2017年3月10日金曜日

食べたいな、【どろめ】

*本日生きた証*
 AM:大正駅前にぎわい拠点にて事務作業
 PM:先輩隊員と商材管理・精算
    窪川小学校 地域支援本部 集会に参加
   夜:久々に大正の盛り場へGO

春よ、キテル

どもども、たっちーです。

持ってますか、卒業アルバム。
全国的に卒業式シーズンまっさかり、お別れの歌といえば「桜」が曲名に入るもの(福山とか森山直太朗とか河口恭吾とかコブクロとか)は鉄板で、レミオロメン「3月9日」やいきものがかり「YELL」なんかも人気のようですね。
しかしそうしたセレモニーの場面で涙を流すことが滅多にないたちのうえ、子どもの頃か顔面への嫌悪感が強すぎる私は、アルバム的なものを大切に保管する習慣がありません。
ユーミンの「卒業写真」を聞くたび、どこやったっけ? と思いつつ結局どうでも良いから探さない、情緒がありませんねえ。

と終始こんな感じのうえ、劇的に寒がりなため(昨日先輩協力隊員の皆さんの送り出しをしておきながら)、個人的には全く「春」を感じていなかったわけですが……。

いよいよ今週末

イベントのポスターに暖色系の色使いが多くなってくると、否が応でも新しい季節の始まりを感じざるを得ません。
大正は中津川の集落活動センターにて、一日限定で開催される「ひなまつりバイキング」は、なんと1000円で地元の食材をたっぷり使ったお料理が食べ放題。
(集落のおかみさんたちによるお料理の例はコチラ。品数こそ多いとは言えませんが、どれも繊細な味付けが評判です)

「かわり風すぶた」がどんなものか色々と想像は膨らみますが、同じく気になってお腹ペコリンのあなた、今週日曜(12日)は11時半に集活センター「こだま」へGO!
(オーダーストップは1時半だそうなので、お早目にどうぞ)

大盛況必須

こちらはもう少し先ですが、大正の魔境、もとい秘境と名高い下津井集落でも来月2日、おかみさんたちによるバイキングが楽しめます。
こちらもたった1000円なのですが、何よりメニューが豊富!
廃校になった山奥の小学校が会場であるにも関わらず、秋の「きのこバイキング」では250名近いお客さんが殺到しましたし、今回も混雑は確実です。

私が作り方を教えてもらった「小萩揚げ」(ごぼ天)や山菜おこわ、シシ汁といった人気メニューに加え、この時期らしいちらし寿司も味わえるとか。

すでにヨダレがじゅるり。
そしてカロリー過多確実でヒヤリ。
なお、上記画像はにぎわい拠点に貼ってあるチラシを撮ったもの、やる気ないなと言わないで☆

お邪魔しまうす

さて、本日午後から出向いたは、窪川小学校であります。
なんのためって?

こちらこそ
お世話になります

学校支援地域本部の第二回集会に参加するためであります。

「地域支援本部」と未だに呼び違えてしまうのですが(先生方も、なので私も許されるでしょうか)、ざっくりいうと「学校が家庭、地域住民と連携して、開かれた学校づくりと地域ぐるみで教育を推進する体制づくり」を実現するための集まりです。
町の社会福祉協議会や民生委員、スポーツクラブの指導者や窪川中・高の関係者、PTAや児童の保護者や祖父母といった皆さんが所属されています。

で、どうして私がそんな会へお邪魔したかというと、同組織の関わる活動全般の調整役として、来年度4月より「コーディネーター」の役目を仰せつかったから。
これも校長先生とのご縁があって、有難く任せていただいたものの……

なお只今校舎改装中

正直、具体的に何をどうするかというのが、ものすごおおおおおく手探りなのです。

はあ~? じゃあ調子よく話を受けるんじゃないよ馬鹿!

全くもってその通りですねえ。 降ってきた話は確かにあんまり断れないのは悪い癖。
けれど、この組織自体、窪川小学校では昨年立ちあがったばかり。
すなわち、先生方も、地域の方も、保護者の方も、まだまだ進め方を模索中なのです。
(加えて私はそもそもがヨソ者、まちのことを十分に知らない部分は頑張って補わなければなりませんが)

生は短し学べよ大人

てことで本日は、全国でも先進的な取組み実績のある香南市立赤岡小学校の校長先生とコーディネーターの方々をお招きし、勉強会をしようというわけです。


事前に窪川の校長先生から、「ほんとにスゴイんですよ!」と聞かされていたのですが、実際にお話を聞いてみると……

先進事例がぎゅっ

衝撃的でした。

児童数は100名ちょっと、教師数は20名ほど、そして地区の人口も3000人に満たない学校で、ここまでのことができるのかと。
個々の活動の企画そのものが優れているのはもちろんですが、とにかく地域の方々を巻き込むのが本当に巧み。
400人近くがボランティアとして登録し、様々なかたちで学校の取り組みを支えているのです。

着任当時、児童を取り巻く状況が色々な意味で「荒れている」ことを痛感し、教育環境の抜本的な立て直しに取り掛かったという校長先生も、とにかくアツい。

余談(余画?)
本日のおやつ

もっとも、窪川小学校とその児童を取り巻く環境は赤岡のそれとは大きく異なるため、どれほど素晴らしい取り組みでも、同じことを同じようにやろうとしても無茶な話。
これをどう咀嚼して、窪川にあった目標を立てられるか、またその達成に向けてステップを見定め、ひとつひとつクリアしていけるかが重要なのでしょう。

うーーーーむ、背負った荷物は石のように重いけれど、楽しく頑張るしかなかろう!

【どろめ】祭りで有名な町から大いに学んだ、有意義な午後でございました。
てんで、本日の高知ことば【どろめ】は土佐湾でよく獲れる【イワシの稚魚】のこと。
赤岡では【どろめ】を肴に、 大杯の酒を飲み終える時間と飲みっぷりを競う「どろめ
祭り」が有名だそう。

ほんじゃーに。 いかにも土佐らしい祭!

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