2017年2月1日水曜日

【くじくった】らアウト

こんばんは。

猪木ですか、アントニオ。
大学3年生の冬、企業への面接に向かっていた東京駅の構内で、非常に体(と顔)のつくりが大柄な男性が正面から歩いてきました。
「すわ、猪木やんけ」と思わず二度見、至極ナチュラルに巻いていた赤いマフラーを「私生活でもするのか」と驚いた記憶があります。
それ以上に、彼ほどの知名度の人でも普通に街中を一人で歩くのかと思うと妙に親近感がわいたのですが、かといってその後ファンになったわけでもありません。
首都圏に住んでいても、有名人ってそれほど見る機会はないのよね。


ミッション・ワズ?

インポッシブルでした。
何がって?

ミッション前は腹ごしらえ
(別にうどんがマイブームではない)

昨晩繰り出した極秘任務であります。

まあ「極秘」というたち、最近の私が夜に外をうろつく理由にそうバリエーションがあるわけでなし、要は呑むか、

ヒトケあり

釣るかってんで。

超絶寒がりのくせに、こんな時期の夜にわざわざ海の近くまで行き、風に吹かれながら突っ立ってアジを待つなんて、沼にだいぶ足を突っ込みつつありますな。

本日も前回同様、窪川から車に揺られること約二時間、高知の西の果ては大月町・安満地の堤防へ。
仕事終わりに出かけ、9時過ぎに到着です。

用具は安定のレンタル


海面を覗くも、むむ? 先週のようには、エサとなるキビナゴちゃんがバシャバシャいないのう……
ひゅっと竿を振ると、これまでよりかは高確率でまともに飛ばせるようになったことを実感しつつ、しゃくって巻き、張って待ち、の作業を繰り返します。

んがが。

今日は微妙かもしれんなあ、と出発前に師匠がつぶやいた一言がついぞ的中。
確かにエサにはぐいぐいと食いつくのです。

君じゃない

ガシラ(カサゴ)くんばっかり。

いや、確かに唐揚げは美味しいし、大きければ刺身にもできるそうだけど、小ぶりだし何せ狙った獲物ではないわけです。
周囲の釣り人も、食いつかれている人はゼロではないものの非常に少ない様子、私もガシラのキャッチ&リリースフェアを開催するばかり……

0時過ぎまで粘るも、結局アジちゃんはゼロ。 うーーん、しょっぱい!

もっとも、これまで釣れたのもすべてビギナーズラック、これが当たり前ではあるのよね。
少々しょんぼり、それでもやっぱり面白かったなあとニヤニヤしながら帰宅、寝るころにはすでに時刻が3時を過ぎていましたとさ。

ぐるぐる

てなわけで、3時間という私にしては短い睡眠で向かったは、お馴染み大正地域振興局です。

うわ、なんだか久々に定時に出勤したなぁというこの感覚、すでにダメ人間になりつつ……

リーダーじゃないけんど

あるなんて言えません、何せ高校生と向き合うお仕事を任せていただいたのですから!

とは大げさかもしれませんけれど、今月18日(日)に予定している高校生 × 地域イベントは、窪川高校での初めての企画。
ありがたいことに、町内外の多くの方々にご協力いただけそうで、きちんと身のあるものにせねばと些か緊張気味です。
当日はファシリテーターと称するのは恐れ多く、よくて進行係という立場ですが、書籍にヒントを求めつつ、プログラムを詰めていきます。

あたまのなか、ぐるぐる。

そして午後からぐるぐるするは、大正商店街であります。
なんのためって?

例えば、ね

四万十街道ひなまつり」で、竹筒に入れたお雛さまの飾りつけにご協力いただけないか、商店や通りに面した個人のお宅へお伺いに回ります。
郷土資料館や商工会、役場の方と連れ立って各所に趣旨をご説明すると、皆さん快くOKしてくださり嬉しい限り。

ただし、課題も浮き彫りに。
本日もなかなかの木枯らしに震えながら歩いていたのですが、この通りは結構な強さの風が吹き抜けるところでもあるのです。
つまり、紐や針金でくくりつけたり、重石をつけるなどして、飛ばされたり転がっていったりせぬように改良が必要だということ。
特に、通りから見えるところには台となる適当な高さの物がない物件なども多く……

ころりん、となるかしら

そんなこんなで、釣りしかり地域活性化しかり、どの道も一筋縄にはいかないわ、とつくづく思わされる日々。
ですが、すぐに【くじくる】のではなく粘り強くならければなりませんな。

てんで、本日の高知ことば【くじくる】は【文句を言う】【すねる】という意味で使われます。
 例)ゲームに負けたからって、すぐ【くじくり】なや。
これも幡多弁だそうな。

そしてぐるぐるはつづく。

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