2017年9月17日日曜日

【ぬべよう】か

*本日、生きた証*
  終日:死んだようなもの

どもども、たっちーです。

GARDEN

日本風ですか、庭園。
美術に造詣が深い方とはいえませんが、昔から印象派、とりわけ「睡蓮」で知られるクロード・モネが好きです。
浮世絵に強い影響を受けた彼は、パリ郊外にある自宅の庭園に日本風のアーチ型の橋を造り、袂には竹やぶを植えています。
西洋を代表する画家に日本の影響が見て取れる、なんて何だか嬉しくなりますなぁ。

庭園といえば。

全国の地方自治体で移住・定住に携わる人にとって、東京の「ガーデン」とはここを指します(たぶん)。

情報いっぱい

正式名称「移住・交流情報ガーデン」は、JOINこと一般社団法人移住・交流促進機構が総務省から委託を受けて運営している施設で、全国の自治体の移住関連情報や相談、自治体への紹介の窓口となっています。
地域おこし協力隊のサポートデスクも設置されており、別名は協力隊の「駆け込み寺」。

東京駅から徒歩4分の好立地、月曜休館ですが平日は21時まで、土日祝も18時までオープンしているので、田舎暮らしにちょっと興味のある方はお仕事帰りに立ち寄れますよ。

こっちが身近だった
昨日の東京出張で、奥四万十5市町のみなさんと視察に訪れたのでご紹介でした。

ホテルから視察先へ移動中、隅田川をテクテクと渡ったのですけれど。
約2年前は大学院生で、学外講座のアシスタントで隅田川来てたよなぁ、なのに今は四万十川の近くで仕事かぁ、と何とも不思議な気分になりました。
くどいけれど、人生何があるか分からんものですよ。

お見舞い

四万十川といえば。

日本列島を縦断中の台風18号、九州に上陸したのちに高知県を直撃いたしまして、ここ四万十川も氾濫危険水位を超えました。

濁々

昼前からバケツをひっくり返したような量が降り続け、我が家の 前の坂道も泥水がビャーっと流れていきました。
幸いにも今日は諸々の予定がキャンセルになり終日ひきこもり、しかもズツーが痛かったのでひたすら寝ていましたが、午後は雨と風の音がひどく中々寝付けず(寝てる場合かという話ではある)。

特に窪川を流れる支流・吉見川がかなり危ないレベルになり、街中の地区には避難勧告、3年前の浸水被害を知る人はハラハラしたようですが、夜になると共に雨は落ち着きました。

ゴボゴボボ

家から一歩も出ずとも、時間雨量83ミリの凄さを実感できるものですねえ。

屋根から落ちた水が手すりに跳ねて込むベランダは、排水が追いつかずにゴボゴボと噴水状態でありました。

時折、これは土砂崩れとか大丈夫なん、とさすがの私も不安になるようなゴォオオオンと大きな音がしたりして、高齢でひとり暮らしをされている方は心細い思いをされたことでしょう。

あぶなし

同じ四国でも松山は浸水、九州でも大きな被害が出ていますし、これから東・北日本での動きが心配ですが、皆さんどうぞご無事で。

ちなみに今週末は町内のいくつかの学校で運動会を予定していましたが(広島ではカープ戦も)、自然の力には敵わない、やむなく【ぬべた】ようですね。

てんで、本日の高知ことば【ぬべる】は【延ばす】という意味で使われる土佐弁です。
 例)連休初日は混むけん、出発を【ぬべよう】か。

ほんじゃぁに。

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