2017年7月23日日曜日

【やねこい】鯉

*本日、生きた証*
 日中:大正駅前にぎわい拠点でおべんきょ
  夜:ミッション・イン・久礼

灯考

どもども、たっちーです。

何を贈れば良いですか、誕生日。
バースデーに限ったことではないですが、元来「プレゼント」を考えるのがあまり得意ではありません。
もちろん、あの人に何を贈ったら喜んでもらえるかしらんと想像を巡らすこと自体は楽しいのですが、何せセンスがない。
お財布の中身と相談しながら、品物を求めてお店をぐるぐる回っているうちに気疲れしてしまいます。

バースデーといえば。
運ぶ途中で落っことしてしまったり、主役以外がろうそくを吹き消してしまったり、誰しもひとつは持っているであろうケーキをめぐるエピソード。
ただでさえキラキラしているデコレーションケーキに、キャンドルに灯が点るともう無敵、得も言われぬワクワク感がありますね。

ぽやーん

そんなドキドキの演出に欠かせないキャンドルですが、昨今は安全性やエコの観点からLED化が進んでいます(ケーキ用はさすがにろうそくのままですが)。
にぎわい拠点にも、火のゆらぎを模して不規則に明るくなる小型LEDライトが届きました。

何に使うのかって?

そりゃ、今月31日に大正・熊野神社で行われるジャズイベント「神ジャズ」を盛り上げるためであります。
お客さんの耳を楽しませるのはパフォーマーの皆さんにお任せしますが、せっかく夜にやるなら目にも楽しい仕掛けが欲しいよねってんで。
本物のキャンドルにしようという案もありましたが、やはり安全面を考えるとこちらが無難と判断。

しかしクリスマス然り、冬はあちこちでイルミネーションが見られる一方、夏はお祭りを中心にホンモノの”火”を見かける機会が増えますね。

幻想的な写真は
高新の記者さまご提供

例によって沈没していた私は行くことができなかったものの、窪川の一斗俵沈下橋でも昨晩、ずらりと並んだ松明の火が約20分に渡って燃え続け、人々を圧倒したといいます。
今年で10回目を迎えたという「米奥沈下橋夏祭り」の一環で、県外からのお客さんも多かったそうで、来夏こそはこの目で見たい! という情景がまたひとつ増えました。

まちづくりってさ

さて、この目で見る、といいますと。

「百聞は一見にしかず」とはよく言ったもので、どんなモノにしろイベントにしろ、ことばで説明を尽くされるより、現場で実物を見る以上のことはないでしょう。

それは街や場所(スポット)も同様で、その土地がどのような状況にあるかを知りたいのであれば、人から話を聞いたり写真を見るだけでは十分ではありません。
だからこそ、高知や四万十がどのようなところかは、ぜひ一度足を運んで感じていただきたいと考えています。

故にこのブログ(の下手な写真とふざけた文章)は、あくまで現地訪問のひとつのきっかけになればと思うのだけれど……

旧タバコ屋さん

例えば四万十の中で、大正のまちなかがどのようなところかと聞かれたら、こうした木造の商店の写真を挙げて「古い町並みが残っていて……」と説明したりします。

が、それは本当のことでありつつ、実情を真に表現しきれているわけではありません。

物は言いよう、と言うとトゲがあるかもしれませんが、ヒトケのないボロっちい温泉宿も「鄙びた」になるか「寂れた」になるかはことば次第。
(だからこそ、ことばの世界は面白い……てのはまた、別のお話として)

ふむ

営林署のあった頃の旧大正町は、映画館もあったという商店街には子どもが溢れ、建設業や林業の人たち飲み屋は毎晩のようにいっぱいになったとか。
が、今や見る影もなし、閉店している店より営業している店を数える方が早くなり、昔のにぎわいを知る人は皆「本当に寂れてしまった」と嘆いているのが現状です。

汽車(予土線)で土佐大正の駅に初めて降り立ち、「何にもないねぇ」と感想を漏らすにぎわい拠点のお客さんも多い。
一方で、同じ場所でも「めちゃめちゃのどかでいいじゃん」と気に入る方もいるわけで。

このブログだけでなく、Webや観光ガイドなどで少しでも四万十が気になった貴方。
今が来るべき時かもしれませんよ?

西瓜も待ってます


なぁんて【やねこく】お誘いしまして、こちらにいる間にどれだけ友人・知人を四万十へ呼び寄せられるかも私のミッションの一つだと思ったり。

てんで本日の高知ことば【やねこい】は【ねばり強い】という意味で使われる土佐弁です。
 例)もうびっと【やねこく】勉強せんと、あこの高校には入られんで。

ほんじゃーに!

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