2017年8月25日金曜日

【たいりにならぁ】ね

*本日、生きた証*
 AM:みーちんぐ@駅前にぎわい拠点
 PM:免許講習会

わくわくサイエンス

どもども、たっちーです。

爆発してますか、実験。
ここのところは「リケジョ」なんて言葉も登場して、理系で最先端研究に携わる女性の存在も認知されてきましたが、やはい科学者というと(お茶の水博士的なヘアスタイル)白衣を着たおじさんがイメージされがちですね。
試験管から丸底フラスコにカラフルな液体を注ぎ、ボーンと爆発……なんて少々古典的すぎるかしら。
ちなみに「STAP細胞はありまぁす!」と宣った彼女は我が母校の先輩であり、あの一件のおかげで大学(院)論文の査定が厳しくなった経緯があります。

実験といえば。

昨日窪川高校にて、町内の小学生を対象にした体験教室「ワクワク科学実験 in 四万十町」が開催されました。

サイおーじがんばる

窪川中学校・高校の先生方、科学を履修する高校3年生の協力のもと実現したワークショップで、窪川・東又・米奥・十川の4校から約20名の小学生が参加。
6つのプログラム×3ラウンドのうち、自分の興味のあるものを自由に選べるってんで、教室によっては先生・高校生一人ずつに子どもが2名なんていう贅沢な体制になっています。

窪高の校長自らが「サイおーじ(サイエンスおじさん)」と名乗って蝶ネクタイを締め、水入りのペットボトルに泳がせた金魚の人形を自在に浮き沈みさせたり、空気砲を打ったり。

結ぶのに悪戦苦闘

テープで2個、あるいは4個1組にくっつけたカップに、結んで割りばしに括り付けた輪ゴムをぐるぐると巻きつけ……




回転する力を使って、中庭で飛ばしたり。

ここでお弁当を食べるのも気持ちいいよ、との高校生のことばに「いいなぁ! 私たちが給食を食べるのは教室だから」と羨ましがる女の子たちの姿もほほえましい。
確かに、少女漫画でも「教室外で食べるお昼」はロマンスの生まれる定番シチュエーションだから、憧れるよねぇ。

何でもやろう

さて、別の教室からはほのかに甘い香りが漂ってきます。

ここは何じゃろな、と覗いてみれば、夏ならではのひんやり実験を進行中。

ひんやりんこ

氷に塩を混ぜてボウルに入れ、フルーツジュースを注いだ一回り小さいボウルを沈めたら、押し付けるように回転させながら割り箸でかき混ぜていきます。

すると、ジュースが次第にシャリシャリと固まりはじめ、あっという間に冷たいシャーベットが完成。
我先にとスプーンを口に運んだ子どもたちの表情はゆるみ、「もう一回作っていい?」と別のジュースに手を伸ばします。

黙々と

片や多目的教室で、何やらチョキチョキとハサミを動かし続ける子どもたち。

限られた実験時間の中で、プリントされた線の通りに型紙を切り抜くのは中々大変、みんな集中して作業に取り組みます。

ボンドを使って、様々なパーツを組み立てていくと……

くるくる

出来上がったのは、「カム」という仕組みを使ったペーパークラフト。
箱の外についたハンドルを回すとアラ不思議、上部に飛び出た某が上下に運動します。

各教室から「えーなんで!?」「すごーい」と上がる子どもたちの歓声と笑顔を前に、先生方も嬉しそう。
高校生たちは少々照れもあってか控えめだけれど、子どもたちをサポートするお兄ちゃん・お姉ちゃんとして、先生にとっても【たいりになる】良いアシスタントになっていました。

てんで、本日の高知ことば【たいりになる】は【役に立つ】【助かる】という意味で使われる幡多弁です。
 例)この浴衣、うちの娘にはもう小さすぎるけんど、田中さんくの子らには【たいりになる】がやない?

ほんじゃーに!

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