2018年1月18日木曜日

【純平タワー】にて

*本日、生きた証*
 AM:じーむ
 PM:れっつごー土佐町

さんさん散策

どーだい、たっちーかい。

憧れますか、コテージ。
スネ夫はしきりに「四畳半島」を自慢しますが、人にとって別荘とはステータスの象徴なのですかね。
うろうろしたい放浪癖がある人間としては、各地に拠点があるに越したことないけれど、自宅も大して管理できてないのでイカンかも。
私の理想はやはりキャンピングカーでの住所不定・有職生活です。

コテージといえば。

引き続きます「奥四万十どうでしょう」(奥四万十5市町連携の地域おこし協力隊募集ツアー)ネタ、参加者の皆さまに一夜を過ごしていただいたのは「鰹の國の湯宿」こと、中土佐町は黒潮本陣です。

壮観だぜ

普通のホテルの部屋でなく、あえて男女別のコテージにすることで、参加者同士の交流も深めてもらいました。

とはいえ、昼前から梼原・津野・須崎と回りがっつり懇親会のフルコース、さすがに皆さんお疲れですぐに休まれたのかしらん。
と思って翌朝聞けば、「修学旅行みたい!」と地酒片手に夜中1時すぎまで盛り上がったとのことで。

やるな……!!!
おいら帰ったらコテンと寝ちゃったよ。

ほんで2日目の朝は、久礼大正町市場へ。

TAIRYOだぜ

久礼の港で水揚げされた新鮮な魚介やお惣菜が並ぶ、エンタメ性の高い(?)スポットとして有名ですが、ツアーのスタート時間が早かったため開いているお店が限られていたのがちょっと残念でした。

んまんま 

けれど観光交流施設にて、中土佐町の職員さんから協力隊募集の説明がなされているうちに、ぽつぽつと開店しはじめまして……。

ふぉっふぉっふぉっ

ワタクシの愛してやまない揚げ物の数々がずらっとぉ!

安定の芋天は心に決めていましたが、「ドーナツが特に人気よ」という女将さんのアピールに心がいかに揺れたかってね……しかも大ぶりのゲソ天の誘惑も尋常ではないよね……。

いやしかし朝イチで芋天にドーナツって、胃のもたれ以上に豚まっしぐら(猫缶ではない)、んもう、んもう!!! と涙をのんで諦めました。

サクサク衣の芋天ちゃんは旨かったよ。
きっとドーナツも大変うまいのだろうよ……。

さて、もちろん食うてばかりの旅ではございません、アポなしで鰹の藁焼き作業場へお邪魔しますと、

ごおおお

気の良い大将が藁焼き体験をさせてくださいました。

東京の大学を出てからUターンされたという大将のところには、メディアの取材も多いそうで、生業づくりから文化の継承、時事的なトピックまで実に素晴らしい教養をお持ちで、かつお話が非常にわかりやすい。

参加者さんのみならず、アテンドしていた職員さんたちも思わずフーム! と頷いてしまう時間でした。

じゅんじゅんへ

さて中土佐町に限ったことではありませんが、高知県の沿岸部への移住や定住を考える際、どうしても避けられない話題があります。
それはずばり、南海トラフ地震。

今回訪れた中土佐町、とりわけ港のある久礼地区の津波の高さは最大で13mと想定されているため、住民と観光客の双方が逃げられる必要だってことで2014年、鉄骨の3階建ての津波避難タワーが作られました。

その名は【純平タワー】。

おしゃんてぃだぜ

この地を舞台にした漫画「土佐の一本釣り」の主人公の名前に由来しているそうで、久礼にもう一つある避難タワー「八千代」もそのヒロインの名だとか……なんやロマンチックやんけ。

で当方、防災に関する知識が幼稚園児以下の人間でありますが、え、避難タワーってこんなにかっこいいの? と正直、驚きました。
なんでもこのあたりが文化的景観重要地区に指定されていることから、景観との調和が重要視されたため、また普段は展望台として開放するなどして、地元や観光客に親しみをもってもらい、緊急時にも円滑に避難できるようにするため……にこんな洒落乙デザインになっているんだと!

さすが防災意識高い、土佐のくに!
てんで本日も高知ことば、ではなく高知の……これから文化になりそうな【純平タワー】は、中土佐町の第1号津波避難タワーです。

ほんじゃーに。

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