2017年3月2日木曜日

【おえん】ってば

*本日生きた証*
 AM:残念な鞄と部屋を整理
 PM:がたんごとん岡山
   夜: MEAT FES 17' in Tsuyama

引き続き、ドジ(ハライチ風に)

どもども、たっちーです。

つながってますか、打線。
今月7日からのWBC 2017を前に、小久保監督率いる侍ジャパンが壮行試合・強化試合に臨んでいますね。
しかし、いくら前哨戦とはいえ打者の調子にムラがありすぎというか、28日の台湾戦などは前の打者が作ったチャンスをわざと潰しにいってるのかしらん?
私のイチオシ・カープの菊池(4)の一人野球かーい、というぐらいに途切れ途切れの打線にやきもきしつつ、本番までに全体の調子が上がることを祈ります。

TOKYO砂漠を脱出し、ただいま愛しの高知! MY HOME TOWN 四万十!
と叫んだのもつかの間、今朝も惰眠を貪りたがる体をオフトゥンから引き剥がします。
重たいまぶたを持ち上げ、まず目に入ったのはガバッと開いたままスーツケース、そして周囲に散乱する洗面用具に着替え。

なぜって?

OHHHH

昨晩、帰宅して荷物をとくと、部屋にはたちまち芳しい香りが広がり、其々のものを包んだビニール袋が薄茶色の光沢を帯びている。

おー。
おーおーおー。

買って間もないヘアオイルの瓶の蓋がきちんとしまっておらず、8割方こぼれ出ているではありませんか。

はっはっはっ。

半ばやけくそになりながらファブリーズを噴霧、一晩かけ乾燥させようってんで、荷造りは朝に延期したのでした。

四国の車窓から


落ち着く暇なし

あら忙しない、また出かけるのかい? 
そう、しつこく行くのです、研修へ。

今度は汽車・南風にて、ガタンゴトンと揺られること約3時間半、四国を脱出。

瀬戸のシーだよ

晴れの国の玄関口・岡山駅の建物の立派さに驚きつつ、乗り換えて再びガタタンと1時間半。

昔の写真は
やっぱりいいね

やってきました、 津山でございまぁす(サザエ調に)。
といっても、今回ここはあくまで中継点であって、最終目的地にて正午から始まる研修に窪川から1日で行けないから、すなわち前乗りということですね。

もっとも中々に長いこの移動時間、遊んでいる訳には行かないってんで、時折ウトウトはしつつオベンキョもしてました。

とても読みやすい

各所で「地域活性化」の議論がなされる昨今ですが、自明のようであって実は共通の理解が得られていないことも多い「日本の『地域』とは何か?」というそもそも論を、地理学の観点から非常に分かりやすく考察していました。
高校時代、地理といえば毎時間意識がふっとんでいる授業でしたが、実際に都市部から過疎地域へ移住した今、書かれていることはどれも「自分ゴト化」されたものとして捉えることができたのです。

すなわち学校で習った時には「これが人生のどこで役に立つのか……」と思っていたような事柄でも、社会に出てみてその必要性や意義、学ぶ面白さを感じられるものは結構多いのでしょうね。
きっと、あの、数学も……うん……

爆上げしたのは

とはいえ、やや多動症気味の私、せっかく初めての津山だというのに引きこもるのはもったいないってんで、レンタサイクルでらったったと街へ繰り出します。
駅から近いという理由だけで選んだホテルでしたが、レンタサイクルが無料とは、それだけでレビューは星5つあげちゃう。

カフェ併設の
観光センター

古くから美作地域の中心地であり、江戸時代には津山藩の城下として栄えたというだけあって、古い景観が保存された町並みはとても風情があります。
なお、閉館ギリギリの時間だったので残念ながら諦めた「洋学資料館」では、江戸後期〜明治初期に美作の生んだ洋学(蘭学)の研究者たちが、日本の医学や法学などの発展に貢献した軌跡が学べるそう。

ちなみに「津山」の名はもともと、現在は公園となっている「鶴山」であって、元禄の時代に城が建てられる際に改められたのだとか。
歴史ってのは現地で学ぶのが一番印象に残りますねえ。

ほんで、お楽しみはやっぱり……

うへへへへへ

うまいもんでしょう。
あ、ノンアルですよ(聞かれてない)。

現地で収集したガイドマップで吟味し、お邪魔した居酒屋「ぼっけもん」さんの売りは豊富は肉料理です。

見てもわからん

そう、B級グルメの「ホルモンうどん」で一躍有名になった津山は、食文化に「牛肉」が根付いているそうで、普通はなかなかお目にかかれない珍しい部位やメニューのものが食べられるのです。

しかし、どれもこれも気になる! ってんで、「”オッさんが好きそうなもの”をテーマにオススメでお願いします」とお任せ、苦笑しながらも次々と絶品を出してくださった大将に感謝。

ホルモンの炙り串も、「ヨメナカセ」という牛の血管の焼いたんも、出されたものはどれも美味でしたが、一番のお気に入りは。

悪いのは写真だけ

トロトロに煮込まれた牛のテールに、たっぷりの大根おろしとポン酢、その名も「テルポン」でした。
力を入れずとも箸がすっと入る柔らかさの肉は、口のなかでほろんと溶け、骨までついしゃぶってしまうほどでした。

もちろんわかっています、エンゲル係数と摂取カロリーが爆上げしていて、さすがに【おえん】ということは。

てんで、本日は岡山ことば、【おえん】は【だめ】【いけない】という意味で使われます。
 例)あいつはどんだけ言っても何も聞かん、もう【おえん】が。

ほんじゃーに。げふ。

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