2017年8月19日土曜日

この【ひょろけ】め

*本日、生きた証*
 日中:40010サマーこどもクラブでわちゃわちゃ

FLY!

魂ですか、グループ。
小学生の頃にドラマ「木更津キャッツアイ」にハマってからというもの、すっかりクドカン信者の私ですが、それでも主にチェックするのは文筆や映像・演劇制作の分野。
彼が「暴動」と名乗り、ギタリストとしてパンクバンドを組んでいることはあまり知られていないかもしれません。
ボーカルの「破壊」こと阿部サダヲが、ドラムの「バイト君」をスリッパで叩くのが定番パフォーマンスになっており、半分コントユニットといっても良いですが。

スリッパといえば。

広いところで履くと、なんとなく遠くにふっとばしたくなりますよね。

え? ならない?



いやぁ、なるでしょう。 少なくとも私はなるのだ。

ていうことで、スリッパ飛ばしゲームやっちゃいます。
まぁゲーム、というほどでもない極めてシンプルなもので、足先に引っ掛けたスリッパを放ってカゴに入れるだけ。

だけなんですが、これが結構楽しいというか、入ろうが入らなかろうがスッキリするんです。
恐らくスリッパという物が、通常の使用場面ではふっとばすなんて言語道断、特に大人がやりでもしたら大分イカれたヤツだと思われるからでしょう。

タブーを犯しているような、ある種の背徳感を覚えながらやることって愉しいんだよなぁ。

ペットボトルを倒すタイプもありやす

だからといって、さすがに大人ひとりでこんなことやってる訳ではありません、あくまで子どものためのレクリエーションね。

本日、農村環境改善センターにて「しまんと子どもサマークラブ」と題し開催されたのは、町の教育研究所を中心とした有志の実行委員会が企画・運営する、小・中学生向けの夏休みお楽しみプログラム。

昨今、都市部を中心に広がっている「子ども食堂」の取り組みにヒントを得て、まちの子どもたちを地域全体で育てるためのつながりづくりや、仕事や家事で忙しい親御さんらの負担の軽減を目的にトライアルとして実施されました。
我々は食事の前後のレクリエーション活動担当ということで、キックターゲットや卓球、ボール遊びなどで一緒にわちゃわちゃ。

豪華でありんす

参加者側としても、企画・運営側としても、まずはやってみてニーズや課題を把握してみるべってんで、地域おこし協力隊も協力したってや~とお話をいただいたのですな。

実際「子ども食堂」の取り組み自体は、核家族の増加や貧困を原因とする孤食や低栄養の問題を背景に、また運営する側の人手(単純に人口的な意味合いで)が十分にある都市部で広がりを見せたもの。
どこかでやろうにも、参加者の大多数に車での送り迎えが必要になってきてしまう地方の交通事情、また概ね無償や食材の実費で行われるため運営主体の継続性だったり、都会と同じようにスタートさせたところでうまくいくとは限らないのですね。

わやわや

四万十町内では、社会福祉協議会を中心に十和地区で開催実績がありますが、今回は窪川地区の子供たちが対象、20名を超える小・中学生が集まりました。

食事の前後の約1時間は、先のレクリエーションで思いっきり遊んでもよし、夏休みの宿題をしてもよし(しかも指導員がつく!)のフリータイム。

お待ちかねのお昼は、JA女性部の皆さんの愛情と栄養たっぷりのお料理がずらり並びます。

いただきまうす

豚のしょうが焼き、肉じゃが、きゅうりの酢の物、ひじきの煮物にごはん、お味噌汁、デザートにはゼリー。

って超豪華……!!!

ちゃっかり一緒にいただいてお腹いっぱい、とりわけしょうが焼きは甘辛いたれがたっぷり絡んだ肉も柔らかく、ついつい作り方の詳細を聞いてしまう美味しさ。
自分でやると、たれはシャバシャバ水っぽくなるは、肉はパサパサなるわであんまり美味しくないんだもの。

……にしても、だ。
午前中に冷房のきいた体育館で一緒に遊んだだけで大分バテましたけれど、子どもらのエネルギーって本当にすごいのね。

君ら「疲れ」って言葉知ってる?

お疲れちゃん

こちとら、満腹になった昼下がりなんて眠くて仕方ないのだけんど……と体育館でぼうっとしていたら、思わぬ方向からボールが転がってきて、とろうとしたら【ひょろけて】しまいましたよ。
残念な体力で情けない、そうだ、足のけがも完治したのだから剣道行かなきゃと、改善センターに来て思い出しましたとさ。

てんで、本日の高知ことば【ひょろける】は【よろける】という意味で使われる幡多弁です。
 例)そればぁの稽古で【ひょろける】ような奴は、試合なんか到底出れんで!

ちなみに弱っちいやつは【ひょろけ】と名詞でも使うそうです。
ほんじゃーに!

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