2016年8月14日日曜日

雨に【なぐれた】納涼祭

こんばんは、たっちーです。

校歌唄ってますか、甲子園。
ちなみに私は、地元代表・横浜高校の校歌を知りません。
というか、母校の校歌すら一切覚えず、基本的に口パクで切り抜けてきた人生です(音痴って意外と気を使って生きてるんです)。


晴読雨読?

今朝もぎらぎらと太陽に炙られる南国は四万十でありますが、だからといって 外をフラフラしてばかりいるわけにもいきません。

綺麗だから撮るけれど種類はわからない人

昨日果たせなかった読書に手をつけました。
というのも、このブログを見てくださった我が師匠から「食べ物の写真ばっかりじゃん!」とのツッコミが入り、呑む以外のことをやってるアピールをすべく書く次第。
(ご興味のない方はさくっと飛ばしていただければ。)

まずは「読む」というより「調べる」方面で、我がブログ執筆の貴重な資料となっているこちら

「本当にとっても、具合が良い」という表紙

著・一ノ瀬 愚(おろか)、出版・おろか工房、とだいぶふざけた感じですが、土佐の風土や歴史、県民性といった「ことば」の背景知識から詳しく書かれ、なかなか手の込んだ一冊です。

逆引き辞典はイラスト付き

続いては、こちら

地域づくりを推進する組織のマネジメントやその担い手の育成において、多様な人々が強いつながりと弱いつながりで集う「プラットフォーム」の重要性を説いています。

収まりきってなーい

著者の飯森氏は慶應SFCの教授ということで、地域と大学の連携について重点的に書かれていますが、あくまでこの分野の「入門書」といった内容。
地域づくりに関わる社会学・経営学・教育学への「入り口」で、成功事例ばかりが羅列されている印象が否めず。

その意味では、こちらも似ているかもしれません。
市民のメディアとして愛される、ケーブルテレビの「コミュニティーチャンネル」(コミチャン)について、全国のケーブルテレビ局の事例を通じて解説。

コミチャンてホルモンの部位のようでもある

コミチャンが地域づくりにどのように貢献できるか/すべきかについて、テレビというメディアの基礎知識とともに示されています。

この本を手にとったきっかけといえば、協力隊として着任して以降、町のイベントへ参加していると必ずといっていいほど「四万十ケーブルテレビ」さんの撮影隊を見かけるから。

本日の四万十川まつりなど大きなイベントでは
ケーブルで中継もある

横浜在住時も地元のケーブルテレビの存在は知りながら、ろくに見たこともなかったのですが、こちらでは「この間ケーブルで見たよ」「あ、チャンネルはケーブルにして」といった会話を日常的に耳にするのです。

出版されてから10年以上経っているため、SNSなど他のメディアとの関係性についての記述は少なく、テレビをとりまく環境も変わっているとは思いますが、ケーブルテレビが地域づくりにおいて果たす役割は今後も注目すべきですね。

せっかく行くのだから

夜は下津井集落の納涼祭のお手伝いに参るべく、大正へ。
さすが盆、お祭りオンパレードであります。

提灯って素敵

せっかく行くならな~と本日もケチケチ精神発動。
てんで、寄り道するはきらら大正近くの「旧 竹内家住宅」です。

大正駅からも歩いて10分

もともと、大正は中津川の森ヶ内にあったという農家の住宅で、郷土文化財として保存のためこの場所に移転改築したとのこと。

確証ではないそうですが、建築様式から18世紀末ごろに建てられたものとされています。

農具も展示されているよ

茅葺き屋根に土間のくど・・・200年以上前のものをきれいな状態で保存するのは、並大抵のことではないでしょうね。

全国津々浦々、というか海外からもお客さんが来られているようです。

しかし「オーストラリア」と書いたのは本人ではなかろう

くねくね道の先に、花?

さて、先輩隊員の運転で、下津井へ。

これまでも連れてきてもらっていますが、何度来ても『えらいこっちゃ』と青くなる山道です。
集落 内には色々と訪ねてみたい場所があるのですが、自力で来られる日はいつになることか。。。

さらに途中からは豪雨。
お祭りは6時からの予定でしたが、準備どころではない状況、『西村旅館』さんで雨宿りをさせていただくことに。

白和えはわさびがアクセント

ちゃっかり、夕飯をごちそうになりつつ空模様をうかがいます。
女将さんのお料理は、さすが評判通りです。

予定開始時間を1時間近く過ぎてしまい、会場の広場の足元もぐちゃぐちゃになっていましたが、どうにか雨も上がり準備に取りかかります。

人は動くからね!!
無事お祭りがスタートし、協力隊チームはかき氷を販売。

ブルーハワイって結局何味なのか誰か教えて
区長さんを中心にたくさんの景品が用意された、じゃんけん大会やビンゴ大会で盛り上がります。

クライマックスは花火。
花火といえば海か川沿いというイメージなので、山奥というのは初体験です。

花火にはみえる

残念ながら風がうまく流れず、煙の向こうに隠れてしまった大輪の花も多かったのですが、何せ超近距離、しかもこもって響くは爆音、迫力満点なのです。

いや、いいもんですね山の花火。

近くの橋から見えるのよ

とまあ、中止にならなかったので結果オーライですが、すっかり雨に【なぐれた】夜でありました。
てんで、今日の高知ことば【なぐれる】は【(予定外のことに)手間をとられる】という意味で使われます。
他動詞としては、【なぐらす】あるいは【なぐらかす】だそう。
 例)パソコンが壊れたもんで、半日なぐれたよ・・・・

お天道様にはどうにもかないません。

ほんじゃーに!

※本日の一部ハイクオリティなお写真も無手無冠さんご提供であります。感謝!

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