2017年7月11日火曜日

おたくの【ワンチャン】?

*本日、生きた証*
 AM:(続)映画要素補給
 PM:家族会議(ピンポイント)
   夜:師匠へご挨拶

何を知らないか

どもども、たっちーです。

染まってますか、頰。
というと、雪国の無垢な少女の白い肌がリンゴのような紅みを帯びている様が想像されますが、私の場合は真っ黒、控えめに言って焦げ茶色です。
いや、正しくは頰だけでなく顔全体、いやむしろ体全体でしょう。
久々に会う人、会う人に「黒くなったねえ!」と驚かれるのは普段の雑なスキンケアゆえか、あるいは南国の陽射しに晒されているがゆえか。
夏はこれからが本番なのに、暑中見舞いを書く頃にはさながらタドンでしょう。 しくしく。

染まるといえば。

熟す前のほおずきって、鮮やかな緑だということを初めて知りました。
そんな27歳の夏。 

にぎわい拠点にて

なんて言い回しにしたところで、乙女チックな感傷みたいなものが一切滲み出てこないわ!

まぁ表現はとにかく、(「鬼灯」の字の通り)ほおずきって点した提灯のように黄味の強い橙色のイメージしかなかったので、少し意外に感じたというお話です。
先日、地元の方がにぎわい拠点にと鉢植えの差し入れをくださったのですね。

そんなことを帰省中の実家でブログに認めていると、協力隊の面接で初めて四万十町を訪れた昨年の今頃の記憶が蘇り、この1年間で自分の世界がいかに変化したかを考えさせられます。

こちらも差し入れ

正確には、「知っている/できること」が増えたというより、「知らない/できないことがたくさんある」のを知った……「無知の知」的なあれですな。
野菜や果物、魚然り、移住以前はお金と引き換えに手に入る(=その時点で完成した)形の「商品」、あるいはメディアに掲載の写真でしか知りえなかったものたちの、生まれるプロセスをこの目で見るのは非常に新鮮な学びですよ。

ヒト・モノ・情報が最も集積する、所謂都心部で生活し、人並みより長く学校に通ったところで、地方の中山間部を舞台にした時に必要となる知識やスキルとは無関係というか。

学校へいこう

だからといって「大学や大学院に行っても無駄無駄!」とは、さすがになりません(もっとも欧米に比べ、日本の学生は受験をピークに勉強しなさ過ぎるなんて批判も的を得ていますが)。

なつかC

私とて大した志も持たず、文芸専攻のくせに読書量は少ない学生でしたけれど、おかげさまで文章を書く事は苦にならなくなり、このブログだって着任以来どうにか毎日更新を続けられていますし。 南無。

ちょっと感慨にふけったところで、大学2年次からお世話になっている先生へ近況報告のため、母校を訪れたついでに授業に紛れ込んでみたりして。

って。

キャンパスはだいぶ
リニューアルされました

入学したのって10年近く前なの?

ちょいと、あーた。

そりゃアラサーにもなるはずだわ、肉体と脳ばかり衰えて精神的にまったく成長してないやんけ。

「10代の現役学生たちの中でも特に違和感なかった」(師匠談)という見た目の変化はともかくとして、もうびっと大人になっている予定だったのだが……ふがふが。

宵のキャンパスも
悪くない

そんな残念な卒業生ながら、かろうじて後輩たちに送りたいメッセージがあるとすれば。

「人生いろいろあるけれど、人間案外しぶとく生きてるぜ。
 生きる・働くフィールドは、ビル街にあるとは限らんぞ。」

つまり、地方で暮らすって想像以上に刺激的、特に都会で生まれ育った人には【ワンチャン】あるで〜っ! てところでしょうか。

てんで本日は方言ではなく、学生がキャンパスライフで無駄に口走るようになる「大学ことば」【ワンチャン】は "One Chance"の略で、【可能性がある】【ひょっとしたら】という意味で使われます。
 例)留年? う、今学期単位やばいし【ワンチャン】あるわ。。。

多用するとアホっぽいからやめようね。

ほんじゃーに!

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