2017年7月27日木曜日

【たっちょった】ら良かった

*本日、生きた証*
 日中:べんきょう
    商品開発の仕込み
  夜:みっしょん・いん・久礼

移民の風

どもども、たっちーです。

煮込んでますか、ハンバーグ。
カリッと焼けた表面を割るとジューシーな肉汁が溢れ出す、昔から老若男女より支持される献立の代名詞ですね。
が、自分は小さいころから「今晩はハンバーグ」と聞いてもそれほど喜べず、どうせひき肉を食べるなら餃子のほうが良いなぁなんていっちょまえに考えていました。
食べるなら、ちょっとレアめの仕上がりにおろし玉ねぎたっぷりのソースを……結局、好きなんですね。

煮込みといえば。

高知の市民文化プラザ・かるぽーとのすぐそばに、かねてから評判を耳にしていた一軒の小さな居酒屋があります。

その名は、

味があるねえ

「にこみちゃん」であります。
トタンの外壁に手描き感の溢れる看板、周囲は比較的閑静な地域の中で、前を通るだけでも中のにぎわいが感じられる奇妙な暖さ。

引き戸をがらりと開けますと、15人も入ればいっぱいになるほどの店内に肩を寄せ合うようにお客さんが杯を煽っておられる。

そそるねえ

そしてメニュー表はなく、壁のあちこちには一品ずつマジックで書かれた短冊、初心者が何かを頼みたい時はきょろきょろ店内を見回す習わしだそうで。

シロ、タタキ(軟骨入り鶏つくね)の串焼き、土佐あかうしの牛スネ焼き、じゃこ厚揚げ、箸休めに塩もみゴーヤ……

えいねえ

「横浜の中で飲むなら、絶対野毛」と主張する私に、一度行ったら絶対気にいるよと激オシされていたお店だけある。 さすがだ(何様)

お話を伺えば、こちらのご主人も9年前に東京からいらした移住組で、ほぼほぼDIYで建物を改修し居酒屋をオープンしたのが7年前だとか。
飄々としたお人柄、良い意味でお客さんを放っておいてくれる絶妙な距離感が、独特の居心地の良さを生み出しているのでしょう。

看板の煮込みも
文句なっしん

平日の8時半にも関わらず、キャラの濃い常連さんからそのお友達のご新規さんなぞなぞ、10分として空席ができません。
リピート確実っすなぁ。

とはいえ、昨晩は四万十へ愛車(?)で帰るべくノンアルですよ。
誰も聞いてないよ。

NOT ONLY 呑んだくれ

しかし吉田類センセイじゃないんだから、いくら飲んでいないとはいえ酒場ばっかり放浪して夏を過ごそうなんて、そうはいかんざき。 
きっと平成生まれの人はあまりわからんネタかね。

いやいや、昨日はにこみちゃんのためだけに高知まで行ったのではなく、地域の方の依頼に基づいてとあるイベントの潜入調査をしたりだとか、県立図書館で諸々の資料を集めて勉強したりとか。

ふむふむ

それなりに健康で文化的な1日を送っておりました……さ、最低限度の。
まもなく2年目に突入しようとしている四万十での協力隊生活、こう見えて一応、これからの身の立て方を真面目に考えたりして、なくも、ない、と思われます。

本日だって半日は死んだようなものでしたけど、足をボリボリひっかきながら引き続き諸々の仕込み。

ぐわあああ

にしてもさあ!!!

なんで私ばっかり刺されますのん、同じ場で同じ時間腰掛けていた人は無傷なのに、何故にこんな痒い思いをせにゃならんのよ。

ちなみに自宅は網戸をしっかり【たっちょって】、不届きな輩が侵入してこないように万全の体制でガードしてますから、間違いなく屋外ね。 くっそう。

てんで、本日の高知ことば【たつ】は【(戸を)閉める】という意味で使われる幡多弁です。
 例)今晩降る言うけん、雨戸【たっちょかん】とね。

ほんじゃーに!

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