こんばんは、たっちーです。
トドメさしてますか、あいつ。
今朝、コンタクトレンズをつける前のぼやけた視界で、洗面台の白いシンクに浮かぶ小さな黒点に気が付きました。
いざレンズを挿入しはっきり見えるようになると、憎き黒船・通称Gのベイビーだと判明、泡ハンドソープをとっさに噴霧。
しかし数分後、まだうごうごする姿を目にしたもので、より強力と思しきキッチン泡ハイターで絶命させました。
さすが3億年の歴史をもつだけあって、しぶとい野郎であります。
なんのためって?
県の地域農業推進課が主催する、土佐の郷土料理の講習会に参加するためであります。
今回講師となってくださるのは、「土佐の料理伝承人」に選定されている「吾北地区農漁村女性グループ研究会」と「明るい柳野を創る会」のお母さんたち。
ちなみに「土佐料理伝承人」とは、農林水産業や食生活改善活動、郷土料理の伝承に関わる技術と実績を持つ個人や団体のことで、イベントや講座などを通じて技術や情報を公開できることを条件に県が選定しているものです。
なお四万十町では、「十和おかみさん市」と大正の道の駅を運営する「であいの里」が選定されていますね。
呑み歩いてばっかりで、お前料理なんてせん(=できん)のやないか! と多方面からツッコミをいただくのですが、自分のためにだけ作って食すことに興味がないのであって、この分野でも絶賛・やりたがりであります。
年に一度、県全域で講習会を開催しており、今年は第4回目。
(その他、各地域の住民限定の講習会もあるそう。)
今回のテーマは、「田舎寿司」と「こんにゃく料理」であります。
まずは田舎寿司の寿司飯ですが、酢・砂糖・塩を合わせたいわゆる寿司酢に加え、ショウガのみじん切りと炒りゴマ、ゆず酢を加えるというのが高知らしい。
調理時間が限られているため、卵はおかみさんたちがすでに用意してくださっていたのですが、良くこんなに薄くきれいに焼けるなあ(=自分はここからつまずきそう)と感心です。
ちなみに、自分のグループを担当してくださったおかみさんは、まず両端を切り落としてから、半分、また半分・・・・・・とカットしていくのが良いとか。
これもそう簡単には美しく切れないものですが、私の場合は欲張って具を詰めすぎたのか、ちょっと太りすぎて巻きが緩く、さらに崩れやすくなってしまいました。
うーん、場数踏まないとダメなやつでしょうね。
巻物はともかく、高知に来てから感じたびっくり! の一つに、こんにゃくや野菜を寿司のネタにすることがあります。
出汁・砂糖・しょうゆで煮たこんにゃくは薄切りにし、裂け目を入れてお稲荷さんのように寿司飯を詰めます。
たけのこはいったん塩漬けにしたものを塩抜きし、同じく味をつけて輪切りにし、穴に飯をIN。
甘く煮たしいたけや、甘酢漬けにしたみょうがやりゅうきゅうは、握り寿司のように上にごはんの上にON。
(今回は写真のような握り寿司用のグッズを活用しました)。
昔は、海から離れた山間部では新鮮な魚介類が手に入らなかったでしょうから、その頃いかに美味しく・見た目にも華やかにごはんを食べるかという先人たちの工夫のたまものでしょう。
今回の講習会は6つのグループに分かれ、それぞれ二人ずつおかみさんたちが講師としてついてくださったのですが、同じレシピと材料を元に作っているにも関わらず、寿司の盛られた大皿にはそれぞれ個性が。
盛り付けって、本当にセンスですね・・・・・・(白目
こんにゃく料理は、白和えと酢味噌合えの2種です。
白和えは、下津井のきのこバイキングでも箸の止まらなかった大好物なので、レシピとコツを学べてラッキーであります。
ただし酢味噌合えは、味から想像する以上にたっぷりのお砂糖が入っているので、「こんにゃくだからヘルシー♪」と調子に乗って食べ過ぎないよう要注意。
ちなみに、元々いの(伊野)を含むこの辺りの地域は、「こんにゃく御殿」などが建つほどにこんにゃくが名産でしたが、安い輸入物におされ、今はすっかり生産量が減ってしまったそうです。
たかがこんにゃくと侮るなかれ、普通にスーパーで売っている安いものとは、当然ながら味わいも歯ごたえも大きく異なるわけで、美味しいといわれるところではぜひ食すべしです。
講師のおかみさんだけでなく、グループのメンバーともお話ししたのですが、「四万十町から、というより元々は横浜から来たんです」というと、よう来たねえ! と驚かれました。
また、四万十町は仁井田のりん家さんからも参加者がいらしたことがわかり、「また仁井田の活動も見学させてください」とお願いしたり。
講習会を主催した、県職員の皆様にも、これまでの経緯や伝承人の制度についてお話をうかがい、名刺交換もさせていただきました。
大正でもこういったイベントをやりたいなあと、食べるだけでなく、お仕事の種まきもしております(一応、アピール)。
昨日、DCたちが頑張ってくれたおかげで、クリスマスのデコレーションでキラキラとした、大正駅前にぎわい拠点へ。
座敷スペースで大正浪漫ファッションショー関連のワークショップが行われていたこともあり、人がこじゃんとおられました。
すると、お客さまの中にオートキャンプ場・ウエル花夢の支配人の姿を発見です。
窪川で行われた福祉関係のイベントで、特製スイーツを販売された帰りとのこと、ちょうど甘いものが欲しいと思っていたのでナイスタイミングであります。
フィナンシェやスイートポテト、そしてそのなめらかさで特に人気の高いプリンは、21日ににぎわい拠点で開催予定の「もりだばクリスマス」でも販売しますぜ!
