2018年1月3日水曜日

【むげねえ】わ

*本日、生きた証*
 AM:USA
 PM:SHOWA
   夜:HAKATA

ぶらりTABI

どもども、たっちーですよ。

映ってますか、写真。
小学校高学年から高校生ぐらいまでは思春期にありがちな超自意識過剰、ことあるごとにカメラから逃げ続けていました。
自分の顔面が写真に残ること、見返すことが嫌でたまらなかったのですな。
もっともその感覚は未だに変わっていませんが、さすがにこの年齢になってイヤともよう言えず、半ば開き直って映るようになりました。
全てはもっさりした顔が原因です。

映るといえば。

先日から携帯のカメラの不調を訴え続けておりますが、慎重に慎重に撮れば多少はブレも軽減されると分かり(今更感)、昨日脱藩の際に一枚パチリ。

あれっ

おう……

建物にピントは合っているけれど左下は何だ、自己主張強すぎよマイフィンガー。
おっちょこちょいなんていうレベルじゃなく、ただの馬鹿です。 うふふ。

とにかく四万十でのソロ正月に耐え切れなくなった、わけでもないけれど、まとまった休みがあると持病の放浪癖が疼くってんで、やって参りましたは愛媛の海の玄関口・八幡浜港。

昨春ここを訪れた際、車と共にお世話になったのは九四オレンジフェリーでしたが、今回はこの身のみを預けるべく、お隣・宇和島運輸フェリーの窓口へ。
帰りの便が10%引になるってことで往復券を購入、行きの切符と携帯を申し込み用紙記入台に置いて、帰りの切符や書類をカバンにしまいます。

脱藩、脱四国

既に大体お察しですね。

その後出発まで時間を潰すべく、徒歩1分の道の駅・八幡浜みなっとのマルシェコーナーをひやかし、気になる商品を携帯で撮影していてふと思いました。

あれえ。

行きの切符は?

一緒に台に置いた携帯、ある。 手の中。
帰りの切符、ある。 ひっくり返したカバンの内ポケット。
行きの切符、ない。 ないないない!! もうカバンひっくり返らない!!!

てんで慌てて販売窓口に電話をすると、数分前に発券してくれたクールなお姉さんが「あぁ落とし 物として預かってますよ」と呆れ声でお返事。

痴呆ですか?

BOKETE

そんなこんなで、自分の突き抜けた阿呆さと素直に届け出てくださった方の善意に感嘆しつつ、船に乗り込み揺られること約2時間。

見てこの大聖堂、海の向こうは

セント・ナントカ・チャーチ

ヨーロッパでした。 

嘘、別府。
(ブルゾンちえみには今年も頑張って欲しいと思うの)

わーすげー教会? と思って撮影するも、よく見たらキリスト教系の幼稚園でした。
お金かかってるう、なんて感想が下世話。

ちなみに今回の宿も、これに引けを取らぬ立派さです。

超人気

各所で評判の高い「別府亀の井ホテル」でございます。
温泉好きなら一度は訪れたいと憧れる高級リゾートですね。


はっはっは。


嘘、カプセルホテル。

あったまれ

だって別府なんて、あちこちに市営浴場も居酒屋もある、性格上どうせ外ウロウロしちゃってホテルなんか寝るだけですもの。
そんなとこにコストかけたくないし、子どもの頃は自主的に(?)押入れに引き込もるぐらい、狭い所を好む習性にはカプセルなんてピッタリです。

しかし、大抵が男性専用になっているのでいつも渋々ビジネスホテルですが、今回は女性専用フロアがある上に終日天然温泉に入り放題だって。

わお、OTOKU!

さらにお得だったのは、別府の市営温泉が年末年始期間、特別無料開放中だったこと。
まぁ元々が数百円の入湯料、大したことはないんだけど、使わんで良いお金はとっておくに越したことないってんでね。

えい感じ

味のある古い建物の「永石温泉」は実にこじんまりとしていて、表玄関の扉を開けるとすぐに番台、女湯・男湯と書かれた扉がある。

その先に脱衣所か、靴箱は向こうかなと引き戸をガラリ開けましたら、なんとそこはもう浴場。
左手すぐに木製の荷物と長椅子、床は土間のような石に中央はすのこが敷かれ、右手は8段ほどの階段、その下が4畳ほどの浴槽と洗い場になっている。

4人ほどの先客が黙々と体を流す光景にたじろいでいたら、長椅子で着替えていた老婦人が「そこで靴を脱いでね、そこに置いてもいいけど、こっちの台の下でもいいの」と丁寧に声をかけてくれる。

何年か前、別の市営温泉に入ったことはあれど初めて出くわす方式、促されるままに服を脱いで階段を降り、さっさと洗った体をお湯に沈める。

42度、基本ぬる湯だった実家に比べると些か高めながら、熱すぎることはない。

ぷりぷり

のぼせやすいから長湯は禁物、と頭の中で唱えつつ、肌の表面ではなく芯のほうからじわじわ体が温もってくるのを感じ、ほうと息が漏れる。

日本人に生まれて良かったぁ。

と、思うのはこんな時ですな。

そんで、風呂上がりの麦酒っちゅうのも素晴らしいもので、喉から胃へと冷たさが下りていくのがまた心地良かったりして。

なお旅では地のモノを食せ、てことでアテは光り輝く関アジちゃん。

どうせ食べられるなら、こんなオッさんみたいなBBAでなく可愛い女子が良かった……と思っていたら、【むげねえ】魚よと思いつつ、プリプリの身を楽しませていただきました。

てんで、本日は大分ことば【むげねえ】は【かわいそう】という意味で使われる大分弁です。
 例)また財布失くした? 【むげねえ】なぁ。

ほんじゃにー。

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