2018年1月31日水曜日

【いんま】のこと

*本日、生きた証*
 AM:脱藩
 PM:すきなひととランチ
   夜:大熱狂からの帰還

めくるめけ、旅

どーだろう、たっちーです。

移住ブログですか、これ。
ついに冒頭で自ら問いかけてしまいました、だってどうにもいたたまれなかったんです。
個人のブログフォームでは「高知ほうろうき」、転載しているサイト"田舎の暮らし方"では「四万十町の移住ブログ」と題されているにも関わらず、いずれにも関わりない記述の多いこと甚だしい!
唯一嘘がないのは「ほうろうき」の部分で、旅、いや気づくとウロウロする性分なのです。

そんな言い訳(にすらなっていないが)をしつつ、山陰放浪ネタはまだまだ続けますよ。

以前、車窓から眺めたことはあるけれど、この度初めて訪れましたはこちらの湖。

海みたい

シジミのメッカ(?)でお馴染み、宍道湖であります。

さすが我が国第7位の面積を誇る湖だけあって、とても壮大でまるで海のようですな。
(ちなみにこの8倍以上ある琵琶湖って……どんだけ)

それにしても、「宍道」と書いて「しんじ」って読むのは何で? と思いませんかどうですか。

2007年5月の松江市報によれば、733(天平5)年に作られた『出雲国風土記』に「天の下に造らしし大神命の追ひ給ひし猪の像、南の山に二つあり(省略)猪を追ひし犬の像、(省略)其の形 石となりて、猪と犬と異なることなし。今に至りても猶あり。故、宍道(ししぢ)と云ふ」との記述があるとのこと。

すなわち、宍(シシ)の道でシシジ、訛ってシンジ、なんでしょうね。

イカす店構え

さてそんな宍道湖の名物を使った、郷土料理を多数取り揃える居酒屋が松江城の近くにございまして、名を「川京」さんといいます。

いただけ、珍味

はじめにも書いた通り、私が持ち合わせていた宍道湖の知識なんて「シジミ」にぐらいのもんで、海水と汽水の混じり合うところで「七珍」と呼ばれる豊富な魚介が獲れるとは知らなんだ。

まずは、この日いただいたもの、シラウオ。

ぷりんぷりん物語( 古

お刺身をわさび醤油で。
キラキラ透き通っていて美しく、トゥルンとした食感にほのかな苦味がたまりませんなぁ。
江戸時代から全国的に有名だそうで。

そしてシジミは、出汁がとろりとあんかけ風になったオリジナルメニュー「あんかけしじみ」にて。

しみじみ

ふげーーーーー。

何これ。

人生で最上級の旨味が凝縮されたシジミだわ。。。

しかも残った汁は、好みで味噌汁かおじやにしてもらえるとのこと、私はもちろん前者をプハー。

およ

残る五珍はといいますと、スズキ("奉書焼"と呼ばれる紙包み焼が有名)、コイ(天皇や将軍の召し上がる御膳料理の代表)、ウナギ(出雲から上方に伝わった)、モロゲエビ(車海老の一種)、アマサギ(寒いところに生息するワカサギの仲間)とのこと。

なんて豆知識が親切に書かれたお店のメニューを見ながら、味わう焼酎のお湯割りに入っているのは……なんとワカメちゃんですよ。

しかも飲んでいるうちに、水分を吸収してぼわわわっとなってくるもんでね。

およよよよ

というのも、地元・隠岐酒造さんによる、世にも珍しい海藻焼酎「いそっ子」がベースだからですな。
これが、本当にもう磯の香りがプンプン、結構な衝撃を受けました。

と、こんな珍しい酒に肴ですから、ついつい飲みすぎましてヘベレケ。

米子にとっていたホテルに戻るまでの徒歩+JRの約40分間において、

なんと、

なんとなんと、

聴け、良音


それまでに買ったお土産をまとめた袋をまるっと紛失しました。


えええええええ。


いい加減、阿呆にもほどがありません。
誰でもないワタクシの阿呆のせいであり、怒りのぶつけ先は自分のみ、もう遣る瀬ない……。

そんなやさぐれた気持ちを癒してくれるのは?

heberkeないで

きっと上質な音楽に違いない。

ちゅうことで大分強引に、来月窪川で開催されるジャズライブのご紹介です。
老舗珈琲店・どなあさんにて17日夜、我が町が誇るサックス奏者・山地高さんによる演奏が楽しめるとのこと。

【いんま】起こったばかりのショッキングな出来事も、素敵な音で忘れたらいいわ(ヤケ

てんで本日の高知ことば【いんま】は、【先ほど】【たった今】という意味でつかわれる土佐弁です。単純に「いま」の訛りの可能性が高いですが。
 例)武内さんく? ああ、【いんま】通り過ぎた信号の手前よ。

ほんじゃ!

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