さらに帰宅後は、にぎわい拠点オリジナルとして配布(販売?)を目論んでいるスイーツの試作へ取り掛かります。
とあるアクシデントのため、見た目が残念なことになりましたが、味は悪くないので案外イケる? やも?
イベントの詳細と共に続報を待たれよ。
にしても、何だかいつもに増して食べ物ばっかりの記事になり、我ながら【やしんぼ】だなあと改めて思う夜であります。
てんで、本日の高知ことば【やしんぼ】は、【(食べ物に関して)いやしい人】という意味で使われる名詞です。
例)あんた、いつも人が食べてるものをすぐ欲しがって……ほんと、【やしんぼ】やね。
幡多弁だそうですが、「食いしん坊」「あわてん坊」「怒りん坊」の並び(?)で「いやしん坊」が語源かしら。
ほんじゃーに!
トドメさしてますか、あいつ。
今朝、コンタクトレンズをつける前のぼやけた視界で、洗面台の白いシンクに浮かぶ小さな黒点に気が付きました。
いざレンズを挿入しはっきり見えるようになると、憎き黒船・通称Gのベイビーだと判明、泡ハンドソープをとっさに噴霧。
しかし数分後、まだうごうごする姿を目にしたもので、より強力と思しきキッチン泡ハイターで絶命させました。
さすが3億年の歴史をもつだけあって、しぶとい野郎であります。
わくわく、もぐもぐ
さて、本日は愛車(そろそろ認定)ではなく、協力隊号(箱バン様)のエンジンをぶるるいっとな。
走る方向も大正ではなく、四万十中央ICから高速に乗って東へGOです。
エプロンと三角巾、 なんだか懐かしい |
降りたったは、高知市のすぐ隣にありながら美しい仁淀川の流れを誇る、いの町であります。
おりょーりおりょーり |
県の地域農業推進課が主催する、土佐の郷土料理の講習会に参加するためであります。
今回講師となってくださるのは、「土佐の料理伝承人」に選定されている「吾北地区農漁村女性グループ研究会」と「明るい柳野を創る会」のお母さんたち。
ちなみに「土佐料理伝承人」とは、農林水産業や食生活改善活動、郷土料理の伝承に関わる技術と実績を持つ個人や団体のことで、イベントや講座などを通じて技術や情報を公開できることを条件に県が選定しているものです。
いざ作るべし |
なお四万十町では、「十和おかみさん市」と大正の道の駅を運営する「であいの里」が選定されていますね。
呑み歩いてばっかりで、お前料理なんてせん(=できん)のやないか! と多方面からツッコミをいただくのですが、自分のためにだけ作って食すことに興味がないのであって、この分野でも絶賛・やりたがりであります。
しりしり |
年に一度、県全域で講習会を開催しており、今年は第4回目。
(その他、各地域の住民限定の講習会もあるそう。)
今回のテーマは、「田舎寿司」と「こんにゃく料理」であります。
まずは田舎寿司の寿司飯ですが、酢・砂糖・塩を合わせたいわゆる寿司酢に加え、ショウガのみじん切りと炒りゴマ、ゆず酢を加えるというのが高知らしい。
シーのスー
田舎寿司といっても中身は実に多様なのですが、今回は海苔と卵の巻物2種と、たけのこ・こんにゃく・みょうが・りゅうきゅう・しいたけずしです。調理時間が限られているため、卵はおかみさんたちがすでに用意してくださっていたのですが、良くこんなに薄くきれいに焼けるなあ(=自分はここからつまずきそう)と感心です。
海苔と薄焼き卵とで それぞれ巻きまき |
ちなみに、自分のグループを担当してくださったおかみさんは、まず両端を切り落としてから、半分、また半分・・・・・・とカットしていくのが良いとか。
これもそう簡単には美しく切れないものですが、私の場合は欲張って具を詰めすぎたのか、ちょっと太りすぎて巻きが緩く、さらに崩れやすくなってしまいました。
うーん、場数踏まないとダメなやつでしょうね。
かってーんぐ |
巻物はともかく、高知に来てから感じたびっくり! の一つに、こんにゃくや野菜を寿司のネタにすることがあります。
出汁・砂糖・しょうゆで煮たこんにゃくは薄切りにし、裂け目を入れてお稲荷さんのように寿司飯を詰めます。
たけのこはいったん塩漬けにしたものを塩抜きし、同じく味をつけて輪切りにし、穴に飯をIN。
