2017年2月10日金曜日

【けつまげ】んといてや

*本日生きた証*
 AM:大正地域振興局にてイベント用資料準備
 PM:大正駅前にぎわい拠点に待機
 夜  :食べ損なった満州軒のホルモンを夢に見る


安全第一(言い慣れない)

どもども、たっちーです。
アーノルドですか、シュワルツネッガー。
最近、冒頭の問いかけの無意味さに拍車がかかったというか、いよいよどうでも良い感が滲みています。
いやぁこれでもすごく考えて……いる、かもしれないような気がしたりしなかったり。

そういうわけで(どういうわけか)、ある朝、グレーゴル・ザムザがなにか気がかりな夢から目をさますと、自分が寝床の中で一匹の巨大な虫に変っているのを発見した一方で、今朝私が発見したのはここ四万十が南国・土佐ではないということである。
( カフカ著・高橋義孝訳『変身』新潮文庫)

このあたりの朝晩の気温が、限りなく横須賀に近い横浜にある実家周辺よりも遥かに低い点については、度々被害報告をしてきたと思う。
それは確かに、移住前の下調べと覚悟が十分でなかったが故として、飲み込んでも良い。

かといって。

ずーーーーーん

カーテンを開けた瞬間に目に入る光景として、これは納得のゆくものではなかろう。
もっとも寒さはともかく、雪は嫌いではなく、一昨年は好んで雪国で年末を迎えたこともある。

しかし、それはあくまで旅の演出としてであって、ここに「仕事」と「運転」が加わると話は別である。

はっはっはっ

HEY, HEY, HEY! 
うちくの愛車くん、どこぞの舞台女優よりも厚すぎるろ、雪化粧が。

午前中は、窪川高校でのイベント に向けた取材のため東又の方へ向かい、午後からにぎわい拠点勤務で大正だったけれど、いくらスタッドレスをはいていてもよう運転せん。
てんで急遽予定を変更し、朝から窪川在住の職員さんに大正まで積んでいっていただくことに。
(ちなみに、荷物だけでなく人を「車に乗せる」ことを「積む」というのは方言だと思います、私ももう日常的に使いますけれど。)

取材が取りやめになったのは残念だけど、下手に自力で動いて一大事を起こすわけにはいかんというわけで。
なお窪川〜大正までのROUTE381に設置された2箇所の温度計、行きは-1℃と-2℃、帰り(5時半ごろ)は道路の雪はほとんど溶けているものの0℃と1℃って、そら冷えるはずだわ。


NO MOFU, NO LIFE

ところで窪川高校でのイベントでは、窪川の地図や昔の写真を見ながらかつての街並みや人々の暮らしに思いや想像を巡らせてもらうことを企画中。
そこで午前中は、各所からご提供いただいた古い写真をひたすらコピーしたり、データとして取り込んでいたのですが、改めてフィルムの写真というのは良いものですね。

モノクロやセピアの味わいは言うまでもなく、時と共に色あせたカラー写真もまた乙。
また、当時の文化や流行が感じられる看板に車、服装やおもちゃ、今よりも手の加えられていない自然の風景も記録として素晴らしいのですが、私はやはり「生き物」としての命の一瞬が切り取られている写真に強く心を動かされます。

「ヒト」という生物はひとまず置いておくとして、動物は大小問わず愛して止まないたち、最近借りて夢中になっている漫画からもお察しです。

ありがたくレンタル

小さい頃、病院の待合室かどこかで飛び飛びに読んで以来なので、内容はほとんど覚えていませんでしたが、人物・動物共に描写が巧み。
作者の愛が溢れています。

学生時代、数学でつまづいた時に諦めなければ、一度も会うことのできなかった祖父と同じ医療の道に進んでいたかもしれないのになぁ……と未練タラタラ、学士編入できる獣医学部なんか調べちゃったり、我ながら影響されやすい奴です。

午後も降りフリ

嗚呼。
こんな冷える夜、彼氏と旦那はまあ構わないので、モフモフした温かい子を……誰か定期的に供給してくれんろうか……誰か……

オープンしよう

さて、こうして見切り発車で書き始めた日には(いつもかもしれんけど)、どのように締めくくれば良いのか分からなくなることもしばしば(いつもかもry)。

しかし、「ブログを書く」というけれど、平成生まれが疑われるようなアナログ人間としては、今のこの作業はやはり「打つ」でしかないように感じるのです。
写真同様、PCやスマホを使ってデジタルで残す作業は早く、消したり直すのも容易だし、かさばらないしで、便利なのは確か。

今日の画像は雪フェア

それでもどうしても、鉛筆やペンを手に持って紙へ滑らせ、美しくなくても自分の文字を残す行為としての「書く」ことに敵わない何かがある気がしませんか。

画一的にプリントされた年賀状でも、一言手書きの文字が添えてあるだけで印象がぐっと変わるように、手紙はやはり手書きが良い。

ということで本日は一枚ハガキをこしらえたので、明日の朝、凍結した路上で【けつまぐ】ことなく投函できるようにしようと思います。

てんで、本日の高知ことば【けつまぐ】は【つまづく】【ひっかけて転ぶ】という意味で使われます。
 例)今朝は雪で歩道と車道の境目が見えんかったき、段差で【けつまぎ】よった……痛い。

ほんじゃに。

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