2018年1月21日日曜日

【JA四万十みどり市】へGO!

*本日、生きた証*
 日中:移住なふぇあふぇあ
  夜:おつかれちゃん会

終盤

だからたっちーなんです。

終わりですか、一時代。
80年代以降のJ-POPシーンの流れを作り上げたといって良いであろう、TKが引退を発表しましたね。
小学校に入る前くらい、流行りの曲なんて全く関心のない父が『Departure』にドはまりし、毎回兄にCDコンポの使い方を教えてもらいながら繰り返し流す……そんな日曜の朝が印象的です。
にしても、世の中の人ってどんだけ好きなん不倫ネタ、面白いかえ?

終わりといえば。

ここのところ、長々と引き伸ばしてきた奥四万十どうでしょう(5市町連携協力隊募集ツアー)ネタもそろそろ最終行程へと入りましょう。 
高知を出発して檮原、津野、須崎、中土佐と巡ってきた一泊二日の欲張りツアーで、最後に訪れたのは我が四万十町でした。

ぐりーんぐりーん

まずは今度の3月で引退予定の協力隊員・鈴木さんが立ち上げた農業ブランド『エスニック・ファーム』の農場の一部を見学。
かつてご自身がタイで飲食店をされていたこともあり、パクチーやガパオといった東南アジアならではの野菜を中心に無農薬・無化学肥料で栽培しておられます。

『地域づくり』という協力隊としてのミッションの傍ら、3年弱の間に自らの生業づくりをいかに進めてきたか、農場の土地や修行先の確保など時系列に沿って分かりやすく説明していただきまして。
ツアー参加者の中には、絶対農家になる!と熱烈な希望を持っている方もおられ、興味深そうに聞かれていました。

鈴木さんがお野菜を出荷しているスーパーや直販所【JA四万十みどり市】を見学したのちは、窪川協力隊事務所へご案内。

お疲れちゃんでした

私もちったぁ働かんと、てことでツアー全体の振り返りワークの進行役を務めます。

短い時間ながら、参加者の皆さんはそれまでほとんど知らなかった地域についても知識と関心を深め、何かしらイメージをもっていた地域についても新しい発見をしたりと、各々がご自身なりの収穫があったようで何より。

最後は若井の沈下橋と四万十川へご案内して解散となりました。
……この時点で、『やべ、奥四万十地域と謳いながら四万十川らしい光景見せてねぇじゃん!』つてギリギリ組み込んだんですけども。

さてさて。

脱藩後

お街からのお客様の高知ご案内を終えた翌週は、自分たちがお街へと向かいます。
どちらも仕事とはいえ、ほぼ毎月東京へ飛んでいることを思えば我ながら忙しないことよ。

んで、今回の出張の目的である日本最大の移住イベント……についてはまた明日にでも詳しくレポートしたいところであります。
例によって前泊、土曜に東京入り。
そこで、どうしても自慢したいことがあるんだからしゃあない! 許して!

何がって?

人生で初めて、ミシュラン星つきのレストランに行ったんだよおおおお。

大人の世界への入り口

お料理番組でも人気の体育会系(?)日本料理人、橋本幹造さんが大将を務める神宮前の「一凛」さんです。

最近、なんか唯の食い倒れレポートと貸している本ブログですけれどもご容赦ください、だって感動したんですもんよ!!

ドキドキ

都会に住んでいたら間違いなく生活カツカツの低所得者、と胸を張れてしまいそうなワタクシがこんな店に行けたのは何故か。

コネ?

