2017年4月5日水曜日

【かげひら】は避けて

*本日、生きた証*
 AM:窪川&大正地域振興局で書類作成
 PM:会議→大正駅前にぎわい拠点で事務作業ぽちぽち
 

全席ぐりーん

どもども、たっちーです。

未確認ですか、飛行物体。
ネッシー系の珍獣やUFOといった怪奇現象の類は、信じない人は全く相手にしないですよね。
私は確かにド文系かつ非科学的、しかも騙されやすい人間ですが、それ以前に基本スタンスが「面白ければ何でもOK」ゆえ、エイリアンや円盤の出現も歓迎です。
それにしても、「飛翔体」という言葉は今朝のニュースで初めて耳にしたもので、一瞬「朝からUFOネタ?」とびっくりしました。
良く聞けば、とある半島の北にある国がぶっ飛ばしたミサイルのことで、それと断定できるまで明言が避けられていたのですね。
物騒な爆弾はさておき、SF気分で始まる一日も悪くはなかったり。

気分といえば。

鉄道で、少しの追加料金でリッチな気分を味わえるといえば、グリーン車ですよね。
(庶民の自分は、数えるほどしか乗ったことないけれど。)
新幹線や都市部を走る主要路線のイメージが強いかもしれませんが、実はここ高知には全席グリーンの列車があるのです。

あの歌手ではないよ

そう、それは予土線、またの名を「しまんとグリーンライン」。
高知と愛媛を結ぶ唯一の鉄道で、我らが四万十町から宇和島まで、高知県内はほぼ全区間四万十川に沿って走行する、まるで写真撮影のために作られたかのような車窓が楽しめる路線です。

起源は1914年(大正3年)に開業した宇和島-近永間の蒸気機関で、度々の延伸工事や中断を経たのち、74(昭和49年)に江川崎-若井間が全通、「予土線」の名前がつけられました。
これにより、当時2日がかりだった高知市へは日帰りアクセスが可能となり、運賃もバスに比較して1/4も安くなったそう。

紆余曲折あったのね

けれど運行本数は少なく、(というかこの辺りの人口も少ないので)利用客も決して多いとは言えず、昭和55年に早くも廃線の危機にさらされてしまうのですが、住民による存続運動でどうにか生き残ったと言います。

なんでも昭和53年度の営業成績によると、100円の収入のために646円もの支出が必要で、年間の赤字は約8億円にのぼったというので、むしろよく潰れなかったなあと思わずにいられません。

しかしどんなに利用客が限られているといっても、免許を持たない学生やお年寄りを中心に、「なくなったら生活できない」という人は必ずいます。
今でこそ毎日車で通勤する私ですが、ペーパードライバーだったこともあり旅行といえば鉄道ベースでしたから、地域の人々だけでなく観光客にとっても大切な足といえましょう。

シコクの車窓から

ちなみになぜ「しまんとグリーンライン」の愛称は公募によるもので、「けしきグリーン かぜグリーン きもちグリーン(だから)全席グリーン」なのだそう。
車両が緑だからという訳ではないのね。

車窓からの撮影じゃないけれど

実は、未だ窪川~十川駅間しか乗ったことがない私ですが、豊かな緑を存分に楽しめる路線であるのは確かですから、近々もう少し遠出をしたいなあ。

さてそんな愛すべき予土線では、今月10日から新たにスタンプラリーイベントが始まるのです。

「予土線3兄弟」の名で親しまれる3種の観光列車の全てに乗り、スタンプを3つ集めたら、窪川もしくは宇和島の駅でプチギフトがもらえます。
さらに、宇和島・出目(鬼北町)・松丸(松野町)・江川崎(四万十市)・土佐大正の駅が最寄りとなっている5施設に設置されたスタンプを全て集めると、沿線各地のグルメが詰まった「予土線うまいもんセット」の抽選に応募できちゃうんですって。

台紙はもう準備できていますよ

ほんで、ここ「大正駅前にぎわい拠点」がめでたく(?)土佐大正のスタンプスポットになったという訳で、現在絶賛準備中。
期間は10月いっぱいと長めに設定されていますから、地元にお住まいの方にものんびりチャレンジしていただける企画だと思いますぜ。

ちなみに「3兄弟」って何? と思った、予土線ビギナーのアナタはこちらのリンクを参照……とはあえてせず、後日のブログのネタにさせていただきましょう。

ひとまず、




”よどせん乗りませんか”?

朝晩、それから【かげひら】まだまだ冷えるけれど、日中はだいぶポカポカしてきましたから、ぶらり旅シーズンがまもなくですもの。
引きこもっていたらもったいないわ。

てんで、本日の高知ことば【かげひら】は【日陰】という意味の幡多弁です。
 例)日の当たるとこだと傷みやすいけん、【かげひら】においちょって。

ほんじゃにー。

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