2017年7月2日日曜日

【ほとびっちゃ】あせんかよ

*本日、生きた証*
 日中:興津でミョウガフェスタ
  夜:奈良漬屍体

吹き出るでる

どもども、たっちーです。

キラキラですか、夜景。
「横浜から来ました」と自己紹介すると、中華街とかみなとみらい、元町なんかを想像され素敵だね〜と言われることが多いです。
が、そうしたTHE・デートスポットよりも、ブルースで知られる伊勢佐木町や野毛の辺りの昔ながらの繁華街の方がよっぽどディープでおすすめです。
イカしたお店がたくさん、ただし危ない所もあるので気をつけて遊びに行きましょう。

伊勢佐木町といえば。

シュビッドゥドゥビドゥビドゥバッ!
に続く女性の吐息のイントロは、サビの部分より有名ですよね。
JRならば関内駅、私が主に使っていた赤い電車(京急線)では日ノ出町駅が最寄り……と思い出されたのは、昨日立ち寄ったお店が「日の出」さんだったから。

味のある店構え

松山でのエレファントカシマシのライブ前、せっかくならばローカルフードで腹ごしらえをしようとGoogle先生に相談したら、「三津浜焼」なるものが名物とのこと。
どうやらお好み焼き的なあれらしい、と検索して出てきた数軒のうち、最も地元感溢れる(?)お店をチョイスして向かう道すがら、店舗情報をよく見れば「席数5」とあります。

えええ。

若干の不安が過ぎりましたが、結果的には行って正解でした。

じうじう

ただでさえ蒸し暑い午後、創業50年以上という小さい店舗の冷房は扇風機のみ、鉄板前の席(他に選択肢がないのだけど)の熱気といったら筆舌に尽くしがたし。
然しそれでも食べる甲斐があった……というのは、我々の座った側からリンリン電話が鳴り響き、テイクアウトの注文や席予約が入ったのも納得、の美味しさだったわけ。

基本は、そばあるいはうどんの「台付」にキャベツ、お好みで肉や玉子、「油」なんかをトッピングしてゆく、広島のお好み焼きのようなミルフィーユタイプ。

すごいボリューム

「油」は天かすかと思いきや牛脂、また具材としてピンクのちくわが入っていること、ミツワソースによる甘めの味付けが特徴かしら。

びっしょり汗をかきながらでも食べる価値はあるなぁ! とフーフーやっていたら、大将が「さっき俺も食べたんだけど、お客さんたち、こんなクソ暑いのによく食べに来るなと感心したわ」と仰ってました。 
なお写真は「キャベツ増し」(100円)ですが、大将おすすめのスタンダード(そば台付肉玉油)もボリュームは十分すぎるほどですよ。

続・じゅうじゅう物語

鉄板の上で踊る、ソースと粉のコンビは我々を裏切らない。
それはこの土日を通し、改めて証明された真理でございます。

といっても、今度は作って売る側としてなんですけれどね。

ただのお好みと
侮るなかれ

繰り出したは、「小室の浜」で知られる四万十は興津の海水浴場。
本日7月2日は待望の海開きってんで、マリンスポーツ体験やライブ、ダンスやビーチバレー大会といったイベント盛りだくさんの「興津マリンフェスタ」が開催されました。

お天気よかったね

ファミリーを中心に、水着にTシャツ姿の人たちが浜辺を楽しげに歩く中、こちらはもっぱらボウルで材料を混ぜ混ぜ、鉄板でじうじう焼きますは、マリンフェスタ名物「ミョウガ焼き」。

興津産のミョウガをたっぷり使った、というより豚肉と粉・卵以外はミョウガのみで、一見すれば強烈ながら、実際食べるとあのシャキンとする風味が苦手な人でもペロリといける絶品メニューです。

今回はその調理・販売のお手伝いってんで、両手にヘラで声を張っていると、開会挨拶を終えた副町長に「君はまこと神出鬼没やにゃあ」とお墨付きをいただきました。 何の。

しかしおかげさまで12時過ぎには早や完売、焼きながら注入し続けたビールのおかげで、象の如く浮腫んだ足を除けば天晴れな結果でありましょう。

山の如し

なお販売にあたっては、7時半すぎからコンテナいっぱいのミョウガをひたすら刻んでいたもので、朝から指先がだいぶ【ほとびって】おりました。

てんで、本日も愛媛ことば【ほとびる】は(水分を多く含んで)【ふやける】という意味で使われます。
 例)ついつい長湯したもんで、大分【ほとびった】わあ。
愛媛に限らず、西日本では広く使われるそうですね。

ほんじゃーに!

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