はははははは。

わくわく

まぁそんな大それたもんではないですが2週間ほど前、四万十町でお世話になっているOカムラ氏と飲んでいた際、同じ期間中に出張で東京におられることが判明。
「え、いるの? 大将と仲良いから連れてってあげるよ」とまさかのラッキーオファーがあったのですな。

すげえ、持つべきもんは人のつながり、縁ですよ。

この後はただの食テロと化しますぜ。 ふはは。

いきなりやられた

先付けは、くもこ豆腐の冬至蒸し。
「くもこ豆腐」とはタラの白子を裏ごしして牛乳や葛を混ぜて練り、固めたものだそうで、まったりと下の上でとろけてゆきます……最初から、至福。
上の湯葉はトゥルトゥルで、ほのかに優しい甘みです。

踊った

白魚の磯辺揚げは、衣サクッと、中プリプリ。

ぜぜ贅沢

碗は、能登の加能蟹のしんじょうに、丹波のしめじ、金時人参、ウド。
(興奮して青菜をメモり忘れる……)。
能登は大将が惚れ込んで、お寿司屋さんをプロデュースしてしまったとか。

いやあ。

上品だ。。。

蟹の出汁がこれ以上なく深い、深いよお。

かっけえ

見た目も中身も、テレビで観るより更にイケメソな大将。
本当に気さくな方で、こちらの身の程知らずなご質問にも真摯に答えてくださいます。

かっけええ。。。

興奮しちゃう

そんな大将が目の前で仕上げてくださるお刺身は。

いやー

鯛、赤貝、サヨリ、シメサバ。
大将が全国を廻って、今一番旬の、最高のものを仕入れている。 
自らそう言い切られるだけのことはあって……。
どれもブリブリの歯ごたえ、特に淡路島産という鯛はこれまで食べた中で抜群でした。
シメサバもなんと、上品なこと。

高知で散々新鮮な魚を食べ、自分でも釣って食べてる身にも関わらずですよ? どゆこと?
水槽に入れて仮死状態で運ばれるそうですよ、ねえさん。

ほんでこちらのお店でも特に人気の高いという八寸は、目の前で組み立ててくださる、観るだけでテンションが上がるようなパフォーマンスです。

ざっつ・エンターテインメント

内容は、下の写真の左からふろふき大根(こんなにコクのある味噌のふろふき食べたことないわ)、能登のナマコ酢(お茶で湯通ししてあるとのことで臭みゼロ)、花わさびのおひたし(さっぱり!!!箸休めにぼっちり)、黒豆煮(これがまた甘すぎぬ絶妙な味付け)。

蛸のうま煮(え……こんなにこっくりと……柔らかく煮えるのん蛸)、紅白なます(こちらも箸休めにえい優しい甘酸っぱさ)、蕗の青煮(実は昔からあまり蕗って得意ではなかったのですが、エグみがなくて一気に好きになる)。

うひゃ

菜の花辛子和え(また……箸休めちゃう、さっぱりシャキシャキ)、金時人参の梅煮(素材本来の甘みにかつてない爽やかさをプラス)、白バイ貝(しっかりと味の染みたぷりぷり歯ごたえ)。
くわい(実は初めて食べたのですが、ねっとりしてるものかと思いきやホクホク)、サバ寿司(すみません……サバ寿司は高知で食べてるし……と思った自分が甘かった……)。

さて、まだまだ途中ですが今日はここまで。

と、もったいぶる気はないのですが(いや多少ある)、何せフルコースなので一気出ししてしまったら本当に!!! 

ちょっと!!!

感動を伝えきれないのですもの。

お料理でここまでの体験をする、なんてなぁ。 信じられません。
一流に触れることの大切さを知りました。

ちなみに橋本シェフは過去に四万十町を訪れ、現地で調理をされた際、地元の食材の質の高さに感動されたそうです。
実際、こちらのお店で使われている食材に四万十のものが使われていますもの。

協力隊の鈴木さんが野菜をおろしている【JA四万十みどり市】も、そんな鮮度の良い野菜やお肉、加工品がお手頃価格で手に入るスポットゆえ、四万十町へお越しの方は道の駅だけでなくこちらにもぜひ。

てんで本日の高知ことば、いや四万十スポット【JA四万十みどり市】は観光客だけでなく地元の人でいつも賑わう、JAの産直です。
お惣菜やお弁当、週末のランチバイキングも人気ですぜ!

ほんじゃーに!

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