2017年7月10日月曜日

思わず【りにいって】

*本日、生きた証*
 AM:映画成分の補給
 PM:お姫様をご拝顔 Vol.2
  夜:毎度のお礼

夜空を味わう

どもども、たっちーです。

注意していますか、足元。
小学生ぐらいの頃から、半年に一度ぐらいのペースで盛大にコケたり、階段で足を踏み外して転げ落ちたりするため、生傷が絶えないタイプでした。
遊んでいる最中にもあちこちぶつけたりズルむいたりして、並の男の子より外傷で病院にお世話になっていましたが、大人になっても気づけばどこか怪我している。
度重なる車のトラブルも恐らくその延長、基本的に注意力が欠如しているのでしょう。 しくしく。

階段といえば。

先週末より帰省中の横浜は関内、駅北口から伸びる桜並木の美しい「さくら通り」を5分ほど歩くと、タバコ屋の2階へと人を誘う看板が現れます。
不定期で書き換えられる黒板部分に本日書かれていたのは、清原深養父による儚げな夏の一句。

誘われちゃうよ

矢印に沿って外階段を登ると屋上に現れるのは、船の甲板をイメージした内装の洒落た青空バーでございます。

以前にもご紹介したことのある、ここ「The Bar Tenmar」は高校の恩師が定年後に開いたお店。
数々のメディアで取り上げられたこともあり、歴代の卒業生や同僚の先生方のみならず、地元のお勤め・お住いの方、また遠方からもお客さんが集まる人気ぶりで、私も移住前はお手伝いさんとしてちょくちょくカウンターに入っておりました。

ろまんちっくブルー

昨年末は四万十へと遊びに来てくださった先生、もといマスターに「生きてまっせ!」とご挨拶がてら、涼しげに輝くカクテル「チャイナブルー」で熱帯夜をやり過ごしに参りました。
まぁ生存報告も何も、私の高知移住をきっかけに四万十の誇る特産栗焼酎「ダバダ火振」を置いてくださるようになり、ついこの間も個人輸出をしたばかりなのですが。

こちらもブルー

相変わらず愉快な先生にホッとした反面、コンクリートジャングル生活も三日目に突入すると、灰色の街並みと蟲の如くわいてくる人混みに辟易してきた頃なのも事実。
カクテルの鮮やかなブルーから仁淀川を思い起こしたりして、高知の緑と水、空がはや恋しくなっておりますな。

お子様天国

さて、そんな出張&帰省のために上京する際、窪川から高知まで私を運んでくれたのはあのヒーロー。

君っさー

みんな大好き、アンポンタ……ちゃうちゃう、アンパンマン! の、列車。
狙った訳ではなかったからこそ、朝7時前のホームに滑り込んできたのがアンパンマン号だと妙にテンションが上がり、ついついパチリとやってしまいました。
車内アナウンスもお馴染みのあの声という憎い演出、こりゃチビッコたちは喜ぶだろうなぁ。

と、そんな時に改めて気づかされるのは、ここ最近、小さき者たちに対する愛おしさが爆上げされている自分。
末っ子だったこともあり、昔はむしろ子どもが苦手だったのに……という変化の訳は、恐らく年齢の近い友人・知人の第一次出産ブームを迎えているからでしょう。

親子カフェメニューには
離乳食もあるのね

本日は幼稚園時代から付き合いを続けてくれている友人、昨日は元職場の先輩に時間をつくってもらい、髪の毛もまだほわんほわんしたお姫様たちの顔を拝みながら終始ニヤニヤと過ごしておりました。

いやぁ、赤ちゃんという存在はですね、もはや魔物でしょう。
ただそこに居るだけで、周囲を幸福をもたらしてくれる人間って何。
むっちりとした手足、雪見だいふくを思わせる美味しそうな頰、時折声を漏らしながら動く小さな唇、まだしっかり焦点が合い切らぬ瞳……ひとつひとつのパーツはもちろん、くるくると変わる表情に【りにいって】時を忘れる、ある種の時間泥棒ですね。

てんで、本日の高知ことば【りにいる】は【夢中になる】という意味で使われる土佐弁です。
 例)本読んでたらつい【りにいって】、気づいたら朝よ……。

嗚呼、可愛いよ赤さん(思わず敬称付けちゃう)。
子は宝、四万十に戻ったら、また子どもたちと関われるのが改めて楽しみ。

ほんじゃーに!

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