2018年1月30日火曜日

【がね】がねえ

*本日、生きた証*
 AM:ちゃーじー
 PM:もろもろの事務作業

発見するの

あれ、まぁ、どうもたっちーです。

きらきらしてますか、ティーンエイジャー。
都会に住んでいると、中高生ぐらいのカップルなんてそこかしこに溢れているため、個別認識をすることは滅多にありません。
しかし地方へ行けば若い人、いや外を徒歩や自転車で移動している人自体が少ないこともあってか、制服姿の男女が並んでいたりするとつい目が行ってしまいます。
彼が自転車を押して、横を彼女が並んでいる光景とか、ああ~えいえい~と思うおばちゃんdeath!

きらきらといえば。

先週末に2泊3日で訪れた冬の山陰ツアー、2日目の午前中に名湯で知られる島根・玉造温泉を散策すると、街のあちこちで「キラキラ感」が演出されているのが非常に特徴的でした。

ふぉとじぇにっくやと

例えば、温泉街の中心を宍道湖へと流れる玉湯川には「きらきら橋」とやらがかかり、その欄干には漆喰でできた小さな家のオブジェが並んでいて、夜には灯りが点るそうな。
”神様のおうち”だそうで、なんかもうあれよ、女子がすきそうなやつですよ。

ゲレンデがとけるほど

で、「撮影必至のポイント☆」などの看板も多数あり、どこもかしこもインスタを愛用してそうな女子を意識した仕掛けがいっぱいなのです。

そもそも、「温泉総選挙2016」なるもので環境大臣賞を受賞するなど「美肌の湯」として名高いこと、縁結び神社の総本家(?)である出雲大社からほど近いことなど、女性にウケないわけがない要素が満載の場所なのですね。

他人事のごとく

まぁ私と友人はそんなことはつゆ知らず、鳥取・島根において”温泉”と”たらふくのカニ”の二大条件をクリアする宿のうち、「なんか名前聞いたことがある」だけが決め手になって選んでいますから……現地に行ってみてそのことに気付くわけですよ。

鯉しちゃう?

例えば玉湯川の中でも鯉が集まるポイントにある「湯閼伽の井戸」は、かつて対岸にある湯薬師堂に備えるお湯を汲み上げていたそうなのですが、通称は「恋来井戸」だったりします。

投げ入れれば鯉(恋)が現れ、鯉(恋)が近づくとして、100円でエサが売られていたりして。

ベタや、いくらなんでもベタすぎるわ!

と思うのですけんど、

ここまで徹底

箱を開けてみればエサの袋も可愛らしい凝ったデザインになっていて、結構ちゃんとしているのですな。

まぁ我々は買わなかったけどね! 言わずもがな!

こちらの事情はさておき、「移住女子」なり「農業女子」なり、地方に関わるもろもろの施策のカギのひとつは間違いなく”女性”だといえるでしょう。

こちらもやるよ

観光はその最もたるものであって、行動力も消費意欲も高い女の人が、見たいスポット・欲しいものがあるところにその友達、彼氏や旦那や子どもたちがひっついてくるのですからねぇ、そりゃあターゲットになるわけです。

自分たちが泊まった宿の川向いにあった「玉造アートボックス」も、築50年の旅館をリノベーションした複合施設なのですが、地元の食材を使ったお菓子や化粧品、ハンドメイドの雑貨やアクセサリーの販売に、和をモチーフにしたカフェや着物のレンタルなどなど。

現代的なり

明らかに女の子が好きそうなものが、ギュッと詰まったところなのです。

出雲名物(で良いのか?)として知られる勾玉も、オサレなアクセサリーはじめ、お菓子やキャンドルにアレンジされたものが並べられているのを見ると、”伝統”や”歴史”とも”女子”は相性が良いのではないかしらん。

ほんで、彼女たちに関わるニッポンの伝統的なイベントといいますと、やはり雛祭りは外せませんな(自分はろくに祝ったことないですが)。

愛媛・高知の四万十川流域市町村でも毎年、「四万十街道ひなまつり」と題して数々のイベントが開催されています。

女のコのまつり

個人的に注目しているのは、四万十町は志和地区で行われる「志あ和せマーケットとハンドメイド教室」。
特製の海老汁、お祭りでは定番のお寿司やおもちに加え、苔玉や手芸品といった手作り品の販売、さらに料理や押し花、多肉植物の寄せ植えなどのワークショップが開かれるそうです。

むろん、男性も大歓迎(特に料理教室には「男の!」とついているし)のイベントですが、これは女子は必見ですな。

島根で黙々と食べ続けた【がに】の臭いが未だに指からプンプンしている、女子の片隅にも置けないワタクシでも気になってますから。

てんで、本日の高知ことば【がに】は【かに】という意味でつかわれる幡多弁です。
 例)【がに】がようけ捕れたけん、今晩飲みに来いや。

ほんじゃーに!

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