2017年12月15日金曜日

【タチイオ】座る

*本日、生きた証*
 AM:脱藩(3日ぶり)
 PM:GO相談×2

その楽しみとは

小田和正ですか、美声。
スピッツの草野さん然り、キーが高く永遠の少年のような歌声の代表格、男女問わずファンが多い男性ボーカルですね。
かつて「オフコース」のメンバーとして活動していたと知ったのは、彼の大ファンである我が叔母が猫につけた名前が「オフちゃん」だったから。
小さい頃は「お麩ちゃん」だと思ってたよ。

小田和正といえば、

ぎょぎょぎょ

キラキラ。

ただこれが言いたいがために彼の名前を出したこと、叔母はじめファンに陳謝しつつ、タッチーウオちゃん話の続編です。

確保した獲物の一部を協力隊員仲間におすそ分けすべく、発泡スチロールにちょっと氷を入れ、窪川の協力隊事務所前に一晩置いておきました。
そもそも冷蔵庫にうまく収まるサイズでもないし、まぁ大丈夫やろうと。

ほんで朝、出勤時に開けてみると、大丈夫どころか全っ然解けてないのですね氷。
さすが連日マイナス気温を記録している北国・窪川、下手な冷凍庫よりよほど安定した保存状態でんがな。

さて昨日の記事で釣ったところまで書いていたけれど、おや珍しい、食わんのかい? とな。
うほほほ

そんなわけなかろうもん、この私が!!

本当は翌日に酒盛りのはずでしたが、案外早く帰れたってことで毎度お馴染み下呉地の食堂へ直行、さっそく塩焼きにしてもらいました。

さっきまで刃のような輝きだった皮はこんがりと焼き目がつき、箸を入れるまでもなく銀箔のごとくハラハラ崩れていきます。

漁師の特権、てんで指5本近いとりわけ立派なサイズ選んだこともあってか、脂がのっていて大変美味!
白身魚だからといって淡白と思うなかれ、旨味がぎゅぅと詰まっています。

んふー釣りの楽しみってやっぱこれよね、食べないことには終わりません。 いや始まりません。

ビッグカツ(違

高知に移住してからというもの、足の早い魚を含め貴重な魚介類をこじゃんと味わう機会に恵まれ、毎度いやはやありがたき幸せであります。

その分、県外に出た際の食べ物としてあまり魚は食べなくなりました(ちなみに上記は久々に伊豆で食べたビッグアジフライ)。
味音痴と自覚する人間ですら、多少なりとも舌の肥えた自信があります。

ちなみに、「四万十川の中流域ってことは山でしょ? いくら高知とて海のもんはなくない?」
なんて町外のアナタは甘いっす、何せ広い、広いんだ我らの町は、太平洋にも面しちゃってるのだ。
つまり県内の新鮮な魚が回ってくるだけでなく、町内でもいろんなもん釣れるわけです。

むろん川の魚やエビ・カニ、ウナギも筆舌に尽くしがたく、都内のちゃんとしたお店だと1500円はくだらぬ鮎が当たり前のように安く売っていて、一夏終わるころにはちょっと飽きてしまうぐらい……。

地域おこし協力隊や田舎への移住を考える方、川あり海ありって最高っすよほんと。

出世したい 

もっとも釣りバカの皆さんにも、それぞれ興味のある釣り方や獲物、場所等々こだわりがありますし、太平洋や瀬戸内海よりも俄然日本海! て方もおられるでしょうな。

確かにこの時期、日本海のカニは格別にうんまいと聞く。

が、カニだけではない。

うひひひ、氷見の

たまらんぬ

寒ブリちゃんっ☆

おそらく日本全国でもっとも高級な類のブリちゃんと思われる、一大ブランド。

先日、或るバイト先である大正の居酒屋・呑んで家さんにて、イベントの打ち上げパーチー用に特別入荷されたもののおこぼれをまかないで……

おふぉ。

なんですか、生きててよかったっていうベタなやつですか。

身は堅すぎず柔らか過ぎず、の絶妙な歯ごたえで、口の中に濃厚な脂がじわぁと広がってゆく。

ぶれた

それでいて決してむつこくなく、臭みもない。

さすが一匹10万円……そら旨いわな。

輸送網も発展した今の世の中、野菜や果物は温室や工場、魚介や肉は養殖技術の恩恵で、年中様々な食べ物を楽しむことができますが。
こうして、今の時期だからこそ質が高くなるようなものに出会うと、やはり旬には旬の食材を味わうのが本来、当たり前のようでいて幸せなことだなぁとしみじみ感じます。

ささやかな釣果を持ち帰った隊員仲間とそのご家族にも、わずかばかりの幸せをお届けできていたら、きっと【タチイオ】ちゃんたちも成仏できましょう。

てんで本日は愛媛ことば【タチイオ】は【タチウオ】の松山弁です。
香川、徳島らへんでは【タチ】らしい。

ほんじゃに。

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