2016年12月23日金曜日

【さほう】が凝るよ

こんばんは、たっちーです。

温めてますか、首。
寒さ対策には、「首」と名のつくところ(首・手首・足首)を温めておくべしと聞いたのですが、ただでさえ全身着ぶくれてダルマのようになっている人間にも効果はあるのでしょうか。
寝るときにもネックウォーマーが良い、とも教わったのですが、まだ買っていません。
何事も後手後手、というのも死ぬまで治らないかしら。


久しぶりの

二度寝。 しかも冬場の。
その魔力にも近い誘惑は、一体何なのでしょう。
就寝前から目覚まし時計の時刻を普段より遅くセットする、ストレート(?)の朝寝よりも、一度アラームを止めてから再び夢の中へ入るあの快感といったら……

はい、すみません。 要は、勉強時間にあてよう! と思っていた貴重な午前中を完全に無駄使いしたというお話です。
名残惜しみつつオフトゥンと決別し、ごにょごにょと身支度と掃除をしたら、もうほとんど時間がないじゃないのって。

だいぶ前に買ってた

ほんのちょっとの時間で読み切ったのは、ソーシャルデザイン・地域づくりの実践例の本であります。
舞台は、私も遊びに行ったこともある高知県は佐川町で、様々なかたちでワークショップを重ねながら、総合計画を全町民的に創りあげたというプロセスは非常に学ぶところが多いものでした。
フューチャーセンター構想とかなり重なる部分があり、こうした先進的な取組を知らずに「新しいことをやりたい!」と叫ぶなんて、恥ずかしいだけでなく非効率的だよなと改めて反省です。

で、どうして時間がなくなってしまったかって?

あ、最終日は今日じゃなく
25日だったよ

奥四万十博のクロージングイベントで上演する、谷干城ミュージカルに参加するためであります。
特にヘアメイクをやってもらう必要のない自分は、昨晩受け取っておいた衣装を自宅で来て、メイクも自前。
改めてこの顔は塗ってもあまり変わらないというか、まるで良くならないのは技術と土台に問題があるからでしょう。 ぐすん。


5市町から大集合

メイン会場となる、役場の旧庁舎跡地を訪れると、立派なステージと出店の数々が並んでいます。
あちこちから立ち込めるは、いい香り。

おおお

奥四万十の5市町から、ご当地グルメのブースが出展しているってんで、一体どれを食べようかと徘徊、もとい物色します。

迷ったあげく、皆さんの評判がとりわけ高かった、窪川の誇るおかみさんグループ・仁井田のりん家さんのおでんをチョイス。

ぶれててもうまそうだろう

すわ、食べる前からおいしいやつ。
とにかく大根は外せないと聞いていたためお願いするも、ここに来て更にどれを選ぶか迷っていたら、「これ、うまいよ! これも、うまいよ!」と半自動的に追加されたは、里芋と平天です。

冬のしやわせ

一口かじれば、じゅわーと出汁が染み出して、あっという間に溶けてゆく大根……噂に違わず、冷えた体を温めてくれます。
少し甘めの味付けで、里芋や天ぷらにもよく合うってんで。

あ、忘れてませんよ、本日のメインミッションは食テロではなくミュージカル。

ステージには屋根が!
(雨女の安堵)

先月の谷干城ミュージカルは路上公演、しかも丁字路を円形に使って行ったもので、いわゆる「普通のステージ」は初めての体験でした。
しかも、前回よりもダイジェスト版、細かいところでセリフも変わっているということで、出演者全員なかなか感覚のつかみにくさに苦戦。
何より、先月より圧倒的に寒くなっているものだから、衣装としても寒くて震える、それゆえに口が回らない!!! という場面も多々あったわけですが、パワーアップしたギャグシーンを中心にお客様の反応は上々、結果オーライというところでしょうかね。

初めてきちんとみた

その他、各市町のよさこいチームによる演舞は見応え抜群。
ひとくちに「よさこい」といっても、本当にそれぞれ個性がありますね。

また神楽の舞も、四万十は十和の幡多神楽、また梼原の津野山神楽とを見たのですが、これも全く別物。
見てみないと、違いは分からんものですね。

冬は空が澄んでるから
なおきれい

ほいから、最後を飾ったのは、フィナーレにふさわしい花火でした。


【さほう】から集まった出店者、ステージ出演者、また寒風ふきすさぶ中、会場へ足を運んでくださったお客様、本当にお疲れ様でございました。

てんで、本日の高知ことば【さほう】は【あちこち】という意味で使われる名詞です。
 例)昨日久々に運動したけん、体の【さほう】が痛いちや。。。
幡多弁だそうですよん。

ほんじゃにね。

0 件のコメント:

コメントを投稿