2017年6月16日金曜日

もう【なかしい】わ

*本日、生きた証* 
 朝:うっかり八兵衛
 日中:引き続き、ものづくりの神が憑依
 夜:脱藩

続けてゆきたひ

どもども、たっちーです。

登ってますか、富士山。
日本語教育の現場をうろうろしていた時分よく耳にした、学習者(主に外国人)と先生方が共有する人気(?)の話題の一つに「富士登山」がありました。
日本といえばFUJI! しかも東京からアクセス良いやんけ! からか、アウトドアが趣味の人や長期滞在者に限らず挑戦する人たちが多いなぁと思っていたら、外国人だけでなく就職・進学で関東に来た地方出身者もこぞって登っている。
ここ四万十町でも昨年から有志が集って登山ツアーを敢行しているとのこと。

皆、えらいねえ。

と、あえて言うまでもなく関心の薄い私だけれど、先日の町民講座の懇親会でもお声がけいただき、ウフフと笑っておきました。

いつも取り上げていただいてます

「中南米に見るもう一つの四万十」と題し、1950〜60年代を主として、四万十町や高知県から地球の反対側まで海を渡った人たちのことを知ろう、という企画。
四万十町からは300人近くが移住し、コーヒーなどのプランテーションに従事しましたが、環境の厳しさから引き揚げた方も多くおられたそう。

この日は、ゲストスピーカーとしてお招きしていたパラグアイ高知県人会長・山脇氏(スーパー元気な御年82歳!)だけでなく、聴講側にも移住を経験された方々に複数お来しいただきました。
中には、物心つかぬうちに家族と共にパラグアイへ行かれたという方が「この(会場に展示された写真資料)渡航船に乗りました」といった生のお声を聞くと、実行委員会側ながら「歴史が今に繋がった」ことを実感したりしました。

便利な紙芝居

経験者や現地の日系人の方から直接お話をうかがうのに勝ることはないながら、この学びや史実と現在の連続性の感覚を、この場に来られなかった人たちへどうにかして伝えたい……

てんで会場展示資料の一部である、移民をテーマにした紙芝居を複製させていただき、田野々小学校でのボランティア活動にて、6年生に読み語りをしました。
興味を持って聞いてくれた子もいれば、ピンと来ない顔をした子もいたけれど、少しでも記憶に残ったら良いですな。

はや弱音

こうした草の根的な活動はぜひ続けていきたいし、仕掛ける側としてもやりがいを感じられるけれど、何事も「続ける」ということ、ましてその道を極めるのは大変なことです。

このブログだって確かに仕事の一部ではあるけれど、プロのブロガーを目指している訳ではないという、どこか気楽さがあるからこそ続けられているのかもしれません。

おたおめです

大正でも、41年間に渡って「お店を続ける」ことをしてきたママがいます。
林業や建設業が盛んだった頃にはどこへ行っても満席だったというスナックやパブの数々も、今や大正の街中で営業しているのは、ここ「チャップリン」を含めてわずか2軒だけ。

いつも柔らかな笑顔でお客さんをもてなし、地域の方々から愛されるママが昨日83歳の誕生日を迎えられたということで、お祝いをしてきました。

周りがひとつ、またひとつとお店が畳まれていくなかで、灯りを灯し続けるのは困難も多くあったでしょう。
そんな苦労は微塵も見せず、ご自身も年を重ねて体の不調を抱えながらも、笑顔でお店を営み「続ける」ママを尊敬であります。

つまるところ、何が言いたいかって?

いやぁ、昨日から引き続いて、取り憑かれたように新スイーツの「試作の試作」を重ねていた本日。
日がな一日、駅前にぎわい拠点で測り、混ぜ、焼く……の作業を繰り返す、作業そのものは楽しいのです。

まだ作るのだよ

もちろん、出来栄えは全然ですけれど、昨日失敗したところをちょっと改善すると変わったり、半ば理科の実験の如し。

けれどね、、、
必然的についてくる「試食」というプロセスの継続がとにかくしんどかったんです。
作ったものはどれも甘さは大したことないのだけれど、何せ粉もんばかりだったもので気づけばお腹が張っている。
そして、我がカロリーメーターは明らかに針が飛んでいる……想像するだけでぞっとして、【なかしい】気持ちになりましたとさ。

てんで本日の高知ことば【なかしい】は【泣きたいほど】の状態を指す幡多弁です。

例)あんまり肌荒れがひどいけん、【なかしい】ほどしんどかった。

プロってすげえや! 
ほんじゃーに。

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