2016年12月24日土曜日

【まい】も描かずに

こんばんは、たっちーです。

セットしてますか、アラーム。
携帯電話・目覚まし時計共に、間違いなく仕掛けたという確信があるにも関わらず、全く止めた記憶もなしに寝坊したことが何度かあります。
一体何が起こっているのか、我が明け方。
信じるべきでないのは、自分か、アラームか。


やっとこさ

さて本日はお休み、けんどゴロゴロしている場合ではございません。
というのも、待ちに待った日だからであります。

初めて入った専門店
というのも、行きたくて行きたくて、しかし壮絶な雨女ぶりゆえに流れに流れていた釣りDAYのためであります。
もっとも今日でさえ、先日までの雨と強風でギリギリまで開催が危ぶまれたわけですが、どうにか実現へこじつけました。

入り組んで、湾。

舞台となったのは、初めて訪れる宿毛の湾です。
朝日が大層美しゅうございますなあ。

ぱっかーん

初めての船釣り、ということで右も左も分からないため、基本的には手取り足取りを通りこして、竿を投げるだけのどなたでもできるお仕事状態にセッティングしていただきます。

いざ出立
リールの扱い方すら曖昧な中、ひたすら重りを沈めては引き上げ、また沈め……という作業を繰り返します。
まあ、初心者ということでまったく引っかからないことは覚悟でありますが、「かかる」という感覚も分からないので中々に苦戦するのです。

びちびちびち

しかも師匠たちは順調に釣れる状態、やはりこれもセンスがないのか〜という諦め感が漂い始めます。


どうにかなるもの?

とはいえ、諦めたらそこで試合終了だと、かの名監督もおっしゃっていましたね。
やると決めたら、やるしかないわけで。

着ぶくれダルマ

根気強く糸を垂らすのみです。

ようやっと、クッと竿先がしなる感覚が分かり、慌てて引き上げること数十秒。
腕力には自信のある方ですし、魚の大きさなんてたかが知れているのに、こんなに引っ張られるものなの!? と必死こいてリールを巻き、どうにかご対面いたしました。

とったどー

カサゴのお仲間、ガシラさんであります。
ゴツゴツした体格に対して、飛び出しそうな大きな瞳が印象的なお方です。

その後も、調理の難しいこまいフグに、ハタのお仲間であるイギスやら、師匠らのペースには到底及ばぬもののどうにかゼロ成果から逃れていきます。

さあ、どれだけ入るかな

が、今回のメインターゲットは紋甲イカ様でありまして。
重りをエギ(エビを模したイカ漁用ルアー)に付け替えてレッツトライ。

エビちゃん、いや
エギちゃん

ぬおお。
両端の師匠らが続々と引き上げる中で、まるで来ない我が竿。
何なに? 人間だけでなくイカにも嫌われてるのかしらん?

半ばふてくされながら、重石を沈めてはしゃくり上げること数時間。

どうにか来ました、おイカ様。

エギさんはカラー豊富

私如きにかかるとは、人生、いやイカ生もやりきれないでしょう、気の毒に……

しかし君のおかげで、My First 船釣り DAYを悲しく締めくくらずにすんださ、ありがとう。
(まあ、興奮と安堵で写真に収めることすら忘れたわけですが)


お・楽しみ

釣りの楽しみのひとつって、その後のウマウマですよねえ。
しかも今回は師匠が捌いてくださるっちゅうことで、有り難くご馳走に預かります。

My GASHIRA

ごっついお魚の三枚おろし、手元を見ている限りとてもシンプルな訳ですが、自分ではどうにも再現できそうにありません……
まあ、見て学び、自分でも回を重ねて練習するしかないのでせうな。

ふはははっは
 
ガシラ様と紋甲氏、さらに師匠が先日釣り上げたアオリイカ殿も併せてお刺身に。
ふぬあ、カサゴ系は唐揚げしか食べたことがなかったのですが、見かけの割にあっさりとしていつつ、プリプリ。
紋甲は適度に絡むような歯ごたえ、アオリはもっちもちであります。

えい香り

紋甲さんは、香ばしいガーリックバター炒めでもいただきます。
Ah, ノンストップ・ハシ(昔、ノンストップ・バスっていたよね)。

にゃはははは

イギス 先生は、お鍋と塩焼きにて。
ふわあ、お出汁とプリプリな食感がたまりませぬな。

上品なお味!

デザートには高知市の大人気パティスリー、ヴェールヴェールさんのエクレアをいただきます。
さすが、確実に入手するには予約必至、昼には売り切れてしまうという逸品だけあって、クリームの甘さは控えめでシューはサクサクと間違いなすびです。

わふーい

私はなんちゃあ用意しませんでしたが、プレゼントまでいただきましたとさ。
って、忘れていたけど本日はクソスマスイブだったの? 何のお話で?

と、さも順調な1日のようでしたが、実は冒頭で述べたような大寝坊を犯した朝でございました。
5時半出発、のはずが5時半の呼び出し電話で起床するというクズぶりで、もう5分過ぎていたら宿毛へは行けておりませんでした。
飛び起きて10分かからずに家を出たってんで、【まい】すら描かないドスッピンで終日過ごしましたと。

てんで、本日の高知ことば【まい】は、【 眉(毛)】という意味の名詞であります。
 例)若い頃、あんまり【まい】を抜いて細くしたき、よう生えんなっちゅう。

ま、化粧してもしなくても大差ないよね〜と言われる身なんでえいでしょうけど、寝坊はいかんろ。

てんで、ほんじゃーに。

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