2017年4月4日火曜日

【すっと】消えないで

*本日、生きた証*
 終日:窪川〜大正〜十和を横断うろうろ
  夜:ちょっこりお花見

《急募》性格に豆

どもども、たっちーです。

戻してますか、乾物。
昔々、きっと偶然できたに違いないけれど、食品を乾燥させて保存・調理した先人の知恵に心の底から賛辞を呈したい。
食べられる期間を延ばし、作物の採れない時期でもお腹を満たすことができるのはもちろん、天日干しにしたら栄養価が高まるものもあるなんて。
フルーツや海藻類、大根、椎茸、サツマイモ、タケノコ、きび、豆……いやあ、ありがたい。

豆といえば。

大学時代、東京は新丸ビルの和食ダイニングでホールのアルバイトをしていたのですが、そこで私は「豆娘」と呼ばれれていました。
こんな大雑把な性格のくせに、なぜって?

久々に

余った(=古くなる手前の)食材の持ち帰りが認められていた中で、ジップロックいっぱいの豆をしょっちゅういただいていたからであります。
というのも、このお店の大元は江戸時代から続く長野の味噌蔵で、信州味噌や自家製醤油を主とする豆料理がウリのひとつ、おつまみとして人気だった茹で豆や煮豆が私も大好きでした。

お店では小鉢に軽く一杯で500円は下らない「くらかけ豆」や「一人娘」をモリモリかき込んでいたおかげで、料理らしい料理をしていない生活でも非常に健康、かつ幸せだったなあ。
そう想い起こさせたきっかけは、大正の道の駅で見かけた下津井産の黒大豆でした。
今度は自分で戻してみようかと、お買い上げ。

純くぼかわ産

醤油や味噌、納豆や豆腐といった豆の加工食品も愛してやまず、現在愛用している「じんさい味噌」は仁井田米と窪川産大豆を使った特産品。
味噌汁はもちろん、みりんで溶いて(先日大量にいただいた)大根をディップしております。

やっとやっと

いやあ、乾物に加えて発酵食品って素晴らしいわぁ……とボリボリかじりながらテレビを眺めていると、全国各地でお花見を楽しむ人々の様子が。

そういえば、ここ高知でも先週29日に開花宣言のなされた桜ですが、四万十町では美しく開いたソメイヨシノは未だ観られていませんでした。
んー、県内でも寒いところだから、遅いのかしらん?

おーう

と待ちわびていたら、本日用あって出向いた十和地域では、国道沿いにまもなく見頃を迎えた木が続々と出現しました。

すかんと抜けた青空、降り注ぐ日の光、薄紅色の桜の花びら。

植物には疎い私でも、思わず車を止めて写真へ収めたほどに最強の組み合わせです。

withせせらぎ

おっと、我らが清流・四万十川も忘れてはいけない大事な要素。
明後日からはしばらく雨だというから、咲きぶりは少々控えめでも、お花見は今日明日中でなければ厳しいかもしれませんね。

ぼーっとしていたら【すっと】散ってしまう儚さがあるからこそ、ミーハーと言われる日本人の心を昔から掴んで離さない……のやも。

てんで、本日の高知ことば【すっと】は【すぐに】という意味の副詞です。
 例)一番近い郵便局? そこの角を右に曲がったら【すっと】よ。

ほんじゃに。

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