2017年12月9日土曜日

【いびしい】 わい

*本日、生きた証*
 AM:ハマっ子
 PM:伊豆っ子

盛者必衰の

どっこい、たっちーです。

反り返ってますか、清正流。
先般の震災で大きな被害を受けてしまいましたが、熊本城は日本三名城にも数えられる立派な建築で、特に石垣に定評があります。
自らも土木技術に長けていたという加藤清正築の通称「武者返し」は、下から徐々に角度がきつくなり、上の方はなんと75度にもなるそう。
鼠返しよろしく、多くの武者たちがこの石垣に阻まれ、攻めあぐねたことでしょう。

が、熊本まではいかずとも、愛媛にも立派な石垣があるのが、

なのに石垣撮り忘れる

現存する12天守のひとつにも数えられる、宇和島城であります。
1596年、築城の名手として名高い藤堂高虎が創建したのち伊達政宗の長男・秀宗が入城、修築が重ねられた平山城とのこと。

標高は75mながら、実に立派な石垣をぐるり登っていくと運動不足の足には中々応え……
ますが、頑張って損なし! 
立派な天守はもとより、宇和島港と市街が一望できて大変気持ちが宜しい。

てな具合に、昨日に引き続く脱藩ネタですが、かつて宇和島は「伊達十万石の城下町」として賑わっていたそう。
四万十町でも十和の方の人は、ちょっとお街でお買い物となればこちらへ来ていたとも聞く通り、とても立派なアーケードがどどーんと突き抜けています。

しゅーん

が。

が、が、が。
ううむ。

兵どもが夢の跡……

がーん

これでもか! というほど、鉄のように堅く降ろされたシャッターの寂しさに打ちひしがれました。
(調べてみるとそもそもこの辺り、訪れた木曜日が定休のお店も多かったようですけれど)

いろいろ考える

もちろん、宇和島の地を馬鹿にする気は更々ありませんので悪しからず。

地方都市の商店街って、多くがこういった状況ですよね。

人が歩いていないから、店が閉まる。
店が開いていないから、人が来ない。
人が減ってしまうから、店が潰れる。

非常にわかりやすい悪循環。

かつて林業と建設業で大儲け、スナックでは一晩で100万売れることもザラだったという大正も、商工会主催に台地祭りでは踊る人、観る人で道路が埋め尽くされていた窪川も。

どこも同じような状況で、まずいと分かっているけれどどうにもできない。

適当なランチどころを見つけるのにも実際、なかなか難儀しました。

パスタは裏切らない

珈琲亭TAOさん、開いててよかったぁ。 ありがとうございます。

明太子としめじのクリームスパゲッティ、まろやかさの中でのピリ辛が絶妙でしたん。
(なんつて、実は最初に目をつけてた店がなんと11日のリニューアルオープンに向けて改装中だったんですがね。ぐすん)

さておき、商店街がこんな状況だから、地域おこし協力隊なんて制度ができていたりもするってんで、当然自分の立場について考えさせられます。

アイスも裏切らない

一方宇和島で落ち合った、学生時代からお世話になっている社長さんにも「変わらないねぇ!」とやっぱり言われてしまうと、ますます考えさせられます。

あれえ、先週聞かんかったそのセリフ。

うぅむ、知り合ってからもう6年、やっぱり誰がどう見ても成長しとらんようです。
協力隊としての自分も、そういや1年前と大差ないんかなぁ……とグニャグニャ思いつつ、この度また脱藩してます。 しかも静岡。

てなわけで(どういうわけ)明日は四万十も静岡も雨予報、中が【いびしい】ならんように、キャンバス地のスニーカーはやめときまひょ。

てんで、本日も愛媛ことば【いびしい】は【濡れて気持ちが悪い】状態をさす宇和島弁です。
 例)夕立にやられてシャツまでびっしょり、【いびしい】なったわ。。。

土屋ファン?

ほんじゃに。

……四万十のこと書けよ! と思ってます☆

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