2017年6月5日月曜日

【にかす】がカス?

*本日、生きた証*
 AM:大正地域振興局にて事務作業ぽちぽち
 PM:大正商店街にてリ・サーチ

改めましてこんばんみ

どもども、たっちーです。

とっておきますか、好物。
しばしば「好きなものは最初に食べる? 最後に食べる?」の質問は会話のネタになり、性格が現れるなんて言わますね。
ケチな自分は大抵、ちびちびつつきながら徐々に減らしてゆき、最後の一口が好きなもので終わるように残したりします。
(今はほとんどないけれど)苦手なものは初めのうちにエイヤとひん飲むように、夏休みの宿題も早めに取り掛かるほうでした。

いつやるかといえば。

今でしょ。
林先生はもうちょっと早く消えるかと思ってましたが、案外長く出続けているのはさすが賢いからか、まぁ芸能界から退いても食いっぱぐれないでしょうね。

昔にぎわい拠点は民宿ですが

と、そんなことはどうでも宜しい。

協力隊として着任して早くも11ヶ月目に突入し、私は「今」何をすべきかをこれまで以上に考えさせられているわけです。
もろもろの思いが頭を巡る中で最も痛感するのは、「まだ」ではなく「もう」10ヶ月を過ごしたにも関わらず、担当地域である大正の中心部について十分に知らないということ。

確かにこちらへ引っ越した当初、大正に空き家がなく、窪川に住まいを構えてもらったのも原因の一つかもしれません。
(もちろん、運転が苦手でも日々の生活に不便を感じず、交友関係も広がり、高校や小学校との関わりもできたと思えば、メリットはたくさんありました。)

でも、そんなのは言い訳に過ぎぬのです。

40年選手の街路灯

学校やら何やらのプロジェクトに手を出すことで、要は逃げていたんですね、「大正中心部、商店街の活性化」という自分のミッションから。
そりゃ、地元の方にしたって「え? 商店街って?」と疑問を持たざるを得ないほど、正直かなり閑散とした状態であるのは事実です。

けれど、それを承知で協力隊に応募しておいて手をつけず、目も向けずに無理と放り投げているのは如何なものかしらん。
正直、ずっとモヤモヤしていたところではありました。

名物再考

ほいで、とある方から「老朽化した街路灯の撤去・建て替え問題について、地域の声を集めて欲しい」との依頼を受けたことは、間も無く着任一年を迎える時期的にもちょうどだったのかもしれません。
商店街の現在の空き家・店舗状況の確認含め、町の灯りに関するヒアリングへ周り始めた本日、逃げ続けていたものとようやく向き合い始められたような気がします。

にしても、思い出したように真面目なことを書くと文字ばっかり、しかもオモチロくない!

よっしゃ

どうにも筆が乗らない、すなわち頭の働きが鈍った時には、糖分を補給すべしとバアちゃんも言っていたじゃないか!
てんで、和歌山は高野山銘菓の「みろく石」をつまむのであります。

高野山七不思議の一つと言われる「弥勒石」を模したもの。
奥の院へ向かう参道脇の御堂に納められており、片手で持ち上げて「軽い!」と上段に乗せられれば心は清浄、重く感じて出来なければ悪に染まってきている……という伝説があります(私は無論、持てませんでしたよっと)。

皮がしっかりめの小ぶりなつぶあんの饅頭は、味自体これといった特徴は持たない(もちろん美味しいです)けれど、現代に”モノ”が残る歴史をモチーフにする「分かりやすさ」も名物たる由縁かなと。

そう考えると、一口に「新名物」の開発といっても、最近流行りの6次産業化のごとく、地域の食材を無理矢理スイーツにねじこもうとしなくても良いのでしょうね。
全国あちこちで、むやみやたらと新ご当地グルメが乱発されている今だからこそ、改めて(食文化含め)歴史や民俗に目を向ける価値もありましょう。

しょうが大福は
大正道の駅で好評販売中

もちろん、四万十町で言えば生姜のような特産品の可能性を探求し、新しいアイデアや製品を産み出すことの価値は変わりがありませんけれど、要はバランスが大事っちゅうことか。

にしても気づけばまたしても文字ばかり、今日はやはり【にかす】が不調なのでせうか(いつもか)。

てんで本日の高知ことば【にかす】は【頭】という意味で使われる久礼弁です。
 例)【にかす】がふといき、合う帽子が見つからんがよ……。

ほんじゃーに。

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