの土台部分を新たな場所へ埋め、鉄パイプをつなぎ合わせて骨組みを作っていきました。

ごそごそ

今までは当然のように、本来の旬の時期以外にも市場に出回る農作物を食べていたぐらいですから、ビニールハウスの構造や設置の方法なぞ考えたこともありません。
しかしそれが叶うのも、掘って、埋めて、組み立てる......という地味でしんどいがあってこそだと知る、いわば究極の体験学習であります。

にしてもミス不器用日本代表が、これほどデッカいトンカチを振るう日が来ると誰が予想したことか。

とんてんかーん

ちなみに、打ち込む杭を押さえる師匠陣の手はかなり下の方にありまして、私の手元がいかにおぼつかなかったかをお察しください。

加えて空間認識能力についても、パイプをつなぐための金具は極めてシンプルな造り・用法なのに、何度教えていただいても「?」マークを暴発させ続け、師匠陣の呆れと笑いを誘ったところからお察し願います。

それでも、最低限の下働きはできたということで?

びふぉ〜

土台オンリー

あふたぁ〜
完成像が見えてきた

半日ではビニールをかけるところまでできなかったものの、ハウスらしくなってきたのを見ると、達成感ありますな。

頭も使おう(ちょっとだけ)

達成感といえば、「遅読」の人間にとって、どんなジャンルであれ一冊の本を読むとある種の「やったった感」を得られるもの。

今更だけどね

今日も昼間は外へ出ていたものの、朝晩の時間を使って堀公俊・加藤彰著「ワークショップ・デザイン―知をつむぐ対話の場づくり」を読了。

企業や教育の現場だけでなく、地域のイベントでも耳にすることの多い「ワークショップ」ですが、一言で説明せよといわれると意外と難しいと思います。
(「研究集会」「体験型講座」などと邦訳されると、尚のことピンとこないですし)

その基本的な概念から、質の高いプログラムの企画と運営の具体的なノウハウまで、非常に分かり易くまとめられた良書でありました。

いただき文旦で
脳すっきり(仮)

立ち読みできない密林で購入した書籍が「アタリ」だったことに加え、課題や悩みも多かった「第1回しまんと未来編集会議」のプランニングもそれほど間違っていなかったことが確認でき、ホッとしました。
むろん、本書に提示されるような理想的なレベルにはまだまだ及ばず、コツコツ回を重ねて地道に磨き上げるのみであります。

うっしゃあ、次回以降の企画も含め、明日から改めてがんばりまっしょい!

と決意して姿勢を正すと、昨日ドジって痛めた背中がピキーーーン、で、絶叫。
いくら楽しくても、立ったり【つくなんだ】りが不可欠な土木作業は自粛したほうが良さそうです。

てんで、本日の高知ことば【つくなむ】は【しゃがむ】【うずくまる】の意味で使われます。
 例)最近眩暈がひどいき、今朝もしばらく玄関で【つくなん】じょったんよ......。

ほんじゃーに。