*本日、生きた証*
日中:奥四万十移住ツアー後処理など
覚えてますか、教科書。
大学に入るまで筋金入りの学校嫌いでしたが、勉強自体はそこまで嫌いではありませんでした(特別できたわけでもない)。
それもあってか、小学校の国語で扱われた作品のうち、強烈なインパクトをもって未だに思い出すものも少なくありません。
私は(少なくとも4年生まで)光村図書の教科書で、斎藤洋の「ガオーッ」やスイミー、モチモチの木、ちいちゃんのかげおくり、号泣せずにはいられなかった、ごんぎつね……。
子ども時代の記憶が薄い人間ですが、どれも印象的でした。
国語の時間といえば。
内容はもう定かではないのだけれど、「ふきのとう」をテーマにしたお話があったことだけは記憶していました(調べてみると、2年生の教科書に確かにあった!)。
が、その時から頭に残っている我がふきのとう情報「春前に、山の中で雪を割って出てくる苦いもの」は、以降一切更新されていませんでした。
なので昨日、まさか1月に民家の庭先で発見するとはまったく思わなんだ!
キク科フキ属の多年草であるフキノトウは日本原産、皆が食べる一般的なふきのとうはつぼみにあたり、花が咲いた後には地中の茎から葉が出てくるそうな。
「出てきたから、とりに来いやー」と、大正でお世話になっている地域の方からお電話をいただいたので、アルバイトついでにお邪魔すると「そっちに生えてるよ、写真撮るでしょ?」とお宅の前の植え込みへ。
てっきり、うっそうとした竹藪の中にしかないのだと思いこんでいました……。
なお、天ぷらが一番美味しいとのことで。
バイト先でついでに揚げていただいちゃいました☆
(こんな調子だから調理技術が向上しない)
塩をまとった軽やかな衣の中はホクホク、ちょっと独特な香りときつ過ぎない苦味がなんともいえぬ……
美味。
タラの芽とかは天ぷらでいただいたことがあるけんど、ちゃんと食べたのは人生初かも?
田舎は食材の宝庫なり!
昨年から発酵文化に興味を持ち始めたこともありますが、醤油と併せて地方色が出るし、地元の人はそこに必ず何かしらのアイデンティティを感じているのが実に興味深い。
そして、とにかく味が最高。 野菜も肉も魚も穀物も、もう味噌が何とかしてくれる。
だからというわけではないのですが、先週末行われた「奥四万十どうでしょう」(奥四万十5市町連携の地域おこし協力隊募集ツアー)で須崎市を訪れた際、参加者の皆さまに地元の味噌・醤油蔵を見学していただきました。
その後参加者の皆さまには海岸までテクテクと歩いて、黄昏時の須崎の港を眺めていただきました。
かつて「洲崎」と書かれた須崎の港は、鎌倉時代末期から軍事的・経済的な要衝として栄えたといいます。
日中:奥四万十移住ツアー後処理など
春の芽
はあ、たっちーです。覚えてますか、教科書。
大学に入るまで筋金入りの学校嫌いでしたが、勉強自体はそこまで嫌いではありませんでした(特別できたわけでもない)。
それもあってか、小学校の国語で扱われた作品のうち、強烈なインパクトをもって未だに思い出すものも少なくありません。
私は(少なくとも4年生まで)光村図書の教科書で、斎藤洋の「ガオーッ」やスイミー、モチモチの木、ちいちゃんのかげおくり、号泣せずにはいられなかった、ごんぎつね……。
子ども時代の記憶が薄い人間ですが、どれも印象的でした。
国語の時間といえば。
ライトでひかっちゃった |
内容はもう定かではないのだけれど、「ふきのとう」をテーマにしたお話があったことだけは記憶していました(調べてみると、2年生の教科書に確かにあった!)。
が、その時から頭に残っている我がふきのとう情報「春前に、山の中で雪を割って出てくる苦いもの」は、以降一切更新されていませんでした。
なので昨日、まさか1月に民家の庭先で発見するとはまったく思わなんだ!
じゅわわ |
キク科フキ属の多年草であるフキノトウは日本原産、皆が食べる一般的なふきのとうはつぼみにあたり、花が咲いた後には地中の茎から葉が出てくるそうな。
「出てきたから、とりに来いやー」と、大正でお世話になっている地域の方からお電話をいただいたので、アルバイトついでにお邪魔すると「そっちに生えてるよ、写真撮るでしょ?」とお宅の前の植え込みへ。
てっきり、うっそうとした竹藪の中にしかないのだと思いこんでいました……。
なお、天ぷらが一番美味しいとのことで。
さっくさく |
バイト先でついでに揚げていただいちゃいました☆
(こんな調子だから調理技術が向上しない)
塩をまとった軽やかな衣の中はホクホク、ちょっと独特な香りときつ過ぎない苦味がなんともいえぬ……
美味。
タラの芽とかは天ぷらでいただいたことがあるけんど、ちゃんと食べたのは人生初かも?
田舎は食材の宝庫なり!
WALK IN THE
地方の食材といいますと、皆、いや特に私が大好きなMISOですな。昨年から発酵文化に興味を持ち始めたこともありますが、醤油と併せて地方色が出るし、地元の人はそこに必ず何かしらのアイデンティティを感じているのが実に興味深い。
そして、とにかく味が最高。 野菜も肉も魚も穀物も、もう味噌が何とかしてくれる。
お話をうかがう |
だからというわけではないのですが、先週末行われた「奥四万十どうでしょう」(奥四万十5市町連携の地域おこし協力隊募集ツアー)で須崎市を訪れた際、参加者の皆さまに地元の味噌・醤油蔵を見学していただきました。
私はあいにく、グループワークの準備でその場におれなかったのですが、とても……とても同行したかった……恐らく今回のツアーで一番魅惑的なスポット……(大きな声じゃ言えないわ)。
ちなみにマルキョー味噌・醤油さんでは、みそ・白みそ・赤みその三種の量り売りに加え、味噌せんべいに醤油カステラといったスイーツ販売も行っているそうで、これはもう個人的に再訪確定ですな。
なんか青春ぽい |
その後参加者の皆さまには海岸までテクテクと歩いて、黄昏時の須崎の港を眺めていただきました。
水揚げされる魚介類の種類の豊富さは全国トップクラス、高知県内の港の貨物量の7割を取り扱い、全国有数の石灰石の供給拠点になってきたそう。
港町の集落にも白壁・瓦造りの商家建築があちこちに見られ、古の伝統を感じさせる町ですなぁ……なんて書いたけど、お恥ずかしながら今回初めて知りました、そんな歴史。
○○のチュウ
それから、須崎のまちかどギャラリーで行われた懇親会でも”初めて知ったもの”があります。
お皿が汚くてすんまそん |
外の皮(?)は伊達巻のごとし茶色い薄焼き、その内側に白とピンクに色付けされた魚のすり身があって、中央にウズラの卵がくるまれている筒状のかまぼこ……!!!
その名も【大丸】。
初日の出を思わせる見栄えの良さから、高知ではおめでたい食べ物としてお正月料理に好まれるとのこと。
かねてから練り物好きを自称、かつ高知に移住して1年半になる自分が、なんとしたことか!!!!!!!
味?
お察しの通り、だって卵×高知の魚(すり身)がまずい訳ないではないの。
てんで本日も高知ことば、ではなく高知文化【大丸】は、魚肉のほのかな塩気と卵の甘さが絶妙なバランス、しかも両具材があたかも初めから一緒にこの世に生まれてきたかのような一体感をもつ、卵入りのめでたい筒状かまぼこです。
ほんじゃーに!
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