*本日、生きた証*
朝:run away again
昼:mooooovieee
夜:Re: union
離れですか、寝室。
夫を早くに亡くした父方の祖母は、かつて彼女の姉一家と福岡の田舎に住んでおり、長期休みには家族で遊びに行っていました。
彼女がまだ元気だった頃は広い敷地の離れで寝泊まりしていたため、私も日に何度かそちらへ行くのだけれど、たどり着くまでの通路にいる犬が大きく、それ以上に凶暴でした。
今であれば適当にいなして何ともないでしょうが、誰彼構わず吠えまくる彼に当時は閉口したものです。
離れといえば。
生まれてこの方、集合住宅にしか住所をおいたことがない身としては「一軒家」自体が憧憬の対象で、「母屋」と区別すべき「離れ」や「倉庫」がある家の敷地に入るとむくむく湧きあがる探検心を抑えきれません。
しかし昨晩、訪れた「母屋」は個人のお宅ではありません。
高速に乗れば、窪川から20分かかるかどうかで行けてしまう隣町・中土佐は久礼の居酒屋「おもや」さんです。
昨年(夏の終わり?)も釣りがてら寄ろうという話になったのだけれど、お休みだか予約で満員御礼だかで断念した記憶があるから、ようやくの初訪問。
中はいくつかの小部屋に分かれていて、途中座敷も覗き見えたものの、通された一番奥の個室はテーブル席、私はもちろん一番下座に陣取ります。
何故って? それは全5名の中で最年少だったから。
というのも嘘ではありませんが、何より「美味しいコースごちそうしてあげる」の誘い文句に釣られてホイホイ出てきたら、幹事以外の方は(ほぼ)初めましてだったためです。
恐らくそういう場合、普通は遠慮して参加しないのでしょうけれど、まぁ図太さでは高知県大会出場なんて余裕ですからね。
なお魚介中心にどのお料理も美味しく、とりわけ(普段米を食わない人間なのに)土佐巻と梅干し入りの焼き鯖寿司がうまうまでございました。
国外逃亡でございます。
さて行き先はといいますと、 「さすべえ」ことチャリン子に傘を立てるアイテムが市民権を得ている国。
USO、ゆないてっど・すていつ・おぶ・OSAKAでございます(なお今回は遊びではなくお仕事よ)。
何を申す、国内やないか! と思われるかもしれませんけれど、 四「国外」に間違いありませんし、何せ(元)関東人的には文化的に海外のようなものなのです。
少なくとも横浜ではまず「さすべえ」なぞ見かけませんし、ここへ来るたびうっかり間違えてしまうこと、それは。
エスカレーターの立ち位置です。
関東、恐らく名古屋あたりまで(と九州も同じのはず)では、立ち止まる人は左側、急ぐ人は右側をすたこら歩く……と頭にはあるのですが、うっかり忘れて左に立ち尽くし顰蹙を買ってしまいます。
パスポートはいらなくても外国のようなもの。
てんで飛び込んだは塚口駅近くの喫茶店「八根有羅」さん、迷った末に「白玉あずき入りバニラアイス」をオーダーです。
なお店名はまず初見では読めませんな、”やねうら”だそう。
スイーツそのものはメニュー名の通りだったけれど、特徴的だったのはコーヒーにハッピータンが添えられていたこと(他のお客さんを見る限りどのドリンクにもついています)。
大阪の喫茶店文化というより、このお店独自のものだったかもしれませんが、あんこで甘ったるくなった口には絶妙な塩加減でございました。
ほんで内装は床と壁が濃茶の板張りで、ぐるりと梁に数え切れないほどのキーホルダーが飾られている店内はとにかく味があります。
お会計の時、(きっと70歳は超えておられるだろう)ママさんにお話をうかがうと、全国各地のキーホルダーはすべてお客さんからのお土産だそう。
確かに普通、お店をやっていたらあちこち旅するのは難しいですよね。
「新婚旅行で買ってきたというものも結構あるんよ、”うまくいってる人たち”なんか、その後自分たちが贈ったものを見に来たりね」
続いているご夫婦ですか、と問い直すと「そう、それぞれ色んな事情があるからな」と柔らかく微笑みながら答えてくださいました。
周りを見ていると、こうしたやりとりを楽しむ馴染みのお客さんも多い模様。
スタバで気取ってあれこれカスタマイズするのも良いけれど、こういった昔ながらの喫茶店なら【レイコー】ひとつ、なんて注文……して変な顔されたら嫌なので、言わないけどね。
てんで、本日は大阪ことば【レイコ(ー)】は全国的にも知られていますが、アイスコーヒーのことを指します。
例)いつもの、【レイコー】で頼むわ。
ほんじゃーに。
朝:run away again
昼:mooooovieee
夜:Re: union
出張酔いどれ隊
どもども、たっちーです。離れですか、寝室。
夫を早くに亡くした父方の祖母は、かつて彼女の姉一家と福岡の田舎に住んでおり、長期休みには家族で遊びに行っていました。
彼女がまだ元気だった頃は広い敷地の離れで寝泊まりしていたため、私も日に何度かそちらへ行くのだけれど、たどり着くまでの通路にいる犬が大きく、それ以上に凶暴でした。