こういうの使うと、一度に きれいにできるよーとのこと |
甘く煮たしいたけや、甘酢漬けにしたみょうがやりゅうきゅうは、握り寿司のように上にごはんの上にON。
(今回は写真のような握り寿司用のグッズを活用しました)。
昔は、海から離れた山間部では新鮮な魚介類が手に入らなかったでしょうから、その頃いかに美味しく・見た目にも華やかにごはんを食べるかという先人たちの工夫のたまものでしょう。
大皿に、どーん |
今回の講習会は6つのグループに分かれ、それぞれ二人ずつおかみさんたちが講師としてついてくださったのですが、同じレシピと材料を元に作っているにも関わらず、寿司の盛られた大皿にはそれぞれ個性が。
ゆずの皮を活用してる ところも |
盛り付けって、本当にセンスですね・・・・・・(白目
こんにゃく料理は、白和えと酢味噌合えの2種です。
白和えは、下津井のきのこバイキングでも箸の止まらなかった大好物なので、レシピとコツを学べてラッキーであります。
白みそじゃない酢味噌あえは 初めてかも |
ただし酢味噌合えは、味から想像する以上にたっぷりのお砂糖が入っているので、「こんにゃくだからヘルシー♪」と調子に乗って食べ過ぎないよう要注意。
ちなみに、元々いの(伊野)を含むこの辺りの地域は、「こんにゃく御殿」などが建つほどにこんにゃくが名産でしたが、安い輸入物におされ、今はすっかり生産量が減ってしまったそうです。
たかがこんにゃくと侮るなかれ、普通にスーパーで売っている安いものとは、当然ながら味わいも歯ごたえも大きく異なるわけで、美味しいといわれるところではぜひ食すべしです。
ついでに寄った道の駅は おしゃんてぃー |
講師のおかみさんだけでなく、グループのメンバーともお話ししたのですが、「四万十町から、というより元々は横浜から来たんです」というと、よう来たねえ! と驚かれました。
また、四万十町は仁井田のりん家さんからも参加者がいらしたことがわかり、「また仁井田の活動も見学させてください」とお願いしたり。
レストランはまた今度 (ぶれてもいるし・・・) |
講習会を主催した、県職員の皆様にも、これまでの経緯や伝承人の制度についてお話をうかがい、名刺交換もさせていただきました。
大正でもこういったイベントをやりたいなあと、食べるだけでなく、お仕事の種まきもしております(一応、アピール)。
幸せとはなんぞや
さて、午後からは本降りの雨になったこともあり、余計な寄り道はせずに帰りましょう(道の駅には寄ってるけれど)。昨日、DCたちが頑張ってくれたおかげで、クリスマスのデコレーションでキラキラとした、大正駅前にぎわい拠点へ。
座敷スペースで大正浪漫ファッションショー関連のワークショップが行われていたこともあり、人がこじゃんとおられました。
すると、お客さまの中にオートキャンプ場・ウエル花夢の支配人の姿を発見です。
その名の通り とろりんちょ |
窪川で行われた福祉関係のイベントで、特製スイーツを販売された帰りとのこと、ちょうど甘いものが欲しいと思っていたのでナイスタイミングであります。
フィナンシェやスイートポテト、そしてそのなめらかさで特に人気の高いプリンは、21日ににぎわい拠点で開催予定の「もりだばクリスマス」でも販売しますぜ!
さらに帰宅後は、にぎわい拠点オリジナルとして配布(販売?)を目論んでいるスイーツの試作へ取り掛かります。
とあるアクシデントのため、見た目が残念なことになりましたが、味は悪くないので案外イケる? やも?
道の駅でもらったよ |
イベントの詳細と共に続報を待たれよ。
てんで、本日の高知ことば【やしんぼ】は、【(食べ物に関して)いやしい人】という意味で使われる名詞です。
例)あんた、いつも人が食べてるものをすぐ欲しがって……ほんと、【やしんぼ】やね。
幡多弁だそうですが、「食いしん坊」「あわてん坊」「怒りん坊」の並び(?)で「いやしん坊」が語源かしら。
ほんじゃーに!
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