2016年12月16日金曜日

【とうから】、ぶるぶる

こんばんは、たっちーです。

合ってますか、ドア。
同世代では、注意力の散漫さで右に出る者はないと自負する私、昔から何かと間抜けなことをやらかしてきました。
小学校6年生の時、引っ越してから一年ほどの社宅のドアを「ただいまー」と開けると、そこは異世界。
においも、インテリアも、我が家とは全く違うではないか。
光の速さで表札を見直せば、自宅の一階上に住む家族の名前があり、仰天して逃げ出しました。
ぼけっとして階段を上りすぎてしまったのね……と、実は先日も、隣の部屋のドアに鍵を突っ込み「あれ?」となったのは秘密です。


お・べんきょ

「明日は、ひやいよ!!!」
と脅されて、起床予定時間の30分ほど前につくようにエアコンのタイマーをセットした昨晩。

我ながら、珍しくグッジョブだったと思いました。
外に出たのは7時半も過ぎていた頃ですが、つい「うひゃ」と声を上げてしまうような空気の鋭さ。
例によって、愛車くんもアイス・ON・フロントガラス状態、エンジンをかけてぬるま湯で要解凍です。

向かうお馴染みROUTE381を西に走らせると、大正・十和方面の山肌にはしっかりと雪化粧が。

土佐が南国? 
馬鹿言わんといてちょ

ひょええ、そら寒いはずだわ。 思わず、端に車を止めて写真に収めてしまいました。

大正は地域振興局に到着すると、残りの事務作業をどうにかこなしてゆきます。
すると、最近は何かしら外をウロウロとしたり、手を動かしていることが多かったせいか、頭を使い「考える」という行為が不足している……という危機感をふと覚えました。

というわけで、先輩隊員が参加した地域おこし協力隊の研修資料をお借りし、お勉強です。

説明を追加

東大卒で元リーマン・ブラザーズの社員、アメリカの球団でのインターンや外資系銀行勤務を経て地元香川で起業し、地域おこし協力隊になったという異色の経歴をもつ講師の資料は、さすがに読みごたえがあります。

もちろん
格言だけじゃないんだけど

そう、ただでさえ限られた協力隊の任期、ぼうっとしている暇はまずありません。
高知での生活に呑ミュニケーションは欠かせませんが、しっかり考えて働かなければ。


さあ、灯しましょ

昼過ぎまで、にぎわい拠点の番人をしていると、「ここは何やりゆうが!?」と不意におんちゃんが自動ドアを開けて入ってこられます。

旧大正町時代に20年ほど、今は窪川に長らく住まわれているそうですが、拠点に足を踏み入れたのは初めてとのこと。

なぜ奥にピントが合うのか

どこかへ向かわれる途中だったご様子、ほんのちょこっと雑談をしただけで出て行かれてしまったのですが、何であれ今後も「一見さん」は大歓迎。
まだ入ったことないよ! という方、火・水を除く10〜16時にぜひお立ち寄りくださいまし。

はんぺー(ん)

さて、午後から先輩隊員と向かったは、窪川の古民家カフェ・半平です。
なんのためって?

じゃかじゃん!

奥四万十博のファイナルウィークの開始を告げる、イルミネーションの点灯式のためであります。
連日、朝から晩まで何日間も照明を仕込んでおられる姿を自分も目撃していたこともあり、期待大。

お客さまワラワラ

ゆるやかに日が傾き始めた頃、点灯に先がけて窪川中学校の吹奏楽部がクリスマスの曲を披露するとあって、老若男女が集まり始めます。
着実に気温が下がる中、指もかじかむでしょうに立派な演奏をしきってくれました。

そしていよいよ、選ばれし地元の小学生(しかも女子は超絶可愛いサンタコス!)たちがポチッとな。

ちなみに右端に写ってるのは
何なの?

日本庭園にふさわしい、なんとも風情のある灯りが浮かび上がります。
(20代女としてアレな発言ですが)元来キラキラしたものに対する興味がない自分でも、えいもんだなあと感じられましたよ。

ゴテゴテしすぎんのがいい

本格的なカメラで撮影する人の姿も多数、観に行くかいがありますね。


仕事であるよ

一方、我々もただイルミネーションを見物に来たわけではなく、ミッションがございました。

キャワイイPOP
(うちのじゃない)

四万十イチのオサレ酒屋・Booker’sさんがアルコールやスナック、観光協会さんがコーヒーやホットジンジャーなぞを提供するお隣で、販売(代行)のお手伝いであります。

カフェ&スイーツのアトリエ四万十さんより、町内さんの米粉と栗焼酎・ダバダ火振りを使用した、評判のカヌレをお預かりしました。

商品アップ
撮り忘れたああ

私自身、こちらのお店のものは本日初めていただいたのですが、カリッとした外の食感に対し、中はとてもしっとりもっちりで、コントラストが絶妙です。
こりゃあ美味ってんで、これまでカヌレ自体を知らなかった人にも大好評、あっという間に売り切れてしまいましたとさ。

そして、すっかり辺りも暗くなったころ、庭園に響き始めたは大人のジャズ。

かっちょえい。

普段はもう少し早い時間に、役場前の広場で行われているKubokawa Music Cafeが、イベントに合わせて出張(?)開催されたのであります。
わが町の誇るサックス奏者・山地高さんを中心とする皆さんが、闇に浮かぶ幻想的な灯り(と極寒)の中で奏でる音は、情感たっぷり。
ジャズはやっぱり夜が似合う、と思うのは私だけ?

夜といえば、本日は金曜日、そろそろ例の酒場を盛り上げに大正へ戻らねば、とまたROUTE381を西へ。
そして役目を終え、再び外に出ると、朝同様にフローズン・フロントガラスが出来上がっておりました。
今日は、【とうから】晩まで、凍えっぱなしだなあ。

てんで、本日の高知ことば【とうから】は【早くから】の意味で使われます。
 例)あのソフト部の子、毎日【とうから】練習に来ちゅう、関心するわ。
「疾うから」が語源のよう?

ほんじゃーに。

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