2017年8月16日水曜日

【せんぐり】どんぐり

*本日、生きた証*
 日中:興津で土もつれ
  夕:下呉地で酒もつれ

もしものハナシ

どもども、たっちーです。

アリですか、モハメド。
すみません、彼については「ボクシング強い人?」ぐらいの認識しかありません。
にも関わらずなぜ言及するかって、WBC世界バンタム級王者の山中慎介さんが13度目の防衛戦に失敗したニュースを見たからです。
正直、ボクシングの知識も5歳児並みなのでコメントする立場にはありませんが、これまで勝利の度にお子さんらをリングにあげていたそうで、どうにも涙を誘う今回の敗北です。

アリといえば。

今月1日、アリと数学をテーマにした絵本が出版されたことをご存知でしょうか。

かわゆい

その名も、アリになった数学者。
小学生向けの科学雑誌「たくさんのふしぎ」の9月号として刊行された物語を書いたのは、「独立研究者」として活躍されている森田真生さんです。

数学をテーマに、各地で講演・著作活動をされているお方による、初めての子ども向け書籍! 
を記念して講演にいらっしゃるとのことで昨晩、土佐町へお邪魔しておりました。

って最近、あまりに頻繁に土佐町へ出没するものだから、「あれ?(隣の)本山町に住んでおられるんでしたっけ?」と皆さんに問われる始末。
いやいや、車すっとばして2時間かかる四万十町からです、我ながらよくやるわ。

サイン会もあったお

で、これまでも繰り返し述べている通り、5教科の中でもっとも早い段階で見切りをつけたのが数学、というか算数で、暗算だと二桁の足し算すら怪しいレベルの私がなぜわざわざ行くかって?

憧れだったからです。

兼ねてからファンとして注目していた小さな出版社「ミシマ社」を通じてその存在を知った森田氏は、数学を文学的に解釈するといいますか、とにかく文/理の境界をまるで意識させず自在に行き来した論考を記される方。
数字アレルギーだったからこそ、その文章は革命的に感じたわけでして、まさか高知でお目にかかる機会があるとは思わなんだ。

なむなむ

お話しされている姿は初めて拝見したわけですが、自他共に認める早口かつウロウロと動き回らなければ思考が停止するとのことで、THE・学者。

ひゃっほい

で、溢れ出す知の海!

なんと刺激的な、あっちゅう間の1時間半だったことか。
トピックがめまぐるしく変わるたび、頭の中にポコポコと浮かんだ質問を投げかけたくてウズウズしていたのですが、終了後に直接うかがう機会に恵まれ大満足。

大人も子どもも、「ホンモノ」に出会うことは極めて重要でありますな。

子どもといえば。

もうびっと右!

みんな大好き、ウォーターメロン・スプリッティング。

なんつて、スイカ割りね。

そもそもこのゲームを考えた人は、よほどストレスが溜まっていた上にそもそもスイカを好きではなかったんではなかろうかと思いますが、楽しいからまぁ良しとしましょう。

AH 夏休み

花火やBBQと併せて開催されたのは、毎度お世話になっている下呉地の食堂近くの夕涼み会。
今日は朝早くから久々の肉体労働、渇いた体に【せんぐり】差し出されたビールが沁みるのなんのって。

やいたろ

え? いつもって?

ほっといてちょ。

てんで、本日は森田真生氏の本拠地・京都のことば【せんぐり】は、【次々と】【立て続けに】という意味で使われます。
 例)ぼーっとしとったら仕事がたまってしゃあない、【せんぐり】やらなあかんわ。

ほんじゃーに!

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