2017年2月25日土曜日

もう【まっと】

*本日生きた証*
 終日:大正駅前にぎわい拠点にて、ひなまつり準備
  夜:贅沢鍋パーチー

四万十コウサク娘

どもども、たっちーです。

うたた寝してますか、宴会。
ここのところ、意識的にというか本能的に(?)、単純に体が欲していなかったのでお酒を辞する日々が続いておりました(薬の都合もありまして)。
ほんで今晩、(私としては)久々に飲んだのですが、びっくりするほど回るのが早く、眠りの小五郎ばりに宴席でこっくりこっくりやってしまいました。
元々強いほうではないけれど、せっかく楽しい話で盛り上がっているのに自分だけ意識が飛んでいたら、ちょっともったいない気がしたり……。

さて、気づけば如月も残すところ、あとわずか。
3月は全国的に雛フェス。

ムツカシイ

ということで、明日の雛飾りイベントに向けた下準備に勤しんでおります。
限られたリソースと時間でいかにすべきか、先輩協力隊員と共にああでもない、こうでもないと頭をひねり、ゴソゴソ手を動かしていると一日はあっちゅう間に過ぎていきます。

うーんうーん

実のところ、ちょっとした行き違いから、思うようにいかない所も多かったのですが、なんとかかんとか間に合わすことができそうです。
ひとまず明日、参加者数は限られたイベントですが、楽しんでいただけるようにと願いを込めて。

解体新SHOW

晩に出かけたは、大正の農家さんのお宅で(ほぼ)定期的に行われるという、うまいもの大会であります。
以前から、「楽しい、美味しい、人があたたかい!」という噂を聞き、念願叶っての初参加。
その時どきの旬の食材を愉しむとのこと、本日のメインは……

ずるうり

アン☆コウ!
丸のままを見るのは初めて、吊るして皮を剥いでいくとのことで、庭先での解体作業に興味津々です。

にしても、グロいって?

確かにその通り。
けれど、「良薬は口に苦し」のようなもので、見た目のドギツイものの方が実は美味、というのはよくあること。
だって冷静に考えたら、牡蠣にウニ、ウナギなんて、「旨い!」という情報を事前に仕入れていなければ、目の前に転がっていても進んで食べたくなるようなものではないでしょう。

でででん

人類で一番初めに口に入れた人を尊敬するというか、どれほど飢えていたのか……あるいは罰ゲームとか、チャレンジメニュー的な感じで嫌々口にしたら「……旨くね?」と気づかれたのではないか。

なんて勝手なことを想像している間に、鋭い牙と目玉はどこへやら、あん肝が溶かれたお鍋ができあがっておりました。
まずはお汁をひとくち。

いただきマンモス
(の●ピーは元気?)

ふぬぁ、 、、、、うみゃあ。
体に染みます。

これぞコラーゲンのカタマリとばかりに、皮と身はプリプリ。
冬が旬のこの高級深海魚も間も無く終了ということで、食べさせていただき有難や、ありがたや。

その他、今朝釣れたばかりのグレの刺身、初めて耳にした「のらぼう菜」(アブラナの一種)のごま和え、具沢山五目豆、大根や白菜の自家製漬物、ジャコの佃煮、無手無冠の地酒などなど、参加者から持ち寄られた旨いもんがずらりとテーブルに並び、そりゃあお箸も止まりません。

赤い宝石

デザートは、とれだちのイチゴ、さちのかちゃん。
あんこう君とは対照的に、真っ赤でキラキラと光る小さな粒はいかにも美味しそう。
そして実際に、美味しいいいいいいいいいい。

ほのかな酸味が、甘さをむしろ際立たせる感じでしょうか。
そのままで食べるのはもちろん、スプーンでつぶし、牛乳にちびっと砂糖を入れて作るいちごミルクが……ああ、至福。

お腹はすでにパンパンなのだけれど、どっさり器に盛られて食べ放題状態だと、【まっと】、【まっと】……と際限なく手を伸ばしてしまいます(時折、寝落ちながら)。

てんで、本日の高知ことば【まっと】は【もう少し】【たくさん】の意味で使われます。
 例)こがぁこまいグラスじゃ飲んだ気がしないけん、【まっと】大きいの出してや。
幡多弁だそうですが、東北や北関東でも【もっと】の訛りか、同様の意味で使われるようですね。

ほんじゃーに。 あぁ、幸せ。

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