2017年8月12日土曜日

【Ciao】じゃお

*本日、生きた証*
 日中:グローバルな気分でボランティア
  夜:KUBOKAWAファイアーワークスナイト

のすたるじっく

どもども、たっちーです。

懐かしいですか、故郷。
東京・神奈川の狭い圏内とはいえ、子どもの頃から引っ越し続き、ここが我がふるさとだ〜と感じる所を持たずに過ごしてきました。
それと少なからず関係しているのかは定かでないながら、基本的に飽きっぽく、よく言えばひとつの物事や人間関係に執着することがまずありません。
この世に生まれ落ちてまもなく28年にして、ようやく自分が永遠にジプシーなのだと認められるようになった今日この頃です。

懐かしいといえば。

説明が面倒なので、一番住んだ期間の長い横浜を出身地と称しているけれど、小学校中学年までを過ごしたのは川崎市。
家の近くには賑やかな商店街がいくつかあって、特に「チキンバー」と称された骨つき鶏の唐揚げを売るお店や人気の練り物屋さん、揚げあんドーナツが絶品のおんちゃんおばちゃんがこじんまりとやっているパン屋さんがお気に入りでした。

わくわくするずら

今のご時世、コンビニやスーパーへ行けば大抵のものは一回のレジで済みますから、確かにその方が肉屋や魚屋をそれぞれ回るよりも、時間の無駄なく効率的に買い物ができます。
が、専門店というのはやはりその道のプロであって、品揃えやディスプレーに個性があって店員とのコミュニケーションを楽しむことができるし、何より店を覗く時にワクワクする。 ような気がするのです。

チキンみそかーつ

今日、たまたま立ち寄った高知市・菜園場商店街では、通りに香ばしい匂いを漂わせていたとり丑精肉店さんの誘惑はちょっとした反則レベル。
店先でジュワジュワ揚げられたら、そりゃあお財布取り出しちゃいますよ。
ビールを片手に持っていたら、串一本じゃ済みませんでした、危ない危ない。

えい感じ

お隣の森山製パンさんも、昔懐かしの素朴さがありながら魅惑的なラインナップ、迷ったけれどサービス品のラスクをいただきました。
100円とは思えぬ量、程よい甘さ加減でうまうま。

癒される

腰掛けてこれらを味わった堀川緑地は、真夏の昼下がりながら木陰が気持ち良く、のんびりゆったりとした時間が流れておりました。

曰くグローバルとは

で、どうして昼間っからこんな場所にいるかって、フラフラ遊んでいるわけではなく、緑地のすぐ近くの高知市文化プラザ・かるぽーとにご用がありまして。

でかし

本日、朝から開催された高知県IYEO青少年グローバルリーダー育成フォーラムのお手伝いのためであります。
なお主催のIYEOとは日本青年国際交流機構のこと、JICAや高知希望工程基金の共催のもと、「国際交流」や「国際協力」「グローバル人材」などをキーワードに留学や国際協力に関心のある学生や若者が集い講演やディスカッションをするイベントです。

おお

県内の各高校の生徒を中心に160名を超える参加者が、世界青年の船東南アジア青年の船青年海外協力隊のOB・OG、外国人留学生らの経験談やプレゼンテーションを聞くだけでなく、自分なりの考えを言葉にするというもの。
自分はあくまで、午後からのワークショップにおいて少人数で議論する高校生のグループの進行役のひとりでした。

が、気軽なお手伝いのつもりが、私にとっても何とも刺激的な場。
豊富な海外経験をもつ登壇者からのインプットはもちろん、あちこちから「国連職員になりたい」「貧困の研究をしたい」といった高い志を持つ学生の声が多数あがり、イカン自分もしっかりせねばと思わされました。

ほほう

グループディスカッションでは、少々無茶な振りでもきちんと発表することのできる高校生ばかり。
高校の先生方や青年海外協力隊として世界各地で働かれていた協力隊経験者など、様々なバックグラウンドを持つ社会人の参加者とも良いご縁ができました。

内容的にも、今年6月、四万十町から中南米へ移住した人々をテーマに行われた町民講座のともリンクしており、パラグアイの日系移民2世の方からナマのお話をうかがうことができ、わざわざ高知まで出た甲斐がありました。

てんで、本日は移民にちなみ、パラグアイのことば【Ciao】(チャオ)は【またね】という意味で使われるスペイン語です。
ちなみにスペイン語では、別れの挨拶のバリエーションがかなり豊富で、これは短いお別れの際のライトな表現、ビジネス場面や目上の人に対しては使わないそう。

Ciao!

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