2017年3月9日木曜日

いざ、【いざる】

*本日生きた証*
 AM:だみんみん
 PM:「窪川フューチャーマップ」を役場に貼り出し作業
    協力隊と町長との意見交換会
   夜:今年度で卒業の協力隊送別会

どうしてこうして

どもども、たっちーです。

使ってますか、チェーンソー。
最近、「自伐林業」や「木育」をはじめ林業がアツいようですね。
友達窪川でも研修を受けに行った協力隊員がちらほら。
森ガールならぬ林業女子という言葉もあるようで、私もやらぬかと何度か声をかけられましたが、カッターすらろくに使えない人間にデカい刃物なんて持たてはいけません。
何においても「不器用」は損をするものです。

不器用といえば、デザインセンスなどと称されるのでしょうか、何かを切ったり貼ったり配置したりすることがとっても不得意のようです。
例えば、先月窪川高校・四万十高校主催で開催したイベント「しまんと未来編集会議」にて、町内外の高校生・大学生・社会人による6グループが作成した「窪川駅前フューチャーマップ」の掲示。

でででん

役場の西庁舎入り口のスペースをお借りし、約1ヶ月に渡り展示させていただくことになりました。
「フューチャーマップ」とはすなわち、「こんなだったら良いのになあ」という、窪川駅前の理想的な未来像を自由な発想で書き出したものです。

ほんで本日、しこしこと掲示作業をしていたわけですが、既定のパネルに6枚の模造紙とその趣旨が書かれた紙をどこにどう貼り出すべきか、てんで良い案が浮かばない。
いや、正確には、どうしたらより見やすく、美しいかと考える気がないということでしょうか。

ペンとふせんを
自由に使って

ガムテープだけではベロリと剥がれてしまうこと幾たびか、(同じく大雑把という)役場の職員さんと悪戦苦闘しましたが、どうにか作業を完了。

一人でも多くの町民の皆さまに、イベント参加者のアイディアを見ていただき、自由な感想・ご意見を頂戴したい。
てんで、ペンとふせんも併せてご用意しましたので、ぜひ足をお運びのうえ、コメントを書いて地図に貼り付けていってください。

皆さまのリアクションを基に開催する第二回会議(四月下旬予定)、その際は「このアイディアはうちが実現しようか」という事業者さんにも参加していただくことなっているので、よろしくどうぞ!

春よ、コイ

さて早いもので、既に2週目に突入している弥生の月。
春は出会いと別れの季節といいますが、我が町の地域おこし協力隊も例に漏れません。

寒桜?

この2・3月で卒業し町に残って新たな職に就く方、地元の方とご結婚・出産なさって定住される方、また既に卒業し地元企業に就職したものの、四万十町を離れて他県へ移住なさる方……を送り出す会が行われました。

それぞれの”卒業”を迎えた皆さんに、残る協力隊(とOB)や役場の職員さんらからの感謝状と記念写真、寄せ書き、プレゼントをお渡しするセレモニーでは、危うくホロリとするところ。

副町長より、恭しくね

私は未だ着任から半年ちょっとではありますが、卒業される方々には多大にお世話になっていたので、皆さんの今後の活躍に期待しつつも、やはり寂しさは拭えません。
特に同じ大正地域を担当されていた先輩方は、協力隊としての自分の足場を築いてくださっていたので、単に寂しいだけでなく不安に思うところもある訳です。

これまでに作り上げられた基盤を、私はより強固なものにしていけるだろうか?
(それどころか、地域の信頼をぶち壊したりしないか?)

というのも、先輩方は高知県の中でも協力隊のパイオニアとして様々な実績を残しておられるから。
その存在は心強くもありつつ、自分にとっても(良い意味で)プレッシャーになるってんで。

非常ににんやかでした

しかし、送別会の場でただただ、しんみりしていたところでどうにもなりません。
送り出される方も笑顔でバイバイが一番、ということで、グラスやおちょこを片手に皆が座敷を動き回り、返杯・献杯の飛び交う「THE☆高知」な宴会が盛り上がりました。

ここでは、ジッと【いざって】いる人が少なければ少ないほど、楽しい宴だといえましょう。

てんで、本日の高知ことば【いざる】は【座る(いらっしゃる)】の意で使われる動詞です。
 例)ん? 社長? さっきまであこに【いざっちょった】はずやけんど……。
恐らく標準語では、(膝やお尻を床につけ)【座ったまま移動する】という意味で使われることが多いように思いますが、こちらでは単に【座る】の敬語に当たるもよう。

卒業、おめでとうございます。
ほに、お世話になりました。

感謝を込めて、ほんじゃーに。

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