2017年2月9日木曜日

【おだって】もいいじゃない

*本日生きた証*
 AM:大正地域振興局にて事務作業
 PM:窪川にて打ち合わせ、イベント用資料収集
  夜:

どもども、たっちーです。

レレレの

おじさんって、「おじさん」って言われているもののバカボンのパパよりは年下に見えるんですが、いかがですか?
確かに毛はないけれど、顔立ちがファンシーだし……と赤塚不二夫の公式サイトを調べてみたら、年齢こそ載っていないものの、彼には「瓜二つの子供が多数存在する」と書かれている。
え、子持ち? しかも子沢山?
えらいこっちゃであり、今度はこの人の本業が何か気になります。

登ってみたくなる山道

本業といえば、どの道においても「身を立ててゆく」、何かで「メシを食っていく」というのは尊敬すべきことだと思うのです。
27年間、コレ!というものも見つけられなければ、一つのことをコツコツとしぶとくやる根性もなく生きてきた人間として、いわゆる「プロ」への憧れは人一倍強いのかもしれません。

こちらの写真(ポストカード)を撮影された、窪川は「写真のたけよし」のご主人もまさにその憧憬の対象となるお方で、職人でも研究者、芸術家でもある。
(本日もしつこく、窪川高校でのイベントの資料とすべく古い街の写真をお借りしに伺っていたわけですな。)

南国なんて誰が言った

ご主人がカメラの道へ入られた経緯から撮影対象となる人々との関係づくり、はたまた量子力学や文学などなど、そのお話を聞き出したら夢中になっていました。

ふと気がついたら、3時間も経過していたことに衝撃(真っ暗な外に出ると、雪が降りしきっていたことでダブルパンチ)。

金魚もびっくら

ここ四万十で、つい時間を忘れて話を聞きたくなってしまう相手としては、(分野は違えど)私が大正の母と慕う須藤鮮魚店の女将も挙げられますが、お二人には「あくなき探究心」を「情熱」と「根性」で「貫徹」してこられたという点も共通しているように感じます。

自分がお二人ぐらいの年齢になった時、果たしてこんな風に人を惹きつけるような話ができるだろうか?

なんて、考えること自体おこがましいのかもしれません。
未だ人に語れることはろくにないし、死ぬまでフラフラと何のプロにもなれぬ可能性も大きいけれど、それもまた人生、努力や我慢も含めてとにかく楽しんでいきたいものです。


地元の誇る

ちなみに「憧れ」といえば、歴史上の人物には、平成の今にして大衆の憧れの的となっている英雄がたくさんいますが、特に幕末の志士は根強い人気を誇っていますね。
四万十町(旧高岡郡・窪川)の生んだその頃のスターといえば、やっぱりこの人、

ダイレクトな名前!

谷干城でありますな。

今回、昔の窪川の写真をご提供いただけるとのことで、「桃太郎」で知られる文本酒造さんへお邪魔したのですが、彼の名を冠したお酒がつくられていたと初めて知りました。
昨年、 チョイ役ながら谷干城ミュージカルに参加させていただいたというのに……考えるまでもなく、「地」の酒と「地」のスターの相性なんて最高じゃないの。
恥ずかしいというか、つくづく勉強不足というか。 いやはや。

地元のお店の広告×方言 も
相性は抜群らしい

そうそう、3月に高知城へ出張するといっていたミュージカルですが、急遽予定が変更となり、次回は4月半ばに道の駅・あぐり窪川での公演となりそうです。
典型的なDAIKON役者も、「観たよ!」と言っていただくとまんまと【おだち】ますので、(何も出ないけど)ご都合の良い方はぜひお越しくださいませ。

てんで、本日の高知ことば【おだつ】は、【煽てや褒め言葉、その場の雰囲気で調子にのる】という意味で使われるそうです。
 例)あいつ、女ができるとすぐ【おだつ】き、ざまに分かりやすい奴やにゃあ。

ほんじゃに。

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