2017年12月14日木曜日

【ジグ】じぐじぐ

*本日、生きた証*
 AM:打ち合わせー
 PM:折り込み作業

あやしげな

あ、どーも。たっちーです。

兼業ですか、作家。
夏目漱石は、教員・会社員をやりながら小説を書いていたことで知られますが、やはり近代文学の書き手は知識人として半ば必然的に教える職についていたのでしょう。
(並行してやっていたかは別として)芥川龍之介、石川啄木、与謝野晶子、島崎藤村……教員を経験している文筆家は枚挙に暇がないもよう。
自分に教えてくれた人が時代を代表するような作家になったら、ちょっと自慢できそうですねえ。

島崎藤村といえば。

夜明け前、

まだ暗い

の松山港。

昨日の朝、否、深夜に窪川を出て、車に揺られること約2時間、ある重大ミッションを果たしにはるばるやってきましてん。

ほいで、最大14人乗りの船に乗り込みさらに1時間、戦場であるしまなみ海道の近くへ到着。

今回の相方、

じぐじぐ

お魚ちゃんもどき、【ジグ】のしっぽと頭の先に針をくっつけてドボン。

水深40~60mの底につくまでしゅるしゅると糸を出し、その後しゃくりながらほんの少しずつ巻き上げます。

おっとっと

ある程度引き上げたら、もう一度放して沈め、同じ作業を繰り返す。

寒風吹きすさび指もかじかむ中、見えぬ海中で疑似餌がどのように泳いでいるのか想像、もとい妄想しつつ、パターンを変えて動かしていると。

ある瞬間にクククッとわずかに竿先が曲がり、手元に重量を感じます。

キタキタキタキターーーーーーー

糸がゆるんで逃げられないよう、糸にテンションをかけながら必死にリールを巻いて巻いて巻いて……

おっ!!!

オーシャンズ・スター

出た! 今回の獲物、ヒトデちゃん!!!!







ちゃう。 これちゃうちゃうとちゃう。


本命は、

まさに

タッチーーーーーーーウオ様☆

この方を名づけた日本人って、本当に抜群のセンスだと思いませんか、その光り輝く姿まさに日本刀のごとし。

釣れ釣れー

太刀魚は長さではなく幅でカウント(?)するそうで、「5本や!」とか「えー3本もない」のように”指何本分か”で表現します。

5本、6本となるとかなりの大物として自慢するのが釣り人たち。

一般的にジグよりもエサ(イワシなど)の方が大物が当たるとのことで、確かに隣でエサ釣りをしていた人は時折かなりのサイズの子を上げています。

不器用クイーンの私は、仕掛けをまごまごと付けたり外したりする時間もったいないってんでもっぱらジグちゃんに頼ります。
何せビギナーだから誰かと競うつもりもないしね。

しかし太刀魚釣りって非常にアツいんですねぇ。

同じ穴の

広い海の上を船で進んみ同じくらいの船の群れが突如現れたかと思うと、我々もストップ。
そこは探知機が導き出してくれる「釣れるスポット」であって、これらの船は皆太刀魚狙いってわけですよ。

んんんー

釣り業界儲けてるわ。

が、実はこの日、残念ながら大変に不漁……

他の船もなかなか釣れている様子ではないし、乗り合わせた8人のメンバーも中々ヒットがでず。

60本ぐらいイケるよ! と言われていたので実家にも送りつけようと算段していたのに、
12匹と渋い結果に。

それでも初体験、ボウズではなかったことですら喜ばしい、とてもエキサイティングな一日でありました。

しかも、

らっきーほっぴー

周りが釣れなかったせいで、まさかの竿頭。

んふー、ビギナーズラックとはまさにこのことよ。 
連れてってくださった釣り道の先輩、そして【ジグ】ちゃん、ありがとん。

てんで、本日の釣りことば【ジグ】は【金属製のルアー】で、海底に落とし深いところを泳いでいる魚を釣る道具です。

ほんじゃーにん!

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