2017年6月24日土曜日

登らない【やま】もある

*本日、生きた証*
 日中:移住相談会@大阪・天満橋
  夜:再逃亡


おかずですか、たこ焼き。
粉モン大好きウーマンとしては、8個程度ならオヤツにぺろりといけますが、食事にするなら単体を希望、それで白米を食べようという気は起きません。
しかし関西では、お好み焼き同様ご飯のおかずにされる……というと炭水化物×炭水化物じゃん! とツッコむ人もいますが、ほいたら焼きそばパンはどうなのよって。
当該地域外の人が見れば信じられないようなことがある、食文化の地域性は実に奥が深いですな。

驚きの食文化といえば。

一般的に、猛毒が含まれるフグの内臓は食卓に出回ることはありませんが、なんと石川・金沢では卵巣を食べる文化があるそうです。
ええ、大丈夫なんかと思われますが、2年もの時間をかけて塩漬けと糠漬けをすることでその毒が抜けてしまうとかなんとか、ほんまかいな。

見た目はたらこ風

事実、昨晩食べた自分がピンピンしていますから、大丈夫なのでしょうね。
見ての通りプチプチの食感、塩気と発酵臭がまた、酒のアテに最適ってんでジョッキの空くペースが早いのなんの。

ちなみにこちらの製造は「石川県ふぐの処理等の規制に関する条例」で制限されており、所定の基準を満たした施設に限られるとのことで、名実共にご当地の”珍”味であります。

でででん

といっても、さすがに石川までは行っておらず、出会ったのは大阪・天満の海鮮居酒屋「裏天満 こばち屋」さん。
約4年半ぶりに再会した友人はかねてから目をつけていたそうですが、予約ができない人気店だそうで。
ちょっと変わったメニューが特徴的で、例えば上記写真の一品が「海鮮玉手箱」たる由縁はといいますと、

ぱっかーん

石でできた箱の蓋を開けると、もくもくと冷やっこい煙が立ち上る粋な演出!
かの彦摩呂も「刺身の玉手箱やぁ〜!」と言ったとか何とか。 知らんけど。

それにしても、このお店のある天神橋界隈、夜の賑わいたるや凄まじいものでした。

路地へと入りこむ

外のテラス席までいっぱいの店舗もざらではなく、華の金曜日であることを差し引いても10時過ぎに人波の途絶えることがないのはさすが。
やや汗ばむ気温の夏の夜、熱気とにぎわやかな話し声でいっぱいになった通りは高知の日曜市同様、どこかアジアの異国のような雰囲気でした。

れっつ・えいぎょー

おいおい、今回は出張とか言いつつ喫茶店だの居酒屋だの、ちっとも働いてないじゃないのって?

いやいやそれは昨日のハナシ、今日は朝から移住相談会でお接待でございます。
「高知暮らしフェア」と題し、高知県内の各市町村や求人中の企業がブースを出展。
移住に興味はあるけれど、家とか仕事とかって実際どうなのかしらん、というお街の方々のギモンにお答えしようっていう企画ね。

待機

自分も一応先輩というか経験者ということで、高知・四万十暮らしのリアルをぶっちゃけるお役目を賜ったのですな。
しかし個人的により力を入れていたのは地域おこし協力隊員のスカウト、すなわち仲間拡大の営業活動であります。 

いい人捕まえちゃうよ! てんでブースを訪れてくださった、年齢・性別や職業、来場のきっかけが様々なお客様とじっくり面談、合いそうだなぁと感じた方には是非応募の検討をとお声がけさせていただきました。

いらっしゃいませ

午前中こそ客足はまばら、しかもうちのブースはかなり奥まった場所、ヒトケの無さに不安があったものの、お昼をすぎると徐々ににぎやかになってきました。

協力隊になってくださったら良いなあ〜〜と心底思った方から「一緒に働いてみたいです!」と言っていただいた時には、わざわざ来た甲斐があったてなもんです。

さすがやね
(食べてないけど)

あっという間に1日が過ぎ、再び向かった伊丹空港にて明石焼専門店にBYE-BYE, OSAKA! いざ東京へ移動です。
そう言うとさも順調に過ごしたように聞こえますが、実は早朝からアクシデントに遭遇。
何せ持ってきたパンツがそこそこゆるかったのに、ベルトをすっかり忘れていたもんで真っ青、ホテルのフロントに駆け込んで「何でもいいので紐ください……」。

麻の【やま】でお腹を縛っておりましたとさ、とほほ。

てんで、本日の高知ことば【やま】は【ひも】の意味で使われる土佐弁です。
 例)私がここ押さえちょくき、【やま】で結わえてや。

ほんじゃーにいー。

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