2017年6月14日水曜日

【もま】がおる

*本日、生きた証*
 日中:檮原にてフィールドワーク
  夜:あるある実験隊

ちいさきものは

どもども、たっちーです。

ディップですか、味噌。
我が常備軍・キャベツに加え、最近はトマトやキュウリといった夏野菜をおすそわけいただく機会が増えました。
(調理技術が残念だから、という点を差し引いても)新鮮な野菜は生のままかじるのが最も素材の良さを実感できる気がします。
何もつけないのはもちろん、ちょっと塩や味噌をつけて味に変化をつけると尚楽しく、最近は鹿児島特産の豚味噌がベストヒットです。

新鮮といえば。

これまでの人生、しばしば観光農園や農業体験で畑に足を踏み入れたことはあれど、農産物は小売店に並んでいるものを見るのが主でした。
ゆえに、日々食べているものがどのような形で生っているかを直に見られるというのは、精神的にも新鮮な訳で。

黄色い子

さすがの私もトマトの苗は見慣れているけれど、ブルーベリーって膝ぐらいの高さの木でも実が生るんだなぁとか。

三木プルーンではない

ぷっちりと丸い、小さな粒が愛らしい。

ちなみに植物に限らず、『小さい』というのは可愛らしさを演出する重要な要素であります。
なお、私に可愛いげがない要因のひとつは図体の大きさにあると思うの(苦しい言い訳)

すなわち動物も然り。

ぶれた。。。

昨晩、ボサボサ髪をそろそろどげんかせんといかんとお邪魔した、行列のできる六反地の美容室で新入り看板娘に出会いました。
ぴよんぴよん跳ね回って、こちらの指を甘噛みしながらじゃれていたかと思えば、ちょっと撫でるとふにゃっと眠ってしまう、手のひらサイズ。

ちょっと力を入れたら壊れてしまいそうな、儚いおもちゃ、間違いなく天使。

ここ数日、ニュースは上野動物園の子パンダ誕生の話題で持ちきりのように、人間でも動物でも赤ちゃんというのはただ「そこに生きている」存在そのものが癒しなのです。

言うまでもなくメロメロ、うっかりポケットに入れて誘拐するところでしたよ。

続・癒し

癒しといいますと、須崎西ICから下道で高知市へと向かう国道56号線沿いに、ごみ焼却処理の熱を利用したプールやサウナ、トレーニングルームなどの複合型健康施設が現れます。
その名も「いやっし~土佐」。
しかし、どうしても「癒し」でなく「いやしい(卑しい)」に変換されてしまう私の頭は不純なのか。

とまぁ、そんなことはどうでも良く、四万十町・大正は中津川経由でお隣・梼原町へと抜けてすぐの松原地区に、知る人ぞ知る癒しスポットがあります。

いざなわれませう

「久保谷セラピーロード」・・・うーむ、名前からして全力で癒しにかかってくるではないか。
その存在は知ってこそいたものの、ゆっくり訪れる機会がなかったのですが、本日は協力隊がオブザーバーとして参加している「四万十川すみずみツーリズム」(四万十川流域の民宿や観光施設・飲食店を市町横断的に楽しんじゃおう、という旅を提案する協議会)の連絡会兼勉強会の一環としてツアーに参加してきました。

ちゅうて、そもそもセラピーロードって何なん? といいますと、「フィールド生理心理実験に基づき、専門家による科学的効果の検証がなされて認定された散策路」のことだそう(森林セラピーソサエティHPより)。
要は、その癒し効果が科学的にお墨付きのお散歩コース、ですかね。



地元の区長さんのご案内のもと、いざ森の中へ。
なお一般の方は、事前予約をすれば1回1000円(5名まで)でガイドをお願いすることができるそう。

マイナスいおーん

全国に62あるという森林セラピー基地のうち、このセラピーロードの特徴は、アユやアマゴの姿を高いところからでも確認できる圧倒的な透明度の久保谷川と、約90年前に作られたという美しい農業用水路沿いに整備されていること。
平成18年に認定されて以降、森林環境税や補助金などを活用しながら地元のボランティアの皆さんが間伐や清掃、危険な岩や木の撤去といった整備を続けてこられたといいます。

って、セラピーなんて仰々しい名前つけるほどなの? と思う貴方、いや私も正直甘く見てました。

実際のところは行けば分かる、いや行ってほしい、ていうか行ってください。 以上。

などと言えば、レポートでも何でもないやんけ、と言われればそれまでなのですが、この感覚は行かないとわからないのですよ。
例え、私の撮影技術とカメラの質が爆上げされたとしても、写真じゃ伝わりきらない「気」とか「オーラ」のレベルでしょうか。

トーメー感

澄んだ水、川のせせらぎ、野鳥の鳴き声、木漏れ日、様々な植物の緑、沢の近くのひんやりとした空気……
癒し要素がこれでもか! というぐらいぎゅっと濃縮されており、地元の方々がとにかくここを守りたい、と頑張られるのも納得です。

用水路の歴史から初めて知る種類の草花のこと、不思議な形に伸びた木々のことなど、ガイドさんならではの解説に皆ふむふむと頷きながら全長3kmのコースを歩き切ります。
のんびり、ゆったりと進んできたせいか、スタートから2時間も経っていたことに驚き。
何せ、それほど歩き続けた気がしないのです。

疲れどころか、むしろ体の内からじんわり力が湧いてくるような感覚で、まさにこれぞパワースポットでしょうな。
四万十町の方にはもちろん、県外の友人・知人をぜひ連れてきたい場所が、また一つ増えました。

1.5km地点のめじるし

地元の方々による手作り看板にもほっこりできますよ。

ちなみにロード沿いには猿がちょくちょく現れるようですが、運が良ければ【もま】の姿も見れる……かな?

てんで、本日の高知ことば【もま】は、【ムササビ】を指す土佐弁です。
 例) ゆんべ、神社の前通ったら【もま】が飛んじょったで~
なおムササビは空飛ぶ座布団、似ていると言われるモモンガは空飛ぶハンカチなんて呼ばれます。
サイズはもちろんですが、座布団とハンカチだとかなり格差を感じるのは、私だけ?

ほんじゃーに!

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