2016年11月14日月曜日

飯、【たった】?

こんばんは、たっちーです。

かついでますか、ショルダーホン。
平成元年生まれの自分には、80年代後半から90年初頭のバブル時代に関する生の記憶はほとんどありません。
が、お立ち台で扇子を振り回すワンレン女性の映像などは見て育ち、当時の文化の知識としてはあるわけです。
要は、平野ノラって面白いよねという話。

シラフでブログ

昨晩、打ち上げでぐっすりやりきったため、谷干城ミュージカルのレポートが全くできてないYO!

てんで、忘れないうちに(すでに怪しい)思い出していきませう。

再掲(昨日も使ったことは
さすがに覚えてます)

ミュージカルは午前(11時〜)と午後(14 時〜)の二公演。
脚本や演奏曲は同一ですが、何せアドリブによるところが多いため、2回観ても楽しめちゃったりします。
バンドも生演奏なので、全く同じにはならないですしね。

りはりはー

ちなみに、前日の現地リハーサル(とは言い難い、立ち稽古)ではバンドも衣装もなかったので、ある意味でぶっつけ本番。
マイクテストや音合わせで「いよいよ感」をようやく感じつつ、あっちゅう間に午前11時を迎えます。

ミュージカルに先駆け、窪川のママさんコーラス隊による合唱が始まると、舞台となる丁字路を囲む客席はお客さんでほどよく埋まり、後ろで立ち見をされる方の姿も。
ありがたいこっちゃです。

オペラ座ベースの歌でスタート

尾崎あゆみさんの素晴らしい歌声につづくは、明治 元年の戊辰戦争、谷が会津日光口の戦いで敵将・山川大蔵の実力を知る場面です。
軍服姿の役者陣の熱演、戦中の緊迫感を醸してますねえ。

で、自分の出番は第二場面、ちいべえさんことフルーツ&フードやまおかの店主を軸に繰り広げられるコメディーシーンであります。

ちいべえさんの哀愁

例年、その年のNHKの朝ドラをベースに編まれる本場面は、ぶっちゃけ谷干城とほぼ無縁といっても良い部分ですが、シリアスな歴史劇が続くとお客さんもしんどいろうという制作サイドの配慮によるもの。

いちおう、谷が籠城する
熊本城にはからめるの

なにより、ちいべえさんのファンが多く、登場するだけで笑顔になるお客さんも数知れず。
午前に比べ、よりアドリブが炸裂した午後の部の方が客席の笑い声も大きかったですね。
用心棒さんの合いの手と、引き続く歌も冴えていました。

 夫婦のバックショットえいね

クライマックスは、明治10年の西南戦争において、妻・玖満子の支えのもとで熊本城に籠城を続ける 谷が、のちに国政に関わることとなる山川大蔵の救出を受けるシーンです。
熱の籠った玖満子さんの演技と、情感たっぷりの歌声が際立っていました。

エネルギーちゃーじ

フィナーレにはオリジナル曲「祭り」を出演者全員で合唱し、歌をダンスで盛り上げてくれた中学生の踊り子隊共に各キャスト・スタッフがお客様へご挨拶。
あたたかい拍手に、感謝ばかりであります。

ちなみにお昼にいただいたのは、舞台斜め前にお店を構えるうなきちさんのお弁当、がっつりゴージャスです。

何人で何本空けた?

マイクの不具合や音響のトラブルなどに見舞われた午前の部は、「リハーサルじゃあ」と笑い飛ばして午後に備えるガソリンは、やはりこれ。
結局、午後の方が皆リラックスしたのか、お客さんのリアクションもキャストの活き活きした感じも向上したように思います。
アルコールの作用かしらん。

へへへべれけ

おかげさまで午後の部も予想を上回る客足、無事に公演を終えたメンバーがすることといえば、打ち上げしかありません(片付け中も頭はそればかり)。

アサヒの回し者ではない

高知の飲み会ですごいところは、集合時間に先駆けて集まった人からどんどん飲み、食べ始めていること。
昨晩も、開始予定の6時までには半分近くの席が埋まり、鍋にはすでにうどんが投入されているスピード感です。

29ぐつぐつ

各メンバーが順番に振り返りの挨拶を述べつつ、正直自分が店員だったら「面倒臭いわあ!」と叫びたくなるほど喧しく盛り上がりました。
ようやくお店を出たのが23時頃、がっつり5時間もやりきれば、そらあへべれけです。

今朝、自らの体は奈良漬のごとし。
が、出勤しまっせ!

四万十では貴重な紅葉

協力隊号(に積んでもらって)酷道439をぶるるいっとな、向かうは大正の魔境・下津井集落です。
なんのためって?

ほっかほか

鮎飯づくりと配達のお手伝いのためであります。
先月末、大盛況のうちに行われた「秋のきのこバイキング」の主催 グループ「下津井いきいきやる鹿な猪」のお母さん方が、毎年この時期に地域の方へふるまいをするそう。

いきいき

まるごとの焼き鮎を米と一緒に炊き込み、取り出して身をほぐしてから、同じくカタマリで炊いたのち千切りにした生姜と共に混ぜ合わせていきます。

ほっかほか

手間、かかってます。 それ以上に、おかみさんたちの愛、詰まってます。

ぎっしり

パックに詰めて南天を飾り、感謝のことばとして一筆を添えた鮎飯は、集落の家を一軒一軒回って届けられます。

うふふふのふ

そしてお楽しみは、おかみさんたちと囲むお昼ごふぁん。
期待通りのうまさの鮎飯に、鯛でダシを取り下津井産の豆腐と擦った大和芋を加えたお吸い物も絶品です。
特性のお漬物や、かしわのおこわ、冷奴もうまうま、ごちそうさまでした。

もっとー

まさにおふくろの味、沁みるう。

さすがにおとなしく

バイキングの反省会も併せて行い、役場に戻るとあっという間に夕方に。
窪川の協力隊事務所へ届けものをしてから、向かうは地元で愛されるみなくちさん。

たこやきと天ぷらの組み合わせって
そういえば斬新

ど・れ・に・し・よry とにかく、ショーケースに並べられると迷っちゃいますがな。
揚げ物大好き、とくに高知の芋天はたまらん。

昼ごはんで満腹も
よだれ

しかし今回の主眼はこれね。

やすう!

名物・タコ(?)ヤキの「?」の意味については、窪川っ子には説明不要ですね。
それは公然の秘密なのさ!

わーい

ふわふわ食感でうまうま、カリカリ食感の芋天と共にペロリ。

ほいで〆(?)は昨日、興津で採れたアカハタ(通称アカボ)を塩焼きで。
(気を抜きすぎて写真撮ってないZE!)
焼いても身が固くならずプリプリ、うまあ。

と、本日のごはんは四万十の食材(とお店)だけで十分に【たった】のですから、改めて食の豊かなまちであります。

てんで、本日の高知ことば【たった】は【足りた】の意味で使われる動詞です。
 例)明日の準備の人手は十分【たった】き、おまんは休みや。
【たった】は【飽きた】の意味でも使われるそうでっせ!
 例) もうラーメンは【たった】ちや 〜、何か別のもん食いたい。

ほんじゃに!

0 件のコメント:

コメントを投稿