2017年2月5日日曜日

*ブログ メイソウ チュウ*

*本日のことば*

カイ-ソウ【海藻】
薄毛 の民にとってある種の義務感を持って摂取される食品のこと。
昆布、テングサ、カツオの妹などがよく知られる。


名僧、瞑想する

どうもです。たっちーです。
「自分で書いた記事に、自分が早くも飽きた!」と叫んでから約1日が経ちました。
そう言ったはいいけれど、具体的にどうしようというプランもないのですから、まいっちんぐマチ子。読んだことないけど。
しかも、せっかくの休みをまたしても「ズツウが!」と8割方寝て過ごしてしまったものだから、ほとんどネタがない危機的状況です。


かろうじてやった事を綴ろうのコーナー

というわけで、書けることが限られている本日は、とりあえず読んだ本について。

装丁はキレイ

ブログに載せるのはためらわれるような題名なのですが、取り上げるならばあえて書きたい、「夫のちんぽが入らない」。
元となるエッセイが発表された同人誌が異例の人気を博し、本年1月に書籍化されたノンフィクションです。

結婚して20年になる夫といわゆる"夫婦関係"を結べない著者が、血まみれになりながら自己と向き合ってきた軌跡を、ユーモアと小気味好い筆致で綴られています。
エッセイや随筆は好きなジャンルですが、読む作家は大抵決まっていて、「話題作」に手をつけることはありません。
が、岸本佐知子氏や松尾スズキ氏といった自分の好きな人たちがイチオシしていたことから、たまにはいいかとポチったもの。

脈絡ないけれど、昨日到着の
おふくろ便

Amazonのレビューを見れば分かるのですが、「夫と"だけ"正常の性交ができない」という状況への筆者夫婦の対応そのものについては、批判する人も多いかもしれません。
また、文章表現こそテンポが良く、思わず吹き出してしまうような洒落も盛り込まれているのですが、描かれるのは暗澹たる内容といって良い。
けれど、そこには一貫して突き抜けた明るさ、救いのようなものを感じる人も少なくないようで、私自身もその 一部です。

「普通」に生きて、「普通」に人と交わりたかっただけなのに、「普通」になれない、という感覚 。
けれど、「普通」とは絶対的・固定的なものではなく、相対的なものであって、誰しもが必ず「普通じゃない」部分を持っているのではないか。
そういった意味では、特別に変わった経験や性癖を持っている人でなくとも、この作品や筆者に共感できる可能性はあるわけです。

まあ、私はそこそこに変わり者みたいなので、まんまとヒットしましたが。

寒くて外に出るのが億劫な冬、ちょいと読書などいかがでしょう。
そう書いていたら、えらく香ばしい匂いが漂ってきて、どこかで餃子でも焼いてるのかしらん。
なんて思っていたら、明日の朝用にとカブを煮ていたのを100%忘却、人生で初めて盛大に鍋を焦がしていたことを知りました。

てんで、方向性を模索中の本日は高知ことばは取り上げません。
ほんじゃーに(久しぶり)。

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