2017年12月7日木曜日

からびな【からびる】

*本日、生きた証*
 AM:GOGO松原
 PM:お久しぶりです@宇和島
   夜:あのバイト

今年のひっと

どぅも、たっちーです。

何色ですか、正義。
♪小さな頃から悪ガキで……いや、男勝りだったもので、好きな色は青や緑、黄色など、間違ってピンクの服なんてあてがわれたら不機嫌になる子どもでした。
ある程度年齢が上がると割とどうでもよくなり、無所属(?)が続きましたが、20過ぎてカープファンになって以来何か迷ったら赤を選びます(服以外)。
黄色と黒のシマシマやオレンジと黒のセットなんかを見ると、お気に入りの選手にデッドボールを当てた投手の顔がよぎりイラッときたり……刷り込みって恐いですね。

赤といえばやっぱり。

赤い野菜で最も代表的なもの、現代日本人が真っ先に思いつく率No.1であろう、

ルビーのごとし

おトマト様。なむなむ。

四万十町内でも大規模栽培がされていますが、こちらは隣まち中土佐町は大野見産のもの。

品種を聞くのを忘れてしまったものの、皮が柔らかく濃厚、もちろん甘味もばっちりで、ひとつ、ふたつと食べ始めると止まらない絶品なのです。

種苗会社で修行(この表現があっているかは別として)し、つい最近独立されたという生産者さんですが、前回食べさせていただいてから約2カ月で間違いなくレベルアップしています。 何様? なコメントですけど、本当にそうなんです、すげ。

で、これはそのまま食べる以外にも、お気に入りの調理法がありまして……

ぐつぐつ

そうさ、キムチ鍋さ!

それこそ約2カ月前、沢山あるからぶっこんでみよか、と偶然投入されたトマトから得も言われぬ旨味が溶けだし、人生最高のキムチ鍋になったってんで。
毎度お世話になっている、下呉地の食堂の主人に「あれは衝撃的だった……すごかった……ほんとやばい……」としつこく囁き、早くもリバイバル達成。

鍋くらい自分で作れよ! てな感じですが、このベースのスープも店主のセンスが輝り、どうも真似ができないのです。

まぁどう考えても努力が足りないのですけどねん。

たまにはあるこ

さてそんな鍋の美味しさが増すのは冬、それは認めますけれど、12月から朝晩の気温が零度を下回る必要はなくない?

誰に対するでもない、いやお天道様に対する不満をぶつける先もなく、多くの人が働いている平日に休みを取った昨日、お布団との癒着を強めておりました。

しかし、いくら最近眠りが浅くてチャージする必要があったからって、ミヤネ屋が始まるまでベッド回りの警備を強化することもなかろうに……何においても加減を知らずにやりすぎるのが悪い癖ですな。

きいん

ほんで、夜に鍋を食すだけの一日にしてしまったらさすがに罪悪感もひどい、とやうやう身支度を整えてひとまず外へ、散歩と相成りました。

移住して以来すっかり車生活で弱った足腰、こいつはまずいというのもひとつ、あとは季節をもっと肌で感じようなんて試み……

んんんんーーーーーー


しゃぶいやんけ!!!!
指がかじかむぅ!!!!


……そんなことは外を歩かんでもわかっちょらい、伝えるべきは空気の美しさだと思うのね。

寒さにはめっぽう弱いけれど、皮膚をシャキン引き締めるような冬の空気は心地良いもの。

THE・農村風景

干された稲わらが【からびる】時を待つあぜ道、鼻から抜ける冷たい風が入ると、しょぼくれた瞼も少しだけ軽くなって。

ぽてぽてと動かす足元を見ているうちに、たっぷり着込んだ服の中は徐々に温度が上がり、もうちょっと先まで行ってみようかな、とか。

顔を上げればだんだんと色を濃く、夜へと移ってゆく空が広がっていて。

ああ、今、自分はとても綺麗なところに住んでいるなと、思わされましたとさ。

てんで、本日の高知ことば【からびる】は【乾燥する】という意味でつかわれる土佐弁です。
 例)それさっさとラップしとかんと、【からびる】で。

ほんじゃーに!

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