2017年4月2日日曜日

その汁、【いたい】?

*本日、生きた証*
 日中:下津井にてバイキングお手伝い
  夕:中津川にてご挨拶

鱈、ふくふく

神がかってますか、羽生くん。
フィギュアスケートはTVでやっていたら観る、程度の知識しかない人間ですが、昨日の世界選手権で我が国のプリンスがとんでもないことを成し遂げたのは分かります。
ショートプログラム5位からの、パーフェクトなフリーの演技で世界最高得点、奇跡の大逆転優勝……という実績はもちろん、この選手の人格者たるや、とても22歳とは思えません。
若干25歳ながらDeNAベイスターズでキャプテンを務める筒香選手しかり、人間的にも尊敬できる若手スポーツ選手が続々出てきていることは、喜ばしい限りですね。

喜ばしいといえば。

下津井Ver.

本日、旧下津井小学校にて開催された「ひな祭りバイキング」が大盛況にて無事終了したのは実にめでたい限り。
4月初めにしては気温が低く、一時小雨となるなどお天気こそイマイチでしたが、お客さんの足に大きな支障となるほどでもなかったですし。

集落の元気印であるグループ「下津井いきいきやる鹿な猪」のおかみさんたち特製、旬の素材をたっぷり使ったとりどりのお料理がたった1000円で食べ放題……となれば、毎年大人気なのも納得です。

あっという間にお客さんが

11時半のOPENを待ちきれず、雪崩れ込んできてしまったたくさんのお客様への対応にアワアワしつつも、「これ、美味しい!」と二度、三度とお料理を取りに行かれる姿を見るとやっぱり嬉しい(まあ、私は作ってませんけどね)。

下津井の方はもちろん、中津川や十和、志和といった四万十町各地域だけでなく、梼原など町外からも足を運んでくださる、というのも嬉しい(だから、作ってないんですけどね)。

尚、本日ワタクシが仰せつかったお役目は汁物のご提供。
ごぼう・大根・豆腐と一緒にプリプリの猪肉が煮込まれたお味噌汁に、もちもち白玉たっぷりのぜんざいはどちらも、「少なめに」とリクエストされた方もついお替りしてしまうほど。 

また秋に

温かいメニューに限っていえば、ひやいぐらいで丁度良かったかも?
なんて思いつつ、 見るからに美味しそうなものを、いかにも美味しそうに頬張る人たちを前にしたら、こちらのお腹も自己主張を強くして然り。




食べたーい。

と心の中で(でも時々、実際に口に出しながら)お汁をよそう作業ってのは中々酷。

物販もあるよー
最後のお客様がほぼほぼ食べ終えた頃、おかみさんたちから「もう好きなだけ食べや〜!」と言っていただいた瞬間の喜びといったら、もうね。

山菜おこわ、ちらし寿司、白和え、田舎煮、小萩揚げ(ゴボ天)に芋天、から揚げ、里芋団子のあんかけ、特製サラダ、こんにゃくの刺身、なます、お漬物……

つい食欲に負けて撮影もせずにがっついても仕方ないでしょう!
逆ギレかよ!

というわけで食べたくなったアナタ、秋の「きのこバイキング」が次のチャンスになる予定ですので、確定次第また告知しちゃいますよ。

桜は見れずとも

しかし、盛り上がっていたのは下津井集落だけではありません。
やはりこの時期の週末は「春だ! 桜だ! 花見だゼ!」と誰しもがウズウズするからでしょう。
十和の道の駅では「第7回とおわ春のグルメまつり」、家地川公園では「第26回桜まつり」、松葉川温泉では「第21回温泉まつり」と、我が四万十町は各所で同時多発祭り状態。

大正は中津川でも、集落活動センターの庭でお花見の宴が開かれるということで、バイキングから先輩隊員・4月からの新入隊員と共にご挨拶に伺いました。

こっちは咲いてるが

しかし、今日の時点で満開を拝むことができたのは菜の花で、桜は……

ううむ、ポジティブに見積もって一分咲き?

蕾はだいぶ膨らんできているし、木によってはポツポツと開いている花もあるけれど、「お花見」というにはまだまだかしらん。

もっとも、だからといって盛り上がらないわけがないのは高知の宴。
集落の方のお孫さんや先輩隊員のお子さんたちも加わり、老若男女の笑い声が響くと、ますます皆の杯と箸も動きが止まらない。
下津井でお腹を満たしたはずの私も、勧められるがままにあれこれつまんでしまい……〆は欲張って鯛のお汁まですすったもんで、思わず【いたい】!

てんで、本日の高知ことば【いたい】は【あつい】という意味で(も)使われます。
 例)そのお茶、淹れ立ちやけん、もう少しまってから飲まんと【いたい】ろ。
舌が痛いほどに熱い、ということで、厳密には方言ではないかもしれませんが、地元の方が使っておられるので。

ほんじゃーに。

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