2016年8月21日日曜日

新鮮なあいつは【さどい】!

こんばんは、たっちーです。

つかみどってますか、ウナギ。
四万十川産のウナギには養殖と天然(こちらは腹が黄色い)とがあり、値段は倍以上違うそうですよ。
ちなみに私は食べるの専門です。

高知の太陽なめたらいかん

くどいほど準備のアピールをしてまいりました、四万十大正あゆまつりですよ。
万が一雨天なら来週に順延、一昨年は水害と台風の影響で中止になったことも、と聞いて空模様を心配してました。

阿呆らしいなっつうくらい、太陽がまぶしい、なんなら目に刺さる。

雨の気配もなかったZE

昨日負傷したカメラくんをひっさげ、会場の河原にて準備に入ります。
ゴミ箱を組み立てたり、垂れ幕つけたり…というても今回の任務は写真撮影てことで、大してやることなし。
(あ、デジカメで撮影した写真は後日「大正駅前にぎわい拠点」のFacebookアカウントにて公開させていただく予定ですゆえ、以下は通常どおりブレ写真にて。)

お馴染み四万十ケーブルテレビさんも朝から撮影

テントはもうできてるし、あとは出店者さんがおのおの用意し、12時開場……

むむ? もう食べてるやんけ。
準備どころかまきまきスタートしてるよ。

そういえば高知に来て驚いたのは、飲み会の開始の早さと言いますか、正確には開始時間じゃないのに早く来た人らがじゃんじゃか飲み始めてるんですよね。
曰く『0次会』。

あゆ、火あぶりの刑

だからといって皆早く帰るかというと、むしろ終電で帰らなって発想がない分誰も家路を急がない。
すなわち高知の夜は長いのです。
が、昼前から9時に花火が終わるまでイベントぶっとおしの当あゆまつりは、夜までが長いのですね。

えびは揚げられても生きてるからぶれます

あゆの塩焼き、うなぎの蒲焼き、焼きそば、串モノ、川海老の姿揚げ…
香ばしいかほりが立ち込め始めると、徐々にお客さんが続々。

とりあえずという感じで、正午には開始の打ち上げ花火が上がったんですがあまり注目されていません。
うなちゃん、同じく火あぶりの刑

開会セレモニーのオープニングを飾るのは、我らが大正中学校音楽部による生演奏。

先日の全国大会では、残念ながら入賞を逃したものの、『緊張したけど、楽しかった』そう(メンバー・Cちゃん談)。
河原で艶っぽい雰囲気のジャズてのも乙です。


さらに、顔見知りが多数参加のいかだレースは中々の見もの、どぼどぼ落ちてはります。
3人1組のチーム

昨日、普通の舟もろくに漕げなかった自分は決して笑いませんよ。
さらに、こちらのイベントごとでは恒例のもち投げ。
移住して驚いたことの一つです。

もち以外にお菓子とかも

正月に神社仏閣で力士が、あるいは名古屋の豪華絢爛な結婚式で、というイメージしかなかったので、これほど頻繁にもちがばらまかれるとは。

もらう皆さん、殺気立ってました。

はじめてーのー

液晶テレビやディズニーorUSJペアチケット等々豪華賞品が用意されたお楽しみ抽選会(私はもれなくはずれてる)、よさこい演舞など各種ステージものが進むにつれ、少しずつ日が傾きます。

祭りは提灯がついてからが本番

ほいで、個人的にお楽しみが。

『ダバダ火振』の名の由来でもある『火振り漁』、はじめてお目にかかります。
毎年7月中旬に漁が解禁されると、たいまつの火で驚かして鮎を網に追い込むという漁法であります。

めらめら

たいまつを振ったあとしばらく置いてから網を引き上げ、鮮度が落ちないうちに、かつ傷つけないように【さどい】アユを網からはずさなくてはいけません。

こりゃ、熟練の技が必要です。

あはは、全然なんやらわからん画像

というわけで本日の高知ことば、【さどい】は【すばしっこい】【機敏な】という意味の形容詞で、【要領が良い】という意味でも使われるそう。
 例)あいつは何をやらしてもうまいな、【さどい】やつだよ。

方言としては、徳島や愛媛でも使われ、【さどこい】もあるみたいです。

無手無冠オンラインツアー 番外編
~冠はいらない~

毎度お馴染み流浪の連載、本日は番外編であります(ま、じっくり書いてる余裕がなかったのが本音)。

お酒の名前にもなっている社名『無手無冠』ですが、初見で読める人は多くないのではないでしょうか。

『むてむか』は『無添加』、すなわち『余計な手を加えないこと』が由来。

ダバダバダ

しかし地のものを使い、大量生産できなければ、賞をとったりするのは難しい。それならば、賞という『冠』はいらない。
いばらず、庶民の晩酌に合う酒を。

「冠におぼれず」すなわち『無冠』、「飾らず、素朴な心を大切に、ひたすら自然を生かした地の酒造り」を使命とされているそう。

とはいえ、明治26年には「初代山本彦次郎造り酒屋」として創業しており、北藩酒造、千代登酒造、四万十川酒造と名が変わったのち、昭和63年に現在の社名になっています。

売られたら買っちゃうよ

そんな歴史のある酒造ですが、現在は若いスタッフの方が多く働いておられます。
本日のあゆまつりブースでも、かわいい女の子らが売り子さんをされていました。

ていうか眠いです。

ほんじゃーに!

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