2016年12月5日月曜日

【まぜくって】みなはれ

こんばんは、たっちーです。

汲んでますか、意。
就職活動の際、自己PRのネタに困った末、よくある(かつ、トップレベルにしょうもないワードである)「コミュニケーション能力」を書き入れたのですが、今我ながらそれをとても疑わしく思います。
というのも、言外の意味だとか、ことばに隠された相手の真の意図に関して感度が低く、いまいち理解できていないようなのです。
自分が基本的に「思ったことしか言えない」「思ってないことは言わない」タイプなので、他人もそうだと勝手に思い込んでいるせいかもしれません。
イイ年して、恥ずかしいお話です。

はじめてーのー

本日のにぎわい拠点勤務は午後からですが、いつも通りの時間にエンジンをぶるるいっと西へ。
ただしいつもと違うのは、同じ大正でも役場を通りすぎていくことです。

まきょー

国道もとい酷道439に入り、四万十の秘境・下津井集落へ、初めて単独で乗り込みます。
細いグネグネ道、3台ほど対向車が見えた瞬間は毎度真っ青になりつつも、長いバックが必要になる場所には当たらずどうにか到着です。
しかしまた、なんで休みにこちらへ?

ざざっと洗う

集落のお祭りや、おかみさんグループ「下津井いきいきやる鹿な猪」のバイキングで大人気のゴボウ天(通称・小萩揚げ)の作り方を習うためであります。
その美味しさに取り憑かれ、どうしても自分でも作れるようになりたい! としつこく言っていたところ、レシピの本家本元(?)の「小萩さん」ご本人から直々に教えていただくことに。

砂糖からまぜる

ささがきではなく、針のように細くほそく刻むこと(スライサーは使わない)、できれば早めに切って水気はしっかり切ること、低温でじっくり揚げること……などポイントを教えていただきつつ、さすがのスピードの包丁さばきは圧巻です。

しかし問題は、材料や手順、コツはハッキリした一方。
「分量? 一度も計ったことがないから、わからんねえ!」

じゅわー

いわゆる「おばあちゃんの家庭料理」なんて、長年の経験と勘で身につき、磨かれてきたものでしょうから、当然かもしれません。

ちなみに元々この料理自体は、旦那さまの転勤で広島に行かれた際、現地の奥さんから教わったものだそう。
その時は小萩さん自身も同じように覚えたのかしらんと、ざざっと加えられた材料の量を目に焼き付けます。

これから、納得のいくものが再現できるまで、要特訓であります。

そして試食はつづく

午後は、にぎわい拠点でイベントの経費精算や事務処理をこなします。
最も苦手な作業ですが、逃げるわけにはいかんってんでね。
いくつか計算のうまくいかない点があり、うんうん言いつつもどうにか帳尻を合わせひと段落。

謎の試作品

作業の合間は、先輩隊員や役場の皆さんに開発中の新スイーツの味見、もとい毒味をお願いして回ります。
概ね「モノとしては何かよくわからんけれど、さほど悪くはない」という評価をいただいたゆえ、21日に開催予定のクリスマスイベント@にぎわい拠点での販売を目指し、もう少し改良を重ねて参りませう。

続報を待たれよ。

祝・リバイバル

来年度の予算会議を終え、夜に向かったは六反地の秘密基地(誰の?)。
先月、4年ぶりに街頭での上演を果たした「谷干城ミュージカル」の練習のためであります。

え? またやるの?

そうなんです、またやっちゃうんです。 寒いけど、外で。
期間が残りいよいよ一ヶ月を切った、奥四万十博のクロージングイベントの一部として、ダイジェスト版を上演することになったってんで。

練習お疲れ会
(珍しくノンアル)

アレンジが加わっているので、見逃した方はもちろん、先月足を運んでくださった方も楽しめちゃう(はずな)ので、23日(金)は16時に岩本寺へGO!

さて練習後、何やら美味しいものの匂いをかぎつけ、ふらふらとついて行った先に待ち構えていたのは……

生きてるよーう

ツガニ様御一行。

だからノンアルだってば

真っ暗闇のなか、生け簀からとりだしたばかりのピッチピチは、茹でてガリガリかぶりつくのも良し。
蟹を食す時特有の沈黙が流れます。
味噌と足の中がうまいんだあ。

とろふわな汁ー

おろした山芋、ごぼうと共に、汁にするのもまた良し。
ダシが美味いんだあ。

が、衝撃なのはこの作り方。

ぐがががが(蟹談)

うようよ動く彼らをそのままミキサーへ放り込み、一気にがががががっとやってしまうんです。
殻ごと【まぜくって】しまうなんて、いやはや豪快ですな。

てんで、本日の高知ことば【まぜくる】は【まぜる】の意味で使われる動詞です。
 例)あれもこれも【まぜくった】もんだから、どれが誰のかまるで分からんくなったわ。。。
「ほじる」→「ほじくる」と同じバリエーションだとすれば、高知に限ったものではないかもしれません。

ほんじゃーに!

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