2016年12月17日土曜日

おかか、【もぶっ】といて

こんばんは、たっちーです。

目立ってますか、クマ。
もっともここらでは、森からのそっと出てくるケモノを想像されても何ら不思議ではありませんが、眼の下にぼうっとでる方のアイツの話です。
原因と症状によって青・黒・茶の三種に分類され、対処法もそれぞれ異なるそうですが、いずれにしても厄介な存在ですね。
そもそもが不規則な生活、というか飲酒日数過多ってんで、クマはおろか浮腫みでパンパンなのが通常営業になっています。

しうしうしう

まったくもう、本日もひやいやないかーい!

とキレ気味にスタートしたところで、どうにもならないのは分かっている朝。
お馴染みRoute381を西へぶるるいっとな、向かうは大正駅前にぎわい拠点であります。
おうふ、中に入っても全くぬくくない。
蒸気と暖気かもーん

そらそうよってんで、活躍していただきましょう、だるまちゃん。
フル稼働の結果、割合すぐに部屋の温度は上がってくれます。

しかし筋金入りのウルトラ冷え性、手先足先の末端は凍ったままで、コートとストールにくるまってもブルブル震えが止まりません。

さて悲しいかな、相変わらず閑散とした土曜午前の土佐大正駅。
ふむふむ

Facebookで知人がシェアしていた、経営学の「ホラクラシー」とは何たるやが気になり、久々に英語での解説を読みます。

あぁ、あまりにサボっていたせいで頭に中々入ってきません。
しかし、英語的にも組織論の内容的にも頭の体操に非常にちょうど良く、何回かに分けて読んでいこうと思います。

いらっしゃーい

午後になると、にぎわい拠点に手芸品を出品してくださっている郷土資料館の方にお越しいただき、「四万十街道ひなまつり」のご相談を受けます。
来年で第8回目を迎える本イベントでは、四万十町をはじめ、津野町・梼原町・中土佐町・四万十市、さらにお隣は愛媛の鬼北町の各地域の史跡や店舗、一般住宅で多種多様なお雛様が飾られるそう。
大正の街なかでも、ちょっと楽しいことができないかなという企画会議であります。

そうこうしていると、何やら若い声でにぎやかになって参りました。

teeeeeen!

おぉ、大正中の三年生のご一行ではありませんか。

なんのためって?

あったなあ〜こんなの

自主勉強会開催のためであります。

といっても私がガッツリ先生として教えるのではなく、受験勉強や宿題の教材を各自で持ち寄り、問題を出したりお尻をつついたりするというもの。
ヤル気なーい! と言いつつ、「勉強しに来な~」と声をかけたら休みの日でも街中にでてくるんですから、えらいですな。

理科は導管や師管といった植物のつくり、数学は図形の角度、国語は漢字の書き取りなど、懐かしい内容がずらり。

リョーマにゃん?

ビックリしたのは英語、高知県オリジナルの英単語テキストがあるとは思いませんでした。
しかも、例文の内容がきっちりと高知ナイズドされているというこだわりよう。

「ジョン万次郎について話す」
状況ってアナタ…

何せ、学校でやらされる勉強は大抵つまらぬもので、受験生ならば3月の試験まで尚しんどい時期が続くでしょうが、友達とお菓子をボリボリやりつつ少しでも楽しんでやれればいいなと。

その名も「もりだば寺子屋」? 定期開催を目指そうかしらん。

モツモツ亀よ

窪川へ戻り、急いで仕込むは下津井秘伝の逸品
本日早朝、泥付きゴボウをひたすら細く細く刻んでおいたのです。
たった2本ですが、あの味を再現しようと切り続けると30分近くかかり、量もボウルにこんもりになります。

これで半分くらい

「粉の配合? 量ったことないけんね~」とおっしゃっていた開発者・小萩さんの手さばきの記憶だけを頼りにしつつ……

ううむ。
ムツカシイ

低温でじっくり、だったと再現しようとするも、逆に低すぎたのかうまい具合にカラリとしません。
そこで少し温度を上げて二度揚げしたところ、まんまと焦げてしまいました。

このまま捨てようかしらと迷いつつ、しぶしぶ持って出掛けたは東川角の秘密基地。

ここにも白ひげの気配

今宵はモツ鍋ぱーちーが開催されるってんで、出掛けずにはいられません。

ストウブの上というのがまた

満州軒の鍋セットはプリプリお肉、山盛り野菜にピリ辛スープ、食べる前から旨いでしょう。
〆の黄色いタマゴ麺も、さすがジャン麺が四万十町のソウルフードになるのが納得の味です。

手前の塩の塊から
取り出したやーつ

サイドも充実、ダッチオーブンで二時間かけられた豚の岩塩焼き。
食べ応えのある お肉は絶妙な塩気、クレイジーソルトの香りもさらに食欲をかきたてますなぁ。

ホット(ヶ)サンドは、安定の卵にツナ&チーズ。

カッティングボードもオサレね

そして私がおずおずと出した小萩揚げ、満足のいく出来ではなかったものの、おかげさまで完食していただきました。
次こそは、もう少し高い完成度を目指します。

デザートはクリスマスケーキに……

画面がくもって

お誕生日の近い方がお二人ということで、松鶴堂さん特製のバースデーケーキに、生まれ年の干支の動物がちょこん。

すんません、ウシとタツが乗ってたの(白目

写真(とお腹)には収められなかったものの、ご飯に【もぶった】ら絶品! と評判の特製ふりかけのお土産含め、本日も美味しいものがたくさんで幸せ、幸せ。

てんで、本日の高知ことば【もぶる】は【混ぜ込む】という意味で使われる動詞です。
 例)ここの餃子、具にこじゃんとエビが【もぶって】るき、香ばしいがね。
これは高知に限らず、中国・四国地方で広く使われるそうですね。

ほんじゃにー。

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