今であれば適当にいなして何ともないでしょうが、誰彼構わず吠えまくる彼に当時は閉口したものです。
離れといえば。
生まれてこの方、集合住宅にしか住所をおいたことがない身としては「一軒家」自体が憧憬の対象で、「母屋」と区別すべき「離れ」や「倉庫」がある家の敷地に入るとむくむく湧きあがる探検心を抑えきれません。
しかし昨晩、訪れた「母屋」は個人のお宅ではありません。
おはつです |
高速に乗れば、窪川から20分かかるかどうかで行けてしまう隣町・中土佐は久礼の居酒屋「おもや」さんです。
昨年(夏の終わり?)も釣りがてら寄ろうという話になったのだけれど、お休みだか予約で満員御礼だかで断念した記憶があるから、ようやくの初訪問。
中はいくつかの小部屋に分かれていて、途中座敷も覗き見えたものの、通された一番奥の個室はテーブル席、私はもちろん一番下座に陣取ります。
何故って? それは全5名の中で最年少だったから。
というのも嘘ではありませんが、何より「美味しいコースごちそうしてあげる」の誘い文句に釣られてホイホイ出てきたら、幹事以外の方は(ほぼ)初めましてだったためです。
寿司が……! |
恐らくそういう場合、普通は遠慮して参加しないのでしょうけれど、まぁ図太さでは高知県大会出場なんて余裕ですからね。
なお魚介中心にどのお料理も美味しく、とりわけ(普段米を食わない人間なのに)土佐巻と梅干し入りの焼き鯖寿司がうまうまでございました。
出国手続きは
と、良いアテと共に中々飲み散らかした夜が明けますと、大急ぎで荷物をまとめまして。
いざ亡命 |
国外逃亡でございます。
さて行き先はといいますと、 「さすべえ」ことチャリン子に傘を立てるアイテムが市民権を得ている国。
出た出た名物 |
USO、ゆないてっど・すていつ・おぶ・OSAKAでございます(なお今回は遊びではなくお仕事よ)。
何を申す、国内やないか! と思われるかもしれませんけれど、 四「国外」に間違いありませんし、何せ(元)関東人的には文化的に海外のようなものなのです。
少なくとも横浜ではまず「さすべえ」なぞ見かけませんし、ここへ来るたびうっかり間違えてしまうこと、それは。
でたでた異文化 |
エスカレーターの立ち位置です。
関東、恐らく名古屋あたりまで(と九州も同じのはず)では、立ち止まる人は左側、急ぐ人は右側をすたこら歩く……と頭にはあるのですが、うっかり忘れて左に立ち尽くし顰蹙を買ってしまいます。
パスポートはいらなくても外国のようなもの。
きっちゃ店ほうろうき
その他文化の違い、いわゆる「ご当地色」を感じる場所というと、喫茶店ではないかしらん。
例えば高知ではモーニングの充実具合に加え、どんなメニューを頼んでも最後に温かいお茶が出てくるのは面白いなと思っていましたから、やっぱりこちらでも偵察せねばなりませぬ。
美味しいものは 脂肪と糖さ |
てんで飛び込んだは塚口駅近くの喫茶店「八根有羅」さん、迷った末に「白玉あずき入りバニラアイス」をオーダーです。
なお店名はまず初見では読めませんな、”やねうら”だそう。
続・異文化 |
スイーツそのものはメニュー名の通りだったけれど、特徴的だったのはコーヒーにハッピータンが添えられていたこと(他のお客さんを見る限りどのドリンクにもついています)。
大阪の喫茶店文化というより、このお店独自のものだったかもしれませんが、あんこで甘ったるくなった口には絶妙な塩加減でございました。
こういう当て字は 嫌いじゃない |
ほんで内装は床と壁が濃茶の板張りで、ぐるりと梁に数え切れないほどのキーホルダーが飾られている店内はとにかく味があります。
ほんとは自家製パンと カレーが人気 |
お会計の時、(きっと70歳は超えておられるだろう)ママさんにお話をうかがうと、全国各地のキーホルダーはすべてお客さんからのお土産だそう。
確かに普通、お店をやっていたらあちこち旅するのは難しいですよね。
「新婚旅行で買ってきたというものも結構あるんよ、”うまくいってる人たち”なんか、その後自分たちが贈ったものを見に来たりね」
続いているご夫婦ですか、と問い直すと「そう、それぞれ色んな事情があるからな」と柔らかく微笑みながら答えてくださいました。
周りを見ていると、こうしたやりとりを楽しむ馴染みのお客さんも多い模様。
スタバで気取ってあれこれカスタマイズするのも良いけれど、こういった昔ながらの喫茶店なら【レイコー】ひとつ、なんて注文……して変な顔されたら嫌なので、言わないけどね。
てんで、本日は大阪ことば【レイコ(ー)】は全国的にも知られていますが、アイスコーヒーのことを指します。
例)いつもの、【レイコー】で頼むわ。
ほんじゃーに。
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