2018年1月25日木曜日

【土佐茶】でまったり

*本日、生きた証*
 AM:北ノ川小学校で絵本の読み語りボランティア
 PM:高知ふるさと応援隊研修・コーディネート
   夜:NABEぱーちー

OH!

どーなんですか、たっちーですけども。

こんがりですか、肌。
のっけから季節にまったくそぐわぬ内容で恐縮ですが、高知に来てからというもの格段に焼け、しかも色が抜けません。
ただでさえ地黒なので小麦色どころかタドンに近い、そう言いながらも美白うんぬんのお手入れをマメにするわけでないので文句もつけられない。
今度の夏を越した時点で、あまりにひどかったら南の島へ移住してモテてやろう。

焼くといえば。

くどいようですが、この時期に焼きたくなる、皆大好きな黄色いのん。 
それは?

およよ

お芋さんですねぇ。
もはや「お芋様」とか「お芋殿下」ぐらいの最高の敬意を表したいぐらい心から愛しています。

焼かれたお芋大先生が甘くなるのは、でんぷん糖化酵素(β-アミラーゼ)がさつまいものでんぷんを分解し麦芽糖(マルトース)を作るからだそうです。
で、さつまいものでんぷんの糊化温度と糖化酵素が活発に働く温度を鑑み、65℃~70℃くらいの低温で30分程かけゆっくり調理すると、その甘さが最も引き出されるとか。


うははははー

急に何を言い出すやって、いや、単にいただきものを自慢したかっただけです。

先日出張から帰ると不在連絡票あり、茨城に住む親戚からの小包とのことで受け取ると、全く「小」でない荷物がドーンと届きまして。

何じゃらほいと包みを開くと、それはもう、飛び跳ねて喜ぶやーつ!

芋ケンピしかり東山しかり、高知県も様々なお芋加工品が名物となっていますが、常温保存・レンジでチンできる焼き芋シリーズは初めてです。
当初協力隊に応募しようと思っていた鹿児島もサツマイモの聖地(?)だといえるし、縁があるのかしらん芋?

なんにせよ、しばらくお手紙をしていなかった大叔父からの気づかいが嬉しく、急いでお礼状を送りましたとさ。

やったった

嬉しいといえば月曜日の高知新聞にて、13・14日に開催した奥四万十どうでしょう(5市町連携の協力隊応募希望者向けツアー)を取り上げていただきました。

よっしゃ

一泊二日で梼原・津野・須崎・中土佐・四万十町をまわりながら、現地の地域おこし協力隊らと交流し、着任後の暮らしや仕事のイメージを具体化してもらうことを目的に今年初めて実施したもの。

こうした移住体験ツアーを「奥四万十」という括りで行った背景には、関東や関西の人の多くは高知の各自治体の特徴や魅力の違いを把握していない、すなわち良し悪しを考える前に「そもそも知らない」という現状がありました。
よほどの”四国通”だったら別かもしれませんが、私だってこちらに来る前、この5市町ならば「中”土佐”」と”四万十”以外の地名には一切ピンときませんでしたから。

それでもここらには、”最後の清流”として全国的な知名度抜群の”四万十”がある、せっかくならこのキーワードにひっかかった人たちが周辺地域の魅力に気づけるような仕掛けを作りたいと考えたのですね。
結果、思惑通り「これまで四万十町にしか興味がなかったけれど、新たな地域の良さを体感できた」というコメントを複数いただき、満足度も上々だったので恐らく来年度も開催する……はずです。

最近よく来る

ほんでツアーの夜は、各市町の協力隊や自治体職員、先輩移住者にご参加いただいての懇親会を開催。
その参加者のおひとりに、津野町の名産「津野山茶」をはじめとした、土佐茶のPRに励む日本茶インストラクターの移住者さんがおられました。

これまでにも奥四万十連携の取り組みで何度かお会いしてはいるものの、きちんとお話をうかがう余裕がなかったのですが、窪川の古民家カフェ・半平に遊びに来られるとのことで昨日ご一緒させていただきました。

あっと・かっふぇー

なぜ半平かといえば、普段は高知市内でお店を営んでおられる土佐茶カフェさんの出張茶席が開催されたためです。
お店の定休である水曜日限定で、古民家を貸し切っての茶席を行っているそうで、今回のメニューはは3種類から選べるデザートと四万十の煎茶のセット。

こんな時期です

焼餅ぜんざい、四万十栗のワッフル、と散々悩んだ末、酸味が欲しくなっていちごとラスクのパフェをチョイス。

お茶は十和・広井茶生産組合さんの”特上煎茶”で、特徴は甘味と旨味のなかにすっきりとした渋みが特徴とのことで、インストラクターさん直々に美味しい入れ方を教わります。

まずはおちょこより少々大きい、可愛らしい湯呑に並々とお湯を注いだら、広口の器に移し替えます。
80℃ぐらいに冷ましたら、茶葉を入れた急須に注ぎ、蒸らすこと約1分。

Oh作法

こうして一杯ずつ入れた方が、渋みが強くなってしまうことなく最後まで美味しくいただけるってんでね。

うひょ。

うめ。。。

というか、茶葉の量とか温度とか時間とか一切気にせず、適当に詰めたバッグをしゅーしゅー沸いたポットにぶち入れていた自分を恥じますわ。
可愛らしい茶器を丁寧に扱う、てのもなんだか心が落ち着くし。

きちんと淹れるって大事なのね……。

しみじみ感じつつ、インストラクターさんからお茶にまつわる沢山のフムフム、またいかなる思いをもって彼女が【土佐茶】のPRに努めておられるかのお話をうかがうことができ、心も舌も大満足の午後となりました。

てんで本日は高知ことば、ならぬ高知文化【土佐茶】は県内で生産される日本茶の総称です。日照時間が短く、昼夜の寒暖の差が大きく、そして水のきれいな高知の山間で育つ茶葉の品質はピカイチ、その大多数は静岡茶などの高級茶にブレンドされているそうです。
が、近年は「土佐茶」として独立したブランド化を図られ注目度爆上げ中ですから、私もちょっと開拓してみようかしらん。

ほんじゃーに